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イベントストーリー23『ドラゴンジャッジメント~天地開闢の次元断《前編》』1

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以前の戦いで一度は封印されたエンシェントバハムートであったが、何者かが創り出したと思しき装置によって発生した異次元ホールによってエンシェントバハムートは過去に戻り、その力を取り戻していた。
更には、過去から現在へ侵略に乗り出す恐れがあるとされる天竜族が動き出す。
ルミナスたちは今度こそエンシェントバハムートを堕竜化から救い出し、天竜族の侵攻も阻止すべく、行動を開始する。




某日、十賢人の定例会合が執り行われた

ギーグス
「これにて十賢人会合を終了します。」

ルミナス
「!?」

ギーグス
「ルミナスさん、話しがあります。こちらに・・・」



ルミナス
「なぜ?なぜ、《異次元ホール》の話をされなかったのですか?」

ルミナス
「《エンシェントバハムート》の件も、急を要する重要な事じゃないんですか!!」

ギーグス
「重要だからこそです。」

ルミナス
「??・・・どういう事ですか?」

ギーグス
「気にはなっていたのだけど、、、私たち十賢人の行動が後手に回ることが多い。そう思わないかしら?」

ギーグス
「なぜだと思いますか?」

ルミナス
「・・・!?」

ルミナス
「えっ、ギーグスさんは十賢人の中に内通者がいると?」

ギーグス
「ええ。その可能性があると思っています。その為、古参の十賢人への情報提供は極力控えようと思いまして。」

ルミナス
「・・・」

ルミナス
「なるほど。分かりました!私たちだけでやれる事をやりましょう!」

ギーグス
「それと、堕竜エンシェントバハムートの件と、もう1つ大きな問題があります。メリディスさん、いらして下さい。」

ルミナス
「メリディスさん!って、あの《次元を司る事ができる大魔導士のメリディス》さんですか?」

メリディス
「大魔導士だなんて♪そんな大それた者じゃないけど♪周りはそう呼ぶわね~。」

メリディス
「早速だけど本題に入るよ~。あの異次元ホールについて調べてみたけど、あれは自然発生物ではないね。」

メリディス
「人工物よ。」

ルミナス
「!?」

メリディス
「あれだけ大きな異次元ホールを生み出すには、かなり高度な技術力が必要なはずー。」

メリディス
「私としても脅威だわ。。。で、正確な年代までは分からないけど、グランディール時代幕開けのもっと昔、かなり古い時代の過去とつながっている。」

ギーグス
「・・・堕竜エンシェントバハムートは、何者かが異次元ホールを利用し、過去に行き、その時代の凛華を堕竜化させたのでしょう。」

ルミナス
「!?」

メリディス
「そして、その繋がっている時代が最悪なのよー。」

メリディス
「歴史の古文書にも記載ある《竜族》の統治時代。そして・・・」

メリディス
「真竜王と覇権争いをしていたあの《天竜族》が、今回の異次元ホールを利用して現代に乗り込んでこようとしているのー。」

ルミナス
「大変っ!!そんな事が起こると歴史が変わってしまう。。。何としても止めないとっ!!」

ギーグス
「そうですね。止めましょう。」

ギーグス
「で、ルミナスさん、あの方には連絡とれましたか?」

ルミナス
「はっ、はい!フローディアさんっ!」

フローディアが甲板にゆっくりと上がってきた

フローディア
「事情はよく分かった。かなり面倒そうな話だが、グランディールの危機だ。」

フローディア
「仕方ない。私も力を貸そう。」

ルミナス
「フローディアさん、ありがとうございますっ!」

メリディス
「次元の乱れは私のテリトリーをも脅かす。。。私がこの異次元ホールを安定させます。」

メリディス
「古の時代にいる天竜族の侵略を食い止め、そして、この異次元ホールを閉じましょう♪」



輝竜艇に戻ってきたルミナス。サーシャたちに今の状況を伝える

ルミナス
「・・・と、いう事なのっ!!」

サーシャ
「なるほど・・・エンシェントバハムートはその異次元ホールをつかい、過去に戻り、そして力を取り戻したわけか。」

ルージュ
「堕竜化の完全定着まで時間はあまり残ってないでしょう。早く助けないと、手遅れになってしまいます。」

サーシャ
「そうだな、フローディア師匠も、もう向かわれているのだろう。私たちも急ごう。」

ルミナス
「最後に今回のミッションについて再確認するよっ!!」

ルミナス
「まずはメリディスさんに会って、力を示し、古の時代に行くための《禁術の巻物》を手に入れるっ!!」

ルミナス
「そして、古の時代にいる天竜族を倒し、《竜古の首飾り》を手に入れるんだよっ!!」

ルミナス
「よーし!!そーと決まれば、異次元ホールが発生している神殿に向かうよぉー!!」



時代は大きく遡り、古の時代の聖域に集まる3名の天竜族たち

オルディス・ディアナ
「あの次元空間の先から多くの生命反応がありますね。」

オルディス・ディアナ
「《竜族》に反撃するチャンスかもしれないわね。ハイヌはどう思う?」

オルディス・ハイヌ
「その前に・・・オルディス・ディアナ。なぜいつもお前発信なのだ。私の行動は私が決める。」

オルディス・ディアナ
「どうしたの?意見を聞いただけでしょう。」

オルディス・ハイヌ
「うるさい。」

オルディス・ユラン
「ハイヌは気難しよね~。ディアナ姉は気にしなくていいよぉ♪」

オルディス・ハイヌ
「また面倒な奴が来た。本当の姉でも無いのに、変な呼び方を・・・気持ち悪い。」

オルディス・ユラン
「えぇ~ん!!ハイヌがユランの事、気持ち悪いって言ったぁ~。ディアナ姉ぇ~」

オルディス・ディアナ
「ユランもそれぐらいで泣かないの。ハイヌも優しくしてあげなさい」

オルディス・ハイヌ
「ほんと、面倒な奴らだ・・・で、あの次元空間どうするのだ?」

オルディス・ディアナ
「どこに繋がっているかは分からないけど、大きなパワーを感じます。」

オルディス・ユラン
「どれぇ~??どこぉ~??」

オルディス・ハイヌ
「・・・確かに、それは感じている。あの暗黒竜(エンシェントバハムート)もあの次元空間からやってきたみたいだしな。」

オルディス・ディアナ
「そうですね。全員で行くのは危険です。私がまずは行ってみます。」

オルディス・ユラン
「えぇ~!!ディアナ姉が行くなら私も行くぅ~♪」

オルディス・ハイヌ
「うるさい、黙れ。・・・お前たち二人は竜族たちの動向を警戒していろ。」

オルディス・ハイヌ
「このオルディス・ハイヌがいく。」


このイベントが開催されたのは、2017年3月10日から。
前回のドラゴンジャッジメントにおいて交戦したエンシェントバハムートが再来します。




エリザベス姉妹の活躍もあって封印されたエンシェントバハムートでしたが、異次元ホールと呼ばれる何者かが人為的に創り出した現象によって過去の世界で力を取り戻しました。
同時に、過去の時代から現代を侵略しにやってくるとされる天竜族との戦いが、今回の話から始まります。


今回のストーリーに登場したメリディスは、イベントの上位ランキング報酬でした。


次元を操る大魔導士『メリディス』。
十賢人ギーグスに呼ばれて登場した彼女は、異次元ホールが何者かが創り出した人工物であることを突き止めました。

ルミナスが、メリディスに力を示すことで「禁術の巻物」を入手する話をしていますが、これはドラゴンジャッジメントというイベント形式による、ゲーム上の都合もある感じはしますね。
メリディスはレイドボスとしても出現しており、これは前回のエリザベス・ニールとよく似た扱いでもあります。


同じく今回が初登場となる天竜族の面々ですが、後のイベントのランキング報酬として実装されています。
現時点では討伐すべき侵略者と見なされている様子ですが、その後のストーリーでは和解し、共闘する仲間になっていました。
(オルタナイツが登場した辺りで、また敵同士になる局面もありますが……)


3人のユニット詳細も、載せておきますね。


陽炎の天竜族『オルディス・ディアナ』。
天竜族の三姉妹の長女にあたる人物であり、3人のまとめ役。
ただ、実際の姉妹というわけではなく、今回のストーリーにおいても姉のように振舞っているディアナがハイヌの反感をかっていますね。
説明にある賢誓老コモンは、天竜族の智を司る長であり、武を司る長のオルディス・ネチアとは対を成す存在でもあります。
ディアナは三人の中で最も博識であり、そのコモンの後任とも噂されているとのこと。




氷霜の天竜族『オルディス・ハイヌ』。
天竜族の中でも一二を争う武闘派であり、特に弓捌きに優れているとされています。
(ただし、オルディス・ネチアの実力はあまりにも別格な為、おそくらここでは省かれている)

生まれながらにして患っていた不治の病のせいで迫害されていた過去を持ちますが、ディアナとユランの支えもあり、現在の地位を得たという過去があります。
今回のストーリーでは、ディアナやユランに冷たく当たっていますが、気遣っている場面も度々あります。


恵風の天竜族『オルディス・ユラン』。
生まれながらにして極大級の魔力の持ち主であり、性格は甘え上手かつ大分自己中心的ではありましたが、ストーリーが進むにつれ、ディアナやハイヌとの絆も深まったことが説明されています。
後のストーリーではサーシャと戦っていますが、色々あってそのサーシャに惚れ込むなんて展開もあったり……。

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