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17,地中深くに輝くかつての栄光

何かに、迷った。
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シリーズもの17曲目です。
前回投稿した"豊かな恵みの沈む場所"のアレンジになっております。
落ち着いた雰囲気を出しつつ、コロコロ表情を変えていく曲です。
古い機械が淡々と作業のように挑んでくる戦闘シーンを想像して作りました。
以下この曲の物語。
「湖の中を覗いたら、その奥深くに何かが見えた気がした。
それは湖底深くで鈍く輝く大きな塊。
それが何か知りたくて、もっとはっきり見てみたくて、身を乗り出した。
手が、滑った。
体は湖の中へ…。
月明りが乱反射する湖の中で、それの正体をはっきり見た。
それは湖の底を埋め尽くす大きな機械だった。
所々にある格子状の穴から泡が溢れ、可動部であるであろう括れた金属部分が緩やかに動く。
私の真下にある光を発する丸い硝子戸が、まるで私を見つめる目のように感じた。
いや、あれは目なのだろう…瞳孔の中で白く燃える光が確かに私を捉えていた。」

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