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基本の縫い方①準備

こんにちは
日本の着物仕立て処 ❋ 菊瓢 です
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「 和裁は我が国必須の英知の結晶。」
私は古より連綿と受け継がれてきた美しい着物を形にする技術【和裁】を慣用にする活動に力を入れています。
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🍀今回は縫うための準備段階を3つをご紹介します

・針の選び方、使い方
・指皮の作り方
・針に糸を通す


◯縫い針の選び方・使い方

曲がったり錆びた針は仕事効率を下げるため真っ直ぐな針を選んで使いましょう。

・良い針の選び方

新しい針でも曲がっている場合があるため確認して使いましょう。

針の調べ方

また、※袋から出した針は油が付いているため要らない布等で50㎝程グサグサ縫いをして油をよく落とします。

・自分に合う針を選ぶ

https://clover.co.jp/products/12221

縫製用の針は四ノニと呼ばれる和針を使用します。(手芸屋さんで売っています)中には長さが合わずに作業効率を下げてしまう方もいらっしゃいますので参考にしてみてください。

自分に合った針を使うことで
ストレスを軽減できる

◯指皮の準備

指皮 作り方

指皮は指ぬきとも呼び、素材はレザーです。手芸屋さんでも売っていますが、古くなった薄めの革製品を切って使っても構いません。(※色落ちのないもの)
利き手の中指に当てサイズを確認して切ります。毛羽立っている面を外面にし簡単に縫い合わせてください。使う時は縫合部が手のひら側です。


◯針に糸を通す

針穴に糸を通す時は分明の利器を使いましょう

クロバーさんの糸通し

こちらの糸通しはストレスフリーで針穴に通るのでかなりオススメです。※ステマではありません^^

分明の利器を使わない場合

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日本の着物仕立て処 ❋ 菊瓢では和服に関する様々なご相談を承っております。ご試着も可能ですのでお気軽にメッセージをお寄せくださいませ。

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菊瓢  kikuhisago
ものぐさ和裁師は着物と和裁の振興に貢献したいと考えています。美しい着物を未来に残していくためにサポートをどうぞよろしくお願いいたします。