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イベントストーリー17『三姫神襲来~復活のオーフェル』1

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遂にオーフェルが復活した。
三姫神はオーフェルの元へと集い、未だ記憶の戻らないオーフェルに対して、彼女の果たすべき使命を説く。
他方では、オーフェル復活の速報により集結したルミナスを含む十賢人たちが対策を講じようとしていたが……。


イストミア
「遂に、遂に復活された。」

ヴォルテーヌ
「これで我々の願いが叶う!」

オーフェル
「ここは?私は?」

チィリス
「あなたはオーフェル。この世界を再生できる唯一の存在。」

チィリス
「悪しき者たちに力を奪われ、封印されていたのです。」

オーフェル
「悪しき者たち・・・、封印・・・。思い出せない。」

ヴォルテーヌ
(巨大な力は感じるものの、こんなものでは無いはずだ。。。まだ《覚醒》できていないようだな。)

ヴォルテーヌ
「あなたの力でこの穢れた世を再生させるんです!!」

オーフェル
「この世の再生?」

イストミア
「そうです。あなたはこのグランディール世界を再生するために復活されたのです。」

イストミア
「あなたなら感じる事ができるはずです。この世に渦巻く悪を。」

イストミア
「憎悪、怨恨、悲憤・・・この世は汚れきっています。悪が悪を呼び、この世はもう取り返しのつかないところまで来ています。」

チィリス
「あなたはこの悪のスパイラルを止めるために復活したのです。」

ヴォルテーヌ
「今こそあなたの力を見せてくださいっ!!」

オーフェル
「・・・私にそんな事ができるのでしょうか。」

オーフェル
「それから、再生する必要が本当にあるのでしょうか?」

イストミア
「心配することはありません。私たち三姫神がついています。」

チィリス
「ともに行きましょう。私たちに迫りくる悪を目の当たりにすれば、決意も固まるはずです。」

ヴォルテーヌ
「人間どもよ、絶対的な力にひれ伏すが良いっ!!」



オーフェル復活の速報を受け、緊急招集された十賢人たち

ルミナス
「まさかこんなに早くオーフェルが復活するなんて!!」

ギーグス
「慌てる必要はありません。以前も十賢人の力でくい止めたのです。今回も同様に封印すれば良いだけの事です。」

ラニアスタ
「あまい!あまいっ!!」

ラニアスタ
「だから最近の十賢人はどこか頼りないと言われるのだっ!!」

ラニアスタ
「封印?そんなことせずに未来永劫、復活できないようにすれば良いのだっ!!」

ギーグス
「ラニアスタ・・・そんな簡単なことではないでしょう。」

ラニアスタ
「誰もお前たちに頼ろうって言ってるんじゃない。私が、この百人斬りのラニアスタが切り捨ててやるっ!!」

ルミナス
「ラニアスタさんダメですっ。当時の十賢人でも、封印するために多くの犠牲を出しています。危険すぎます!」

ルミナス
「何か策を講じましょう!」

ラニアスタ
「ふんっ。お前たちはココで見物していれば良い。」

ラニアスタ
「直ぐに終わらせてくる!!」



ところ変わって、サーシャたち輝竜艇

サーシャ
「ルミナスから一報が入った!メルフォリア空域に三姫神が再臨したようだ。」

サーシャ
「あのオーフェルも復活したとの事だ。」

ルージュ
「古い文献で読んだ事があるけど、オーフェルはこの世を再生する力があるみたいね。」

ルージュ
「ふふっ。一度、再生してもらっても良いかもしれないわね♪」

サーシャ
「冗談を言っている場合じゃないぞっ!!」

サーシャ
「全隊、戦闘準備を急ぐんだっ!!」

サーシャ
「ルミナスの情報によれば、オーフェルはまだ《覚醒していない》との事だ!十賢人たちが封印するまでの時間を稼ぐっ!!」

サーシャ
「メルフォリア空域に舵をきれっ!!いくぞっ!!」



このイベントが開催されたのは2016年12月10日から。



イベント開催予告のお知らせによると、ガルダ国と共謀してグランを収集しようとしていた三姫神は、オーフェル復活に必要とされるグランをその手中に収めたことが明らかになっています。
ただ、それぞれの三姫神のユニット説明によると、何れもグランを集めてオーフェルを復活させる作戦は失敗しています。

今回のストーリー中にルージュが登場していることから、時系列は先の冒険イベントよりも後であるはず。
その冒険イベントでは、ガルダ国が欲しがっていた「カオスグラン」の捜索が目的となっていましたが、もしかしたら、オーフェルの復活とカオスグランの発現には関係があるのかも……?
件のカオスグランは、今後のストーリーにも大きく関与し、ガルダ国の施設に保管されていたとある存在と結びつくものでもありました。

また、お知らせ内で過去のストーリーである三姫神襲来を読めるという仕様は、ラスドラにしては珍しい……というよりも、イベントストーリーに関しては唯一だったと思います。
(引用している動画のような、URLで過去のストーリーを再生できたのは、回想機能とは違うので……)


ストーリー中に登場する十賢人、百人斬りの『ラニアスタ』はイベントの特効ユニットであり、『十賢人降臨◇ステップアップガチャ』で入手可能でした。



百人斬りの聖輝士『ラニアスタ』。
復刻やリメイクの機会に恵まれなかったユニットであり、詳細は確認できなかったのですが……ルミナス、ニールに続き、ユニット化した十賢人ですね。

さらに、交換所では最初のドラゴンジャッジメントでも活躍していたバライが、装いを新たにして登場。


老練のビーストクラッシャー『バライ』。
前回のバライはドラゴンジャッジメントの度に入手機会がありましたが、こちらは大分希少なユニットとなっていました。
バライは今回のストーリー中には直接登場していませんが、ハニースパイダー新聞にて、ラニアスタと張り合っている場面があります。






ラニアスタは、三姫神とオーフェルの実力を見誤っている節がありますね。
後の『メモリーズオーフェル』で語られた話によると、オーフェルは今回のストーリーで敗北したわけではなく、世界のリセットを拒む者たちとの戦いの中で思うところがあり、その後の成り行きを見定めるために自らの意思で戦闘を中断したと思しき発言がありました。

また、当のラニアスタは今回のイベントを最後に、イベントストーリー中では全く出番がなくなりますが、後のナッツ新聞の会話によると、ラニアスタは重傷を負った為に一線を退いたことが明らかになっています。
大怪我をしたタイミングは不明なのですが、
ナッツ新聞内(ラニアスタが引退するよりも前の新聞)で初登場した際は元気そうにしているので、今回のストーリーとは別の戦いによるものという線も考えられますね。


ナッツ新聞におけるグランオーガバトルの結果発表は、途中からは定形文のみとなりますが、ラスドラ初期の頃はハーティとサーシャが毎回違った解説を行うという、ある程度のストーリー性がありました。そして、この回では
サーシャの代わりにラニアスタが特別ゲストとして登場。
しばらく出番が無かったせいで、公式からもネタにされている感がありますね……。
「三姫神との戦いで活躍した」と、認知はされている模様。

また、この回の新聞でラニアスタが登場したのは、オーフェルと三姫神がストーリー上で再登場する頃合いだったからと思われます。




すっかりハーティに弄られている? ラニアスタ。
なお、この記事で話題になっている式典とは、2017年のイベントで登場した天竜族関連のストーリー。


前述のハニースパイダー新聞では三姫神に取材する場面もありました。
過去のストーリーでは顔出し程度の登場だったオーガとルキアに関しても取材対象になっていたこともあり、イベントストーリーの掘り下げも兼ねています。
ナッツ新聞、及び、ハニースパイダー新聞については、2016年のストーリーの解説記事が終わった時点で、同年のイベントの補足も兼ねて、2016年分の新聞をまとめた記事を載せる予定です。

イベントのランキング上位の報酬はオーフェルなのですが、イベント開始時点ではその姿が隠されていました。

オーフェルについては、このイベントの続きの記事で解説しますね。
(次の記事は、ヘルバードたちの出撃場面のため、オーフェルの覚醒に合わせた、次の次の記事になります)

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