ひと晩中 目を閉じながら
こころの目を開けて
ずっと過ぎた日を見つめていた
ふっと吐く息がかそけくて
緩みそうになったこころ
朝が来て
その明るさが眩くてやさしくて
過ぎた日が微笑んだ
おはよ
やわらかだね
明るいね
あなたのあの日も
見ていたよ
懸命に走って
つんのめりながら
走ってた
あなたを
見ていたよ
どこまでもついてきてくれた
あの日の月
いつまでもそのつぶやきを聴いてくれた
あの夜空
そして
おはよと
微笑んでくれた朝の陽のひかり
みんなあなたのもの
そのこころのまんなかにある
わたし 知ってるよ
歩いてきた道は
あなたの勲章だということ
