オプションは2次元であり価格の並びに妙味がある

noteに記事をアップすることにも慣れてきた。最初の記事は数ヶ月かけて書いたものを恐る恐るアップした。もともと、オプションについてnoteで記事を書こうかと考えたのは、オプションは日本ではまだまだマイナーなので私の知識や経験などを広く知ってもらって取引する人が増えて活況となれば良いなと思った。さらに、noteでは有料化もできるということを聞いて、いずれ有料化してそれを読んだ人がある程度の利益を取れればウィンウィンになれると考えてだ。まだ、noteのシステムなど何もわからずにとにかく書いているのだが、予想以上に読まれていると、やはり嬉しい。タイトルの「オプションは2次元であり、価格の並びに妙味がある」というフレーズはとにかく書いているうちに何気なく表現したものであり、書いてみて、なるほどなかなか良いフレーズだと思い、今後も使ってみようかと思っている。何しろオプションはマイナーだ。そのマイナーな市場を主戦場として選んで、数年間、値動きをウオッチしてきた。ウオッチだけでなく実際に売買し、多くの怪我もして、血も流した。今は楽しい。わからないという部分がかなりわかってきて、気分はハレバレだ。わからないところがあればたとえ利益が出ていても「もし値動きがこうなったら、このポジションはどうなる?」という疑問があれば気分はモヤモヤだ。今はほとんど解けた。最近の記事でファープット、ファーコールについて書いたが、これが結構読まれている。1円2円のオプションをウオッチしても何になるのかとも思われるかもしれないが、タイトルの「オプションは2次元であり価格の並びに妙味がある」につながっている。また、それについて解説できるのもなかなかなものであり、これまでの研究の成果のひとつとも言えるかと考える。

youtubeでオプションを扱ったものが流れていたりする。ある人が特定のプットの買いまたは売りを推奨し、翌日そのプットの価格が下がると「株価下落の期待が急速に薄れました」なんていう解説をしていたがその解説には違和感を感じた。プットが安くなったのは単に日経平均株価の値位置が変わって権利行使価格どの距離が遠くなっただけで、下落の期待が薄れたわけではない。「間違っている」とまでは言わないが、かなり違和感を感じる。そのような解説で会員を募っているのはどうかと。

投資について商材を売っていたり、また投資詐欺も増えてる。巷に溢れる情報も本物と偽物がある。結局それを判断するのは自分であり、自分の目で見て観察し、考え、経験を積んで判断できる自力をつけるしかない。オプションでそのような人が増えることを願うし、またそのための一助となるような記事を心がけたい。

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