見出し画像

イベントストーリー24『ドラゴン・ジャッジメント~天地開闢の次元断≪完結編≫』1

前の記事

再び開き始める異次元ホール。
ギーグスの話では、メリディスの他にもう一人いる次元を操る大魔導士がこれに関与しているかもしれないという。
その者の名はイシュカ。メリディスとは異なる思想の持ち主で、かつては大喧嘩したこともあるらしい。




メリディスなどの協力もあり、一旦閉じたと思っていた《異次元ホール》がまた開き始めていた。


ギーグス
「・・・」

ルミナス
「異次元ホールがまた開いてきているという情報は本当ですかっ?」

ギーグス
「・・・」

ルミナス
「ギーグスさん?」

ギーグス
「あ、ごめんなさい。本当の様です。」

ルミナス
「なぜ・・・?メリディスさんにも協力してもらってあれだけ苦労して閉じたのに。。。」

ギーグス
「・・・そうですね。色々と考えていたのですが、元を絶たないとダメかもしれませんね。」

ルミナス
「メリディスさんが言っていた、異次元ホールを発生させた兵器の事ですか?」

ギーグス
「いえ。たぶんそれは関係無いですね。誰かが裏で閉じきっていない異次元ホールを開けたのかもしれません。」

ルミナス
「!?」

ルミナス
「以前おっしゃっていた十賢人の中にいる内通者っ!!」

ギーグス
「いえ。その線も考えてみましたが、私が幾重にも結界を敷いて監視していたので違うと思います。」

ルミナス
「であれば、誰がこんな事を!」

ギーグス
「考えられる事と言えば・・・」

ギーグス
「次元を操る事ができる大魔導士。」

ルミナス
「そんな!メリディスさんがそんな事をする訳がないですっ!!」

ギーグス
「誰がメリディスだと言いましたか。次元を操る事ができる大魔導士はもう一人いるでしょう。」

ルミナス
「・・・!?」

ルミナス
「イシュカさんですかっ!あの方は若くして現役を退き、もう何年も行方も分からない状態ですよね?」

ルミナス
「でも、そのイシュカさんだとしてもなぜ??」

ギーグス
「それは分からない。ですが、あの異次元ホールを開ける程の力を持った人物はイシュカぐらいしか思いつきません。」

ギーグス
「メリディスとは思想が大きく違う事で、何度も次元が歪むぐらいの大喧嘩をしたとの逸話も残っています。」

ルミナス
「・・・う~ん。」

ルミナス
「自分の目で見てみないと判断付かないですが、あたってみるのは良さそうですね!」

フローディア
「なるほどな。」

フローディアがゆっくりと甲板にあがってきた。

ルミナス
「フローディアさんっ!!」

フローディア
「一度足を突っ込んだ立場だ。あの天竜族という輩もまたいるのだろう?」

フローディア
「この訛った体を鍛えるには丁度いい。私も協力しよう!」

ルミナス
「堕竜化して苦しんでいる凛華ちゃんを必ず解放して、異次元ホールもしっかり閉じちゃいましょう!」

ルミナス
「これ以上好き勝手にさせないんだからっ!!」



時代は大きく遡り、古の時代の聖域に集まる3名の天竜族たち

ディアナ
「あの次元空間に繋がる穴がまた大きくなっています。」

ディアナ
「これは天が我々に与えてくれた好機なんだと感じます。」

ハイヌ
「天だと・・・またそんな戯言を。呆れて物も言えないぞ。」

ユラン
「ユランにも天の声が聞こえるなぁ~♪ディアナ姉の言ってる事は正しいと思うよぉー♪」

ハイヌ
「姉も、その妹も馬鹿だな。」

ユラン
「やったぁ~♪ハイヌがディアナ姉とユランの事を姉妹だと認めてくれたよぉ~!!」

ディアナ
「良かったわね♪」

ハイヌ
「本当の馬鹿だな・・・」

ハイヌ
「まぁ、どういった理由でも良いが、穴があったら入るのは道理だ。」

ハイヌ
「前回は異次元者たちを甘く見ていたが、今回はそんなへまはしない。」

ハイヌ
「全ての首を刎ねてやるわっ!!」

ユラン
「あぁ~怖い怖い。ユランは野蛮なのきら~い。」

ハイヌ
「ふんっ!」

ディアナ
「待って。今回は私が行きましょう。」

ディアナ
「このオルディス・ディアナの一槍で屈服させ、我らの配下に置きましょう。」



イシュカ
「ちょっと、ちょっと!勝手に私の聖域に入ってくる不届き者
はだれっ・・・」

イシュカ
「だれ、だれ、だれ!」

イシュカ
「ふぅ・・・面倒な事はごめんなんだけどね~」

イシュカ
「もう現役を引退して、ゆっくりしてるんだから~」

イシュカ
「・・・んん!?」

イシュカ
「あそこに見えるのは十賢人?」

イシュカ
「十賢人と関わると昔からいい事無いんだよね~」

イシュカ
「・・・そうだっ!」

イシュカ
「異次元に隠れちゃおうっ!そうだ、そうしよぉ~」



このイベントが開催されたのは、2017年4月11日から。



前回開いた異次元ホールはメリディスの協力もあって抑え込むことに成功したものの、数日後、異次元ホールは再び拡大。
ギーグスの見立てによると、メリディスと同じ次元を操る大魔導士、イシュカが関与していると可能性が高いという話になりました。

ストーリー中に登場するイシュカはイベントのランキング報酬として実装されていました。


次元を絡繰る大魔導士『イシュカ』。
時空の狭間を創造し支配する力を持ち、普段はその時空の狭間で暮らしています。
かつてはメリディスを師として仰いでいたという記述から、メリディスの後輩でもあるみたいですね。


イシュカは後に3周年を記念したイベントストーリーにも登場しており、その時の姿は2月という事もあり、バレンタイン仕様でした。



甘くてビターな大魔導士『イシュカ』。
ユニット説明によると、時空の狭間に引き籠る生活は止めているらしく、大分交友関係も広がっている模様。
スイーツランドは、伝説のカカオの話の時にも出てきましたが、2月や10月のイベントでよく関連する話が出てきますね。
2月は周年イベントと時期が被るので、ラスドラ中期以降は直接舞台になることはありませんが。


今回のドラゴン・ジャッジメントと並行して、『スクールさーばんつ!R』(通称はスクさば)とのコラボも開催されていました。



また、ドラゴン・ジャッジメントやコラボ企画と時期が被る形で、竜術師のモニカを入手可能なイベントが行われていました。




このイベントで登場している謎のキャラクターがグミーチェ。
グララからは「気持ちわるい生き物」なんて言われていますが、かわいい女子が大好きな点はグララと一緒ですね。

ルミナスの姿がいつもと違いますが……これは、前年のエイプリルフールの時の姿ですね。

モニカの詳細がこちら。

緑風の調律師『モニカ』。
ラスドラ初期に登場したSR竜術師ユニット。
後にスクールさーばんつと再コラボした際もログボ報酬として貰えたりと、何かとコラボと縁があったりします。


更にこの年もエイプリルフールに因んだ企画がありました。


ラスドラがゲームタイトルをリニューアルし、聖桜グララン学園に。

甘酸っぱい学園生活、禁断の恋、そして夢のXXX!!。
この春、超とびきりの学園恋愛ゲーム
遂にリリース!!


この頃はまだ一発ネタと言えますが……翌年には限定ユニットや特別なレイドボスも登場しており、より踏み込んだ内容になっていますね。

次の記事


いいなと思ったら応援しよう!