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和裁のきほん④和裁の単位「鯨尺」

▷▶︎このnoteを読むと分かること🍀

鯨尺くじらしゃく尺寸分しゃくすんぶ)⇄メートル尺(㎝)換算法かんざんほう

書き方と読み方

・何故鯨尺と呼ぶのか?


鯨尺くじらしゃくからメートル尺への換算法

鯨尺⇄メートル尺への変換は【換算表】を参照すれば早いのです。私にとっては字が小さく見づらく、すぐに取り出せない場合が多いので、計算式を覚えている方が圧倒的に早いためにこちらを紹介いたします。

ぜひ練習してみてくださいね♩

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🍓鯨尺くじらしゃく尺寸分しゃくすんぶ)→→ メートル尺


⚫︎鯨尺× 0.3788= メートル尺(㎝)
例)100 × 0.3788= 37.88(約38㎝)

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🍓メートル尺 →→ 鯨尺くじらしゃく尺寸分しゃくすんぶ

⚫︎メートル尺(㎝)× 2.64 =鯨尺
  例)100㎝ × 2.64 = 264

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和裁でつまずきやすいのがこの鯨尺くじらしゃくという考え方です。まずはこの計算式をスクショして保存しておいてくださいね。

🍓鯨尺には、2.64
🍓㎝には、0.3788

▷▶︎この2つの数字を覚えるだけで着物が一段と楽になります(о´∀`о)⭕️


鯨尺くじらしゃくとは?


和裁で使用する単位の鯨尺くじらしゃくは【くじらひげ】の長さに由来しており、昔は鯨の髭で物差ものさしが作られていました。

鯨の髭は随分と立派ですが蒸すと柔らかくなるので日本では工芸品に加工していたそうです。長い航海の徒然つれづれなぐさめるに都合がよかったようで、物差ものさし以外にはかんざしや耳かき、まごの手に至るまで実に様々な活用法があった様子です。
べっ甲のこう様に美しい鯨の髭。今では入手困難になっておりますが、いただいた物を粗末そまつにしないという考え方は受け継がれていくべきだと思います。

詳しい内容については分かりかねますが、和裁と関連の深い鯨についても知る必要がありますね^^

くじらの博物館デジタルミュージアムさん有難う御座いました。

ものぐさ和裁師は着物と和裁の振興に貢献したいと考えています。美しい着物を未来に残していくためにサポートをどうぞよろしくお願いいたします。