バサラオ、忘備録
バサラオ、無事の大千穐楽、おめでとうございます。
色々な方の、SNSの投稿を見ていると、いかに自分が見ていなかったと思い知らされます。皆さんすごい。このままだと、更にどんどん忘れていきそうで悲しい、しかし、ネタバレと言う物があり、千秋楽までは余り色々語らないほうがいいらしい。でも、今ならいいだろう。吐き出せなかった想いを箇条書き、順不同で書き連ねるだけの記事です。
観たのは、8月の明治座、9月のライブビューイング夜の部。大千穐楽の配信。投稿は、大千穐楽後にします。
◯中村倫也さんの歌は、誰もが褒める、進化している、美しい、どんな言葉も追いつかない。
◯大詰め、2人のやりとりは圧巻。狂気をはらむカイリは、とても見たかったものの一つ。
◯やはり、斗真さんのカリスマ性は、見る度に強く感じられるようになってゆく。階段から乗り出して決めるたびに、心臓を掴まれる。
◯スピーカーの前でも、割と真ん中でも気持ちの良いロックの音を維持する新感線のすごさ、効果音の細やかさ、抜刀の音だって、動作に合わせて出しているはず。カイリが気付け薬を撒くときも、ステージ上の位置に合わせて、音の定位が変わって行くように聴こえた気がする。セリフを挟む歌の尺が、ピッタリ合っておお!と思う。稽古の賜物?技があるの?といつも思う。
◯アキノが生首を持って走り抜ける時、思わずその断面を凝視する自分がいる。
◯メタルさんが走りぬける時は、足音が違う。
◯ナガスケが走り抜けるときに、カビ臭い!と叫んでいるのが、聞こえた。
◯右近さんの歌声すてき、たくさん聴けて嬉しかった。
◯粟根さんの殺陣や、川原さんのダンスも見れた。
◯陰之矢に扮するアクションの皆さんの身体能力が凄くて、ほれぼれした、ステージから飛び出して来そうだった。
◯話題のカイリ様の白眼は、確認できなかった、円盤にいれてくれ。
◯カイリ様とマストキのわちやわちやは、ライトも当たるし、堪能できた。
◯出演者の皆さん、楽屋で常に着替えているよね、ヒュウガとカイリもだよね。
◯カイリは、探す手間が省けたと言っていた、初めからヒュウガに、会うつもりだった。
◯しまいに、カイリとヒュウガはミカドを「おまえ」呼ばわりする。殺したてまつる、と言った方がぞっとするような気がするけど、そんなことは作る側は、百も承知でここで一線を踏み越えて、程なく滅びる2人なのかもしれない。
◯幕前での、庶民の喧嘩沙汰は、ヒュウガの支配は決して成功しているわけではない、滅びを暗示しているのかな。
◯生きさらばえる、と言うの大変だよね、カイリあんなに切羽詰まっていたのに、きれいに喋るなー
そうか、さらばえるかーといつもここで余計なことを考える自分。
◯アキノは、カイリに、ヒュウガの次に殺してあげると言い、カイリはそれでいいと答える
それが、実現したともしてないとも、言える。
◯劇場の席は、有り難く前が多かったのだけど、角度のせいで最後にカイリがどんな表情をしていたか、見ることができなかった。または、見逃した、知りたい。
楽しい夏をを過ごした、ありがとう。