戯けた夢の話し

「ちーす、久しぶり」
【ども、ICUぶりですね!】
「あっ、生きるに決めたんだ!」
「【人生が長過ぎ】とか言ってた人が」
「どおしたのさ?」
【ICUのベッドに着くまでに】
【沢山の人に励ましてもらって】
【ここで、頑張らなきゃ、と思って。】
「へーー、その、励ましの言葉って、」「その人の本心だと思ってるんだ?!」
【え、?違うの?本心じゃ無いの?】
「当たり前じゃん。」
「坊さんや神父さんでも言わないよ」
「だって、皆んな、自分の事だけで」
「イッパイイッパイだもの。」
「わーい、やっちゃいましたね!」

「でも、ご安心、ボーナスタイムです」
「この世界を今からリセットします。」
「だって、もう無理でしょ」
「チャンスは何回もあげたのにね!」
「結局、そのチャンスも私利私欲の為に使って、自分だけ良い思いとかあり得ないでしょ。ささっと終わらせますから」
「このラッパを吹くだけのお手軽さ」【それって ギャラルホルンなの?】【初めて見た】
【本当に有るんだ!!】
【超ラッキーじゃん】
「初めて見たとか、当たり前じゃん。見た人全滅してるし」
「せめて、曲目を選ばせてあげよう」【それじゃ、チャルメラで!】
「えっそれで良いの?」
「最後なんだよ」
【丁度お腹空いるから、それでいいよ。最後に喰いたかったし十分過ぎるよ】
【この世界なんてこんなもんでしょ】
【俺にとってはだけどね!】


普段の言動がくだらないと
見る夢もくだらないのね


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?