邪馬台国阿波説と飛騨国との関係⑵

結論から先に。

アワ山(阿波の山)は飛騨に4つありました。

①乗鞍連峰の北端の「安房山(あぼうやま)」

②乗鞍連峰の四ツ岳の旧名「安場山(あんばやま)」茨城県稲敷市阿波にある大杉神社が『阿波にあるからアンバ様』なのでこれも確実。

③乗鞍岳の本山の旧名が「愛宝山(あぼうやま・あわやま)」。
また古くは位山(くらいやま)とも呼ばれて二つの名前があったと、
乗鞍岳のwikiにエビデンスが詳細にあります。
飛騨高山市の位山は乗鞍の地名移設(?)

④飛騨古川町にある安峰山(安峯山)が、かつてその山中にあった清峯寺の看板が「安房山・清峰寺」なのでこれも確実。

古川町の安房山には麓に気多若宮神社があるのでその御神体山かと思いまず。(位山の水無神社と同じ関係)

不思議なのは、wikiの乗鞍23連峰の安房山が国土交通省の乗鞍23連峰からは削除されて代わりに『高天ヶ原(たかまがはら)』と言う山がエントリーしている事。
名前が『高天ヶ原山』ではなく『高天ヶ原』で『山』が付かないのが興味深いです。

乗鞍岳の古い名前に「あわやま」「くらいやま」の二つの名前があると言う事は、

飛騨一宮水無神社の御神体山の位山が本来は乗鞍岳なら、

水無神社が阿波山を信仰しているから水無神社に草薙の剣が戦後ここに一時疎開させられたり、
天皇即位式の笏が水無神社の木(阿波山の木)から作られると言う事になります。

安場山(阿ン波山)が四山(四ツ岳)に変わって、
阿波国(あわの国)が四国(四ツ国)に変わった。
この関係は何かしらの意図的なものがあると考えました。

学生時代から歴史・地理は壊滅的に駄目で(年号も覚えられず、極度の方向オンチ)、
古代史研究など今まで全くした事がない門外漢ですが今回地名だけを追ってわかった事でした。


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