お洒落な本屋と市営図書館の違い

初めて代官山に行ってみた。
代官山といえば、YouTubeのVlogでよく見るおしゃれなTSUTAYA
私の地元の駅にあったような廃れたTSUTAYAとは別物ですって顔してる、ガラス張りの建物でできたTSUTAYA。
「都会のTSUTAYAはえらい洒落てますねぇ(京都弁)」

土日だったからか人が多くいた。併設されてるスタバも席は空いてなくて、外国人観光客が多かったけど、いかにも「代官山で働いてます」って雰囲気の人がお喋りの場に利用してた。(その中で1人テスト勉強していた中高生の女の子には驚いた)

正式には、「蔦屋書店」らしい。とうとうTSUTAYAから名前まで変えたか。
GReeeeNやケツメイシとかの曲をウォークマンに入れるため、CDを貸してくれていたあの頃のTSUTAYAはどこに行ったの…DVDもよく借りたなぁ。
一週間とか借りると、学生の私には結構高いレンタル料で、返却遅れないように気をつけてたなぁって。懐かしのTSUTAYA。

とにかく、その代官山蔦屋がとてもお洒落で、中には本だけでなく、趣味本というようなサブカルから車、ファッション、音楽、お洒落なものは揃ってる本屋さんだった。ゆっくりみたかったけど、本当に混んでいて疲れそうだったので退散。
聞いた話だと、土日だけじゃなく平日もいつも混んでいるらしい。

私はもともと小学校の時から本が好きで、中学、高校、大学もずっと読書は続けてきた。本といってもただの小説だけど、とにかく読むという行為が好きで、図書館はずっと行き続けてる。
最近、お洒落な本屋さんや図書館というコンセプトの場所が増えているような気がしてる。
代官山の蔦屋もそれの一種(多分流行りより前からあった)だと思ってる。私はずっと図書館に通っているけど、図書館は人が少なくて静かですごく読書しやすい。
それに比べて、お洒落な本屋はカフェ併用が多く、割と混んでいるイメージ。

お洒落な本屋を利用している、お洒落な人たちは、図書館なんて利用しないんだろうか。

本を、お洒落なコンテンツとして利用しているのだろうか。
となると、昔からの本好きとしては、それが逆にダサく感じる。
本はお洒落じゃねぇ、ただの読書だ。真剣に本が読みたかったら、大学図書館か市営の図書館に行けばいい、と内心毒づいてしまう自分がいる。

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