福島原発事故裁判について

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原発事故、最高裁は国の責任を認めない判決を下したことを、東京に住んでいる皆さんはどう思いますか。

福島に原発が何故、建設されたかといえば東京の電力をまかなうことが目的です。
原発は事故が起きたら放射能の危険性があり、需要先の近くに建設すると取り返しのつかないことになるからです。想定外の原発事故が起きて何年になりますか。

今回、最高裁の判決では、国の責任を認めない判断です。
一般人の多くは、国にも責任があると、思っているはずではないでしょうか。
巨大津波の襲来、想定外だけで済ませられる問題でいいはずではないと思いませんか？　東電だけが責任を負うことだけでいいのでしょうか。

今も福島県民の多くの方が避難されています。人生をめちゃくちゃにされ、それでいいのでしょうか。
とても納得のいかない判決です。
少なくとも、関東にお住まいの住民は電気の恩恵を受けていると思います。
また、企業の多くは、東京に本社を構え、日本の発展は原発に依存していたと思うのです。
日本の原子力政策が甘かったと私は考えます。
政治家の多くの方は、夏の参議院選挙では多分、風化しているので福島原発事故のことを取り上げないかもしれません。

今も、復興に向け取り組みをされていますが、原発事故の補償は日本全国で負担すべきであると思いませんか。裁判の費用もかかっています。
判決が覆ることを願わずにはいられません。