農家は価格を自分で決めなくても良い生産業

農家の実情:農協出荷と価格の仕組み

大多数の営農されている農家さんは農協が主な出荷先になると思います。
まあ色々と言われはしますが、農協ほどの大量に毎日買い取ってくれるところは田舎になればなるほどありません。
この流通経路では出荷場所にある程度の規格品に沿ったトマトを出せば後は勝手に清算してくれて大体1週間くらいで農協の通帳に入ってきます。
価格は市場と(または「が」?)決めているようです。だから農家としては価格を考える必要が無いのです。
先日の米高騰の記事で「農家は価格を決められない」というようなことを書きましたが、農家は決める必要がないんですね。

一般的な価格決定プロセス

1. 原価を基準に価格を設定する方法
2. 需要を基準に価格を設定する方法
3. 競合状況を基準に価格を設定する方法

上のリンクから

上のリンク記事にあるように価格を決定するために色々な方法があります。
農協出荷での価格の決定プロセスは市場側からすると2か3なんだと思います。しかし農家側からするとどれにも当てはまりません。だって決定権は何もないですから。安いから売らない返品してなんて言えないですから。

自分で価格を決める難しさ

だからお米にしろ、トマトにしろ自分で売る場合の価格決定の材料が他の人の農産物の価格になっていると思います。
あそこが1000円だったからうちも1000円でという感じです。
それが良いとか悪いとかいうわけではないですけど。

無人販売所での販売価格を考える

今回の記事を書くきっかけは無人販売所のトマトの金額をどうするのか悩んでいるからです。
また記事にしていきます。


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