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ふと気になったこと

こちらに書くネタがホントのホントに枯渇し、どうしようかなーと悩んでたんですが、偶々今日の午前中に富士五湖辺りを震源とする地震がありまして、そこから妄想の翼がグワーっと広がった結果、ネタが出来ました。
ので、今日はそれについて書きます。

地震大国の日本。古来、揺れに対する備え(免震やら制振やら)や津波に対しての備えってある程度ガイドラインが提示されてると思うんです。先月発生した日向灘沖を震源とする地震によって(すわ!南海トラフの巨大地震!)なんて思った方も居たでしょう。しかし、火山列島である日本を見た時に、火山噴火に伴う降灰だったり、それに伴う備えっていうのは、日本全国を見てもホントの極々一部、具体的には桜島周辺だとか、そういうトコしかないと思ったんです。

で、今日起きた富士山近傍を震源とする地震が発生した事を見て、色々と考えまして。今回はそれを書いていきます。

はじめに思い浮かんだのが、
(富士山が噴火したら、羽田や成田、更には茨城空港までアウトじゃね?)
でした。知ってる人は知ってますが、火山灰には多くの場合ガラス系の物質が含まれており、これを航空機のエンジンが吸うと、大抵エンジンが止まります。1986年に伊豆大島が大噴火を起こした際には、丁度羽田空港へアプローチしていく航空機の航路に当たっていたため、随分と迂回して飛行していたと記憶してます。この時はまだ、風向きと火口の位置の関係で、航空機の運航には大きな影響はありませんでしたが、仮に富士山が普通に噴火したとしたらその火山灰は多くの場合東から東北東方向へ流れ、丁度関東地方へ降り注ぐ格好になります。こうなると、空港は使えません。

他方、火山灰はその量によってですが、送電設備に対して影響を与え、最悪の場合は停電を起こします。そして、その停電は火山灰を除去しなければならず、仮に雨などで湿気を吸うと通電性を持ちやすくなり、火山灰を除去しない限り続くものと考えられます。

仮にそうなったら、特に首都圏では直下型地震に見舞われたよりも更に悪い状況に陥るかもしれません。電気が来ない日が数日から最悪は数週間続きます。街灯は消え、信号も消え、勿論部屋の電気も点きません。病院などで電気が必要な行為は出来ず、外科手術なども事実上できなくなるでしょう。
となると、日本は本当の意味でコントロールが効かない、最悪な状況になりうるかもしれないのです。

となるとやはり、自分自身でどうにかする術を持つのは大事になりそうです。私も、お金の余裕はないんですけど、持ってるポータブル電源よりも一段階大きなヤツ+ソーラーパネルを購入しようかな?とまで思った次第。しばらく悩むつもりですが、命には代えられない。何日か悩んでみます。

世間では台風が日本に近づいてて、それに伴ってあちこちで大雨が降り、怖い思いをしてた方も多かったと思います。ウチの辺りもそれなりに降水はあり、一時は洪水警報が出たり、緊急速報メールが夜中に連打して来たりと、中々に緊迫感がある一週間だったと思います。日本全国何処に住んでても色々な災害に遭遇する可能性がある今、政府や自治体に頼るだけではなく、自力で生存する術も検討しておく必要があると思います。

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