病院に行くが、正確な診断はされなかった。
2017年の10月半ば、
腹痛が強くなってから1ヶ月以上たった頃、
母はやっと病院に行きました。
行き先はすい嚢腫を「問題なし」と判断した
例のかかりつけの病院でした。
診断は「お腹が痛いんですね? 胃腸の疲れでしょうね!
薬を飲んで様子を見ましょう。」で終わりました
出された薬はただの胃腸薬で、膵臓とは全く
無関係のものだったので効くはずはありませんでした。
痛みは緩和されないまま、薬を飲んで様子を見るということで
貴重な時間が過ぎていきました。
そしてある日、母は友達と泊まりでお肉を食べに行ったのですが
その夜非常に激しい痛みに襲われたそうです。
これまで経験したことのない痛みでパニックになりかけたのですが、
幸い友達が持っていた「ブスコパン」という胃腸の緊張を和らげる
薬が効いて、その時はことなきを得ました。
なぜこの薬が効いたのかはよくわかりませんが、市販の薬が病院の
薬よりよほど役に立ったようです。
この後、癌が発覚し本格的な治療が始まるまで
しばらくの間ブスコパンでしのいでいました。