飛騨乗鞍岳に封じ込められた『古代阿波』

乗鞍岳の名前の変遷を調べていて、 もしかしたら予想よりかなり古い時代に飛騨地方に阿波山=高天原信仰が入ったのではと思う様になりました。
キッカケは乗鞍岳の古い呼び名の『くらいやま(位山)』について考えていた時に私自身が呟いた『阿波古代史研究家が聞いたら失笑する一言』です。

高天原=阿波山信仰が入って乗鞍がアワ山と呼ばれる様になったのは地名から見て間違いない。 でもなんで乗鞍のもう一つの名前が『くらいやま(位山)』なのだろう?、 何故?‥‥‥‥‥‥

としばらく考えて浮かんだのが、乗鞍の別名の一つの『鞍山(くらやま)』から『くらいやま』に変化した事、 そしてその時呟いたのが阿波古代史研究家が聞いたら失笑するだろう台詞、
「なんで鞍のあとに『イの一字』をくっつけるかなぁ!、そんな余分な字付けられたら気付かんわ!!」 でした。

その後しばし、スマホに打ち込んだ『鞍イ山』の文字を見ていて、
「もしかして『イの一字』って、阿波古代史研究家にとって重要だったりする?」
と思いネットを調べると、
「阿波国の更に古い呼び名が『イ の国』だった!、『イの一字』で阿波!」 (ものごっつ重要だった『イ』の字‥‥‥‥‥‥)

乗鞍(鞍山)は『イの国の山』だから『鞍イ山・くらいやま』になったと言う考えが浮上しました。
ただそれでも、
「阿波古代史的には普通なら鞍イ山よりも『イの鞍山(いのくらやま)』になるのだろうし‥‥‥‥‥‥」
と思いつつ探すと、乗鞍の霊山としての別名、
『祈座山(いのりくらやま)』が出てきた。
うわぁ‥‥‥‥‥あったよ‥‥‥‥‥‥

今の乗鞍岳って、祈座山(いのりくらやま)から『イの一字』を隠蔽して出来た名前と言う事に。

『いのりくらやま』
『 のりくらやま』

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