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病気(治る)が退屈でなくなる怖さ
最近、インフルエンザにかかり、高熱だったのですが、
スマホを好きに見ようと決めて、
ぼやーっと、見ていたら治りかけてました。
頭も使わないし、本のように重くないし、疲れたら聞くだけのコンテンツにすればいいし。
でも、この3日なにを見たか、ほぼ覚えてません。
なんか、浦島太郎のようで、
このままリアルの世界に復帰したくない気持ちです。
一応テレワークもしてたのですが、通常営業じゃないし、
周りにごちゃごちゃ言われないで済む。
しかし、先延ばしにしてるだけで、
どんどんクビは締まってきている。
食欲もないので、食べることにも捕われず、ひたすらのんびりできる。
しかし体力の衰えがやばくて、なぜかあちこち痙攣している。
症状真っ最中の頭痛い時でも、
退屈じゃない分気にならなかったのはスマホのおかげだなー、
仕事にむやみな不安は無かった分、テレワークに救われたなー、
トータル楽に乗り切れたなー、
と思うと同時に、
今現時点のメンタルは、
なかなか憂鬱で、非常によろしくないという感覚はあります。
正直ずっと(治る)病気でいたい。
病気は楽に乗り切れたけど、仕事に乗り移る為のエネルギーが、
心身ともに蓄積されてない!
正直動きたくない!
これまで、"退屈"や"不安"が、
感染症に関しては、
私の薬だったのでは、と思えました。
子育てやら仕事やらに追われ、
・しんどくても気合いですぐ治す
・週に30分で良いから自分の時間が欲しい
とか思っていた頃の自分に怒られそうですが、多分やっぱりコロナ前とは時代が違うんですよね。
私コロナでも自宅待機しそこねた組だし、近年全然感染症にかかってなかったから、やっと自覚したかもです。
個人の責任において、家族や仕事を完全に背負う、
そして自分の世界はそれしか無いという前提、
そういうのを背景にできていた無理は、
Webとか価値観の変化により、
揺らいでたんですね。
なにが替わりになり得るんですかね。
無理はたたるのであまりしない方が良いとは思うし、
ヤバいときはスマホ見るのも苦痛な感覚も分かるので、
スマホ見て楽しいうちが華だとは思います。
でも、フニャッとなった気持ちを何とか戻すには、
なにかの強い思い込みは、
ある程度必要かなあ、と思うのです。