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私の美学〜贈り物〜


人に物を贈る事、私は好きです。

誕生日はもちろん、事あるごとに何かを贈る。
贈りたいのだ。
恐縮こそすれ、嬉しくない事は無いと思っての事。
もしかしたら他人によっては、迷惑かもしれないと思いつつも、喜んでもらえたらと。

昭和に生まれた私は、お隣さんとの付き合いとかもあった時代で、醤油の貸し借りまではなかったものの、
「たくさん作ったのでよかったら、食べて下さい」
とか
「頂きものですが、おすそ分けで」
なんて、持って行ったものです。

そして器を返す時には、洗って返すのは当たり前ですが、何かしら入れて返したものです。
「ごちそうさまでした、お礼と言ってはなんですが」的な…
これは、誰かに教えられた訳でもなく、自然に覚えたというか、『貰ったら返す』『ありがとうを形にする』という思いが備わっていたんでしょうね。
それが礼儀だとも思っています。

これまで、社員、パート、アルバイトと色々働いて来ましたが、辞める時には必ず、何かしらお世話になったお礼をしてきました。
それが常識だと思ってきましたから。

でも、それもなしに辞めていく人もいます。
その人をとやかく言うつもりもないのですが…

今日一人、会社を辞めていく若い子(まだ務めて2週間試用期間中〜の)が、辞めていくにあたって、お世話になりましたとお菓子を買って渡してくれたのです。
まだ19歳ですが、キチンとしてますね、関心しました。

スニーカーがあまににもボロボロだっので、お別れに買って渡しました(親心)
まだまだこれからの人生長いでしょうし、そのうちのたった2週間だけの関わりではあったけれど、彼の人生に何かしらのスパイスを与えられたかなと思いつつ、将来を応援したいと思います。

そして、短期間でそう思わせてくれた彼は、私達にも何かしらのスパイスを与えてくれたのだと感謝しています。

ありがとう(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾ᵖᵉᵏᵒ

素敵な贈り物を頂いたと思います。


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