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メインストーリー28 フローダスト地方(第5章「青い花」)3 白い花

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謎の輝竜艇の正体は、やはりガルダの艦。
しかし、ガルダの艦がラーミリア空域を徘徊している理由は不明のまま。

そんな中、フェアリスがあることを思いだす。
この空域にあるゴールドランデット渓谷を越えて進んでいくと、過去に凛華のアリシアとローラを保護したアグリネス村がある。
アリシアとローラにとっては、豹変した村人たちが自分たちを監禁した、辛い記憶のある故郷だった。

ガルダの艦を追っている一行は、そのままゴールドランデット渓谷へ向かうことになる。


サーシャ
「シャドウ・ジャンガー。別名、闇の獣人。かなり厄介な敵だったな。」

ルミナス
「主人公の活躍にも助けられたねっ♪ありがとねっ!」

サーシャ
「何とかこの空域を抜けられたのは良いが、交戦に手間取ったせいでガルダ国の輝竜艇を見失ってしまった。」

サーシャ
「くっ、唯一の手掛かりだったのに・・・」

ルミナス
「サーシャ姉、そうでも無いみたいだよ♪」

サーシャ
「何か新しい手掛かりでもあったのか?」

ルミナス
「そうなの♪ファルルが堕竜化した際の血液を採取してたんだけど、その血液を調べていて分かった事があるの!」

ルミナス
「この血液の成分の一つに、この先の空域の一部の限られた地域にした咲かない花の成分が混じっている事が分かったの!」

サーシャ
「何っ!!堕竜化だって!!」

サーシャ
「ルミナス、その花の名は何というのだ?」

ルミナス
「《アンテージュ》という、とても綺麗な《白い花》だよ。」

サーシャ
「アンテージュ?聞いたことが無いな。」

ローラが奥の扉から入ってきた

ローラ
「その話を聞いていて、一つ思い出した事があるの。」

ローラ
「アグリネス村にはとても綺麗な白い花が一面に咲いていて、その花でアリシアと一緒に花飾りを作ったりしてよく遊んでた♪」

ローラ
「確か、その花の事を村の人たちは《幸せを呼ぶ花 アンテージュ》って言ってた気がする。」

サーシャ
「アグリネス村に咲く花か。。。」

サーシャ
「手掛かりが無い今、アグリネス村に向かうしか無さそうだな。」

ルミナス
「この先の空域は樹海が広がる神々の聖域と呼ばれるところだね。」

ルミナス
「その先にはアグリネス村があるはず。行ってみよう!」



今回、話題に出てきた、ファルルの「堕竜化」。
堕竜化は負の感情や、何らかの外的要因などの影響で凛華が正気を失った状態で、竜形態に変化(オーバードライブ)したまま無差別な破壊をもたらします。
これは凛華開放イベント、『ドラゴンジャッジメント~堕とされた翼~』のイベントストーリーで語られています。
その為、今回の章は、既に公開されているイベントの後日談でもありました。
(前回の章も、イベント、スカイシップバトルロイヤルの後日談)




凛華が新しく登場するイベントであるドラゴンジャッジメントは2回に分れているのが通例で、上記の場合は1回目が2016年3月22日から、2回目が同年5月9日から、それぞれ開催されました。
イベントストーリー内ではファルルが堕竜化した要因は不明のままでしたが、何者かの手によって強制的に堕竜化されたらしいことが示唆されています。
今回のメインストーリーでその真相が語られ、その後のイベントストーリーでは、堕竜化した凛華のドラゴンを利用しようとする者たちの存在が明らかになっていきます。
メインストーリーという体裁ではありますが、この頃には既にラスドラの実質的な本編となっていたイベントストーリーを補足するシナリオ……と言えますね。


また、「樹海が広がる神々の聖域」とは、グレドニア空域のことであると思われます。

グレドニアは神々が眠っていると伝えられている地。
広がる樹海には、「メルケリオ」と呼ばれる食人植物が生息し、高度なテクノロジーを有する古代の都市、『地下都市メトロス』が隠されています。
後々、冒険イベントと呼ばれる形式のイベントの舞台となり、一行が再び訪れることになります。

(メインストーリー上では、次のストーリーの冒頭の時点で樹海を通り抜けているので、本格的な探索はしていません)

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