本を読む前に初めて予想しました
脱炭素という注目の本をまえがきと目次だけで本の内容を予想してみました
「2025年「脱炭素」のリアルチャンス」 江田 健二さんの本の感想文でありません。目次とまえがきだけで本の内容を大胆に予想しました。初めての試みです。自分の知識の浅いレベルで記述したので、見識の相違や不備があると思います。正直なところ、予想なので内容も面白くないです。
でも、読む前に予想すると脳みそをフル回転するいい訓練になりました。
おススメです。
1章 風を感じる
ブームとトレンドを見極めろ
リーマンショック前からカーボンオフセットがヨーロッパを中心に取引が、盛んで世界中がその流れに乗る見込みであると。 しかし、金融危機の後遺症は、日本でも数年あり、大変なときであった。企業は、カーボンオフセットの取引が、一過性のものでもあり、必要ないと取引が少なくなった。
今回の、脱炭素の流れは本物であり地球温暖化の原因の一つでもあるといわれている。世界中の人々が、事の重大さに気づき、若者までも立ち上がって取り組みだした。
世界のお金の流れをつかめ!
脱炭素の流れから、欧米を中心にカーボンオフセットの取引が進みだしている。中国でも、ビジネスチャンスになるかもしれないと思い株と同じように取引をしていくだろう。
ただ、金融の中心は米国であり、一歩も2歩も先をみてやっている。 日本は、遅れているような印象かもしれない。取引自体の実効性も疑われているところもあるかもしれない。
脱炭素と世界の富豪たち
欧米と中東、中国のの大富豪は、ビジネス(お金持ち)になることに関しては、情報を競い合って取り合っている。特に中東は将来のオイルマネーからの脱却をはかっているのでは。
世界中が脱炭素のビジネスをする前から、テスラなどの株をたくさん買ってお金儲けに励んでいたのではないか。
脱炭素と私たちの大切なお金
脱炭素は、すべての人々に商品や製品にコストアップにつながっている。消費者目線からしたら仕方がないかもしれない。日本では、ゼロ金利政策の影響で、将来は銀行が小さくなるかもしれない。暗号資産は、将来は面白いかもしれないが、3年後はわからない。
脱炭素とお金とのつながりは、ますます大きくなって価格に反映されていくことになるだろう。
個人でも、金融資産を大きくしていく人が増える。
また、お金持ちとそうでない人の差が広がっていくので、節約志向が強くなりそれがトレンドになっていくのではないか。よく言えば、ものを大切に使う人々や、最小限の生活をすることで、地球温暖化を防ぐようになっていく。
2章 風の方向は
日本にとって向かい風?
急激な「脱炭素」社会は、日本ではチャンスになる企業と、ダメージを受ける企業、変わらない企業に分かれていくのでは。特に、電気を大量に使う企業 (アルミ、チタン産業)は海外の電気の安い国に生産するようになりダメージを最小限にもってくるかもしれない。
伸びる企業としては、食品関係 肉(代替肉等)の技術が、海外で認めらる。牛のゲップがCO2の発生にもつながっているので飼育農家は減っていくかもしれない。
日本は向かい風であるが、最先端ビジネスが盛り返すのではないだろうか。
それと意外に伝統的な企業の分社化からビジネスモデルの縮小という経営統合が進むかもしれない。
日本の屋台骨である自動車産業はどうなる?
EV化の対応が遅れていた大手メーカーのシリーズ化が現在進んでいるので、他のメーカもぞくぞく新車を投入していくので問題はないかもしれない。
ただし、リチウム電池、固体電池その他の電池等優位になるか、わからない。
EV 低価格路線も新興国向けで、需要があり中国、インドなどが攻勢を強めるのでは。
今後、内燃機関を作ってきた部品メーカ、や
アセンブリメーカは縮小されるが、日本で需要があるかぎり存続するのではないだろうか。
また、日本の部品メーカは裾野が広いが、
3章 風を理解する
欧米中による21世紀の覇権争い
中国が一位をねらってくるかもしれないが、共産党の政策が、部分的な資本主義から、後退しつつある。台湾を併合する行動も予想されるので、米国のでかたしだいでは。
中国の将来は、内紛をかかえているので、共産党一党支配がいつか終わる。
米国は中国との覇権争いでも、1位の座は確保していくと思う。
共和党と民主党との分断もトランプ前大統領の支持基盤が弱くなくなっていく。
ビジネスでは、金融、航空、宇宙、ハイテク、医療、エネルギー(核融合炉)の主導権は握っていくのでは。
ヨーロッパは、環境ビジネス、半導体等、自動車、再生エネルギーが盛ん。
そもそも温暖化は何が問題なのか
端的にいうと、温室効果ガス(二酸化炭素、メタン)等の排出量の影響で地球の気温上昇の問題から、異常気象、干ばつがクローズアップされている。
それに伴って、内紛や、戦争など引き起こしたり、食料問題など複雑に関連している。
気候変動と脱炭素が生み出す対立
地球温暖化を引き起こしたのは、先進国が18世紀から発展してさらに石油を使った。発展途上国は関係ないという構図である。
しかし、発展途上国の中に中国もまだ含まれていて、中国は世界第一位の二酸化炭素排出量を野放しの状態でもある。(石炭火力発電)
中国では、太陽光、原子炉等の発電所が随時稼働して汚名挽回をはかり、自動車はEV化の導入促進などやっている。
世界の工場といわれた中国工場は、脱炭素をするため、技術を導入して進行中でありつつある。
脱炭素の技術をもっている先進国は現在優位だが、発展途上国側が、削減量が大きくなるので、いずれ逆転するかもしれない。
4章 風に乗る
向かい風を追い風に変える思考法、行動法
世界が、日本の活躍できる分野と考える。
様々な技術、省エネを使い日本の実績を積み上げ、信頼を築いていく。
思考法、行動法
1.日本の強み=改善
2.逆転的な発想、真逆を考える
3.現場主義(工場、生産設備の不具合点をよくする
日本にとっての勝ち筋は?
日本にとっては、向かい風であり、追い風にするには、発展途上国と連携して日本の最先端技術を惜しみなく投入し、自国のデータとして経過を観察。それがノウハウとなり日本へフィードバックする。
日本の活躍できる国内は限られているので、世界の舞台こそ日本のステージと考えればいいので
は。
まず、モータの省エネ技術は世界でもトップクラスである。(インバータを含めて)
インフラでもある鉄道分野のシステム、省エネ技術もトップクラスではないだろうか。
地熱発電技術も優れていて、日本の場合、法律がネックになっている。
日本の強みは、自動車だけでなく、ロボット、スパコンやパワー半導体、製造装置等あるので、その技術は世界のトップとひけをとらない。
そこを伸ばしていけば、いいのではないだろうか。
今こそ!産官学連携を!
企業、行政、大学の連携を深めるためには、行政(政府)のリーダシップが必要である。
これからは、企業と大学の双方が行政に働きかけ補助金をもらって成果をあげるスタイルがいいかもしれない。
企業、大学の研究室がテーマを共有して今でもやっていると思うが、ビジネスに特化した事も考えていいのでは。(ベンチャービジネス)
それを企業が育てるとかしたらどうか。
資金面では、行政の力をかりる。
ビジネスノウハウ、アドバイスを企業から働きかける
5章 風に乗り、羽ばたく
脱炭素時代の企業経営
気候変動がきっかけでもあり、地球規模のことを考えて行動していかなければならないと思う。
そのためには、電力、ガス、石油等の工場、事務所の省エネにつながることを地道に積み上げる。
生産設備の老朽化した箇所は、最新の設備に置き替える。
生産ラインは、将来の生産量を確保しながら、最適化をはかる。
技術レベルをあげるためには、省エネ設備を導入したりして、使いながら学び、セミナー等に参加する。
社員を巻き込む秘訣
意識改革が必要で、たとえば、車通勤から可能であれば、電車通勤に置き換えるとか。
残業も必要であるが、今一度見直し、極力やらないようにするために、何がネックとなっているか分析してみて、最小限にしたらどうか。
ただし、急な対応も必要であり、判断が難しい。
ステークホルダーを巻き込む秘訣
クライアントの要望もあり難しいかもしれないが、例えば設計では、標準品対応を主にしたりして海外(ヨーロッパ)のビジネスモデルを参考にしたらどうか。
最後までつまらない予想文にお付き合いいただきありがとうございます。
この予想をやったことで、作家の執筆活動のたいへんなことがよくわかりました。自分は作家には向いていないこともわかりました。作家には憧れます。
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