ある40代の住宅ローンの失敗その2
前回より続く
不妊治療を中止したことをキッカケに住宅ローンの繰上げ返済を実施。
その後、夫妻の環境が激変。
2014年当時、夫妻の世帯年収は1,300万円に。
震災後の職場環境の変化も落ち着き、時間に余裕が持てるようになった夫妻。
やはり二人は寂しい。夫人も40代を迎えるなか、もう一度不妊治療をしようと決断しクリニックも変え再開した。年齢的に人口受精、体外受精を選択し、2015年に子供を授かった。
費用は軽自動車が買えるくらいだった。
子供が2歳になる前までは、高齢の子育てながら夫婦で役割分担し子育てをしていた。
しかし、夫人は3年の育児休業を取得しており、2年は無収入の状態に。預金はみるみる減っていた。
その当時の世帯年収は600万円。
その間、旦那様は毎日不眠に悩まされていた。2017年の年末、とうとう夫人から見ても普通ではない状態に至ったという。不眠。フラッシュバック。突然怒り出す。涙が止まらない。
慌ててメンタルクリニックに連れて行った。
その3に続く