【お家で作れるスロベニア風料理】国際結婚のあれこれ⑤
私たちは、私・日本人のきなこと、夫・スロベニア人のパンちゃんの国際結婚夫婦です。
普段は、日本の家庭料理を食べていることが多い我が家ですが、週末は、スロベニア(風)料理を作ることもあります。
今回は、「日本でも作れるスロベニア(風)料理」をご紹介します!
【①Goveja juha(ゴベヤ・ユハ=牛肉スープ)】
Goveja juhaは、パスタ入り牛肉スープです。スロベニアの伝統的なスープです。
夫の実家では、毎週日曜日のお昼ご飯に、このスープが出てきます。
義母は朝の9時からスープの準備をはじめ、骨付きの牛肉やパセリの根っこなどのを2~3時間くらいじっくり煮込んで作ります。
じっくり煮込んだスープは最高です!!
しかし、日本では骨付き牛肉は手に入りにくいし、何より2~3時間も煮込むのは大変・・・。
ということで我が家では、ダシダを使ってGoveja juhaもどきを作っています。
【材料(2~3人前)】
・人参 1本
・水 500ml
・ダシダ 小さじ2
・バター 3~5g
・マジックソルト 適量
・こしょう 適量
・パセリ 適量
・そうめん 2束(100g) ※スロベニアではスープ用のパスタが売っています。
【作り方】
①人参を5センチくらいの棒状に切ります。
②人参は火が通りやすいように、電子レンジで600wで1分半加熱します。
③鍋に水500mlを入れ、火にかけます。
④沸騰したら、人参、ダシダ、バター、こしょう、パセリ、マジックソルトを加えます。(味見をしながら、量を調節してください。)
⑤人参が柔らかくなったら、OKです。
⑥そうめんを4等分におります。
⑦そうめんを表記時間通りにゆでます。
⑧湯を切り、スープと合わせれば完成です!
【②Pražen krompir(プラジェン・クロンピール=玉ねぎ入りこふき芋)】
Pražen krompirはスロベニアのこふき芋です。
肉料理と一緒に食べることが多いです。
【材料(2~3人分)】
・じゃがいも 中3個
・玉ねぎ 半分
・塩 適量
・バター 適量
(※スロベニアでは、豚肉の油かす(?)のようなものを混ぜますが、日本にはないので、省略します。)
【作り方】
①玉ねぎをみじん切りにします。
②玉ねぎをバターで炒め、茶色くなったら別の容器に取り出しておきます。
③じゃがいもを適当な大きさに切ります。
④鍋に水と塩を入れ、じゃがいもを茹でます。
⑤じゃがいもが柔らかくなったら、水を切ります。
⑥鍋にバターを入れ、じゃがいもと炒めておいた玉ねぎと、少し焦げ目がつくまでつぶしながら炒めます。
⑦少し焦げ目がついたら、完成です!
【③Čevapčiči(チェバプチチ=棒状ハンバーグ?)】
Čevapčičiは、バルカン料理です。棒状のハンバーグのようなものです。
スロベニアでは、BBQで必ず出てきます。
スロベニアのスーパーでは、すでにスパイスなどと混ぜ合わせ、成型されているチェバプチチの肉が売られています。
【材料】
・牛豚あいびきまたは牛肉のひき肉 250g
・にんにく2~4かけ
・塩 適量
・こしょう 適量
・パプリカパウダー 適量 ※入れなくてもよい
【作り方】
①にんにくをみじん切りにします。
②ひき肉とにんにく、塩、こしょう、パプリカパウダー、にんにくを合わせて、こねます。
③5センチくらいの棒状に成型します。
⑥焦げ目がつくまで焼いたら、完成です!
【④いただきます】
スロベニアでは、食事の時は、まず、スープが出ます。
それでは、Goveja jujaをいただきます!
甘い人参とつるつるの麺がおいしい~
スープを食べ終わったら、次にメイン!
ケチャップを添えて、いただきま~す!
※スロベニアでは、ハンバーグ系の肉料理には、Ajvarというパプリカのペーストを添えることが多いです。日本にはないので、ケチャップで。
ところで、スロベニアでは家庭でサラダを食べるときは、大きなサラダボールにサラダを入れ、そこから家族が直接食べます。(個別にサラダを盛りつけない)
はじめは、え~??って思いましたが、今では慣れ、「洗い物少なくなるし、ラッキー」と思っています。
スロベニア料理が作ってみたい方の参考になれば幸いです!
お読みいただきありがとうございました。