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基本の縫い方③縫製補助

こんにちは
日本の着物仕立て処 ❋ 菊瓢 です
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「 和裁は我が国必須の英知の結晶。」
私は古より連綿と受け継がれてきた美しい着物を形にする技術【和裁】を慣用にする活動に力を入れています。
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🍀今回は縫製に必要な補助知識3つご紹介いたします。
・糸を足す方法
・長い距離を縫う時
・返し針


◯糸を足す方法

⚫︎重ねつぎ

縫製途中で糸が足りなくなった場合はよく糸しごきを行った後で糸をつぎ足します。

糸しごきについてはこちら↑↑


⚫︎長い距離を縫う時

縫製距離の長い場合は一気に最後まで縫うと糸しごき不足になる可能性があるため約20㎝毎に針を抜いて一針返します。

長い距離を縫う場合

⚫︎返し針

縫いを補強布がズレないようにするために返し針をします。縫い目を細かくするため「半返し縫い」にします。

裏面から見た際に縫い糸が一本の線のように見えると良いです⭕️

基本の縫い方をマガジンでまとめています⬆️
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日本の着物仕立て処 ❋ 菊瓢では和服に関する様々なご相談を承っております。ご試着も可能ですのでお気軽にメッセージをお寄せくださいませ。
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菊瓢  kikuhisago
ものぐさ和裁師は着物と和裁の振興に貢献したいと考えています。美しい着物を未来に残していくためにサポートをどうぞよろしくお願いいたします。