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イベントストーリー20『King of Roaster~決戦のマルランテ』1

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和乃国、ラミアッツ王国の皇女アンデルシャンは暇を持て余していた。
従者のヨピに愉しませるものを要求するが、あらゆるものを手に入れているアンデルシャンの退屈を紛らわせるものはあまりない。
しかし、ヨピが「禁断の一族」の生き残りの男のことを話すと、アンデルシャンは何が何でもそれを手に入れたいと思い立ち、禁断の一族狩りに出発した。


アンデルシャン
「あぁ退屈じゃあ」

アンデルシャン
「わらわを愉しませる事はできぬのか・・・」

アンデルシャン
「のお、ヨピよ。何か持ってまいれ」

ヨピ
「そう言われましても、全てを手に入れていらっしゃるアンデルシャン様が喜ばれるものとなると中々ありませんですぞ。」

ヨピ
「う~ん・・・」

ヨピ
「あ!?そう言えば・・・」

アンデルシャン
「なんじゃ なんじゃ?」

ヨピ
「遠くの昔に絶滅したとされている禁断の一族の生き残りの話を耳にしました。」

アンデルシャン
「禁断の一族とはなんじゃ?」

ヨピ
「ヨピもよくは知りませんが、特別な力を持つ一族との事です。」

ヨピ
「そして、一度交わりを持つと、一生忘れられない程の体験を与え、心を鷲掴みにする男との事です。」

アンデルシャン
「忘れられない程の体験・・・心を鷲掴み・・・」

アンデルシャン
「良いな。良さそうじゃな♪」

アンデルシャン
「その男をわらわの前に連れてくるのじゃ」

ヨピ
「そう言われましても・・・どこに居るかはヨピも知りませぬ」

アンデルシャン
「よしっ!決めたぞよ。その男を今から探しにいくぞ!」

アンデルシャン
「ヨピよ。輝竜艇を準備するのじゃ。」

ヨピ
「またいつものが始まりましたか・・・」

ヨピ
「分かりました。準備いたします。」

アンデルシャン
「それから、《マルランテ》はどうなっておるのじゃ。」

ヨピ
「はい。卵からは無事孵り、今は第2ステージに入っております。」

ヨピ
「実践投入できるのも、もうそろそろかと。」

アンデルシャン
「良い良い♪」

アンデルシャン
「では、禁断の一族狩りに出発するぞ!」



ビービーーービーーーーービーーーーーーー!!(警報音が艦内に鳴り響く)

左舷被弾!!状況を報告せよっ!!

フェアリス
「もぉ、こんな時期ぐらいゆっくりさせてよぉ~」

ルミナス
「出力74%に低下!一旦後退した方が良さそう。」

サーシャ
「しかし、見慣れない輝竜艇だな。どこの所属だ。」

ルージュ
「あの武装・・・たぶん、和乃国の輝竜艇のようね。」

ルージュ
「ルミナスちゃんの言う通り、一旦退いた方が良さそうね。」

サーシャ
「和乃国の輝竜艇だと・・・なぜ我々に攻撃してくるのだ。」

ヒカリ
「たぶんあれはラミアッツ王国の輝竜艇だね」

ルミナス
「ヒカリちゃん知ってるの?」

ヒカリ
「和乃国ではあそこの皇女はゆうめいだからね!」

ヒカリ
「欲しいものは何でも手に入れる。それが物でも、人でも、何であっても。」

サーシャ
「・・・なるほど。嫌な奴に目をつけられたな。」

サーシャ
「しかし、私たちから与えてやるものは何も無いっ!!」

サーシャ
「後退などしないっ!!迎え撃つぞっ!!」

ルミナス
「そうだねっ!!年が明けての初バトルっ!!やっつけちゃおう♪」


このイベントが開催されたのは、2017年1月2日から。
2017年のラスドラにおける、初のイベントストーリーでした。



和乃国が舞台であり、凛華のヒカリが登場しています。
ヒカリの詳細がこちら。



フルネームは早乙女ヒカリ。
手料理をすることを好みますが、その出来は色々ととんでもないものになるらしい。

無属性RANK2の凛華であり、シャイニンググランを所持。対応するドラゴンは、光竜ムテンオロチ。


ゴッドルークスは応援コンボを繋げる際に役に立ちましたね。


イベントのランキング上位の報酬ユニットだったアンデルシャンの詳細がこちら。


鶏美皇女『アンデルシャン』。
禁断の一族の生き残り、即ち主人公を我が物にする為、ルミナスたちのいる輝竜艇を襲撃してきました。
ラスドラ恒例、干支に関連する新キャラクターであり、前年のハヌマーヤが申年に対応したキャラクターでしたが、アンデルシャンは酉年に対応しています。
ユニット説明にはありませんが、アンデルシャンは「ラミアッツ王国」の皇女。
和乃国といっても、その中には複数の国が存在していると読み取れますね。

また、ストーリー中に登場しているヨピについてですが、
後に竜術師というシステムが導入された際、SRの竜術師ユニットとして実装されています。
ただ、今回登場したヨピとは同一の個体というわけでは無くて、少々複雑な事情がありますね。


金鳥仙『ヨピ』。
古の時代より到来した幼仙鳥とあり、まだ雛であると思われますが、世界の始まりから終わりまでを見届けることが出来る程の寿命があると語られています。
こちらのヨピは天竜族の従者として登場したヨピであり、今回のストーリーに登場しているヨピ、「和乃国の皇女に仕えている仙鳥」とは同一人物であるという記述もありますね。
天竜族は過去からタイムスリップして現代に現れているという経緯があり、ヨピもそれに同行していたのですが、そのヨピが現代に生きているヨピと出会うことが大変危険である模様。

また、竜術師としてのヨピはRユニットにも実装されており、そちらは属性の異なる三種類が存在していました。
何れも天竜族の従者のヨピが衣装を変えた姿となっています。


火鳥仙『ヨピ』。
部活レベルの火の竜術をたしなむ。


水鳥仙『ヨピ』。
一夜漬けレベルの水の竜術をたしなむ。


風鳥仙『ヨピ』。
宴会芸レベルの風の竜術をたしなむ。


ストーリー中で言及されている「マルランテ」もまた、鶏をモチーフにした酉年に因んだキャラクター。
ストーリーの後半で登場することになります。

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