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ある40代の住宅ローンの失敗その3

旦那様のメンタルに不調が、、
家族の経済状態が激変。

診察の結果は、自律神経失調症だった。
速やかな休職が必要な状態だった。しかし、旦那様の会社はその当時、退職者が相次ぎ仕事に穴が空けられない。
話し合いの結果、週4日勤務に落ち着いた。
給与は40パーセント減額。
世帯年収は当時400万円に。
家計は火の車になるのは当然。夫人の預金は子育て休業で半減。生活費を賄っていた旦那様の預金もみるみる減り、賞与で穴埋め出来ない分は年金保険を解約して対応した。
翌年、4月から夫人は仕事復帰。しかし、旦那様は仕事の情熱も冷め、フルに働くことができなくなり、給与は下がったまま。旦那様は子供の保育園関係は一手に引き受けて夫人の仕事復帰をサポートしていた。
この時世帯年収は1,000万円に落ち込んでいた。
現在、住宅ローンはあと2年で完済するという。
夫妻は、繰上げ返済するより確実に預金していた方が良かったと振り返る。
FPは、あらゆることを想定してライフプランを作成するのが仕事だが、この夫婦の場合、ライフステージが変わる前に、都度ご相談いただければ結果は違っていたかも知れない。
今回、ご相談いただいたのは、預金が回復しつつあるので、子供の進学資金の準備と、老後資金の準備の相談だが、貴重な体験をお聞きしたので、これからマイホームを購入される方に参考になるかと掲載した。
大きな買い物をする前には、FPにぜひ相談して欲しい。

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