詩編1(2023年の自由78)

ほんの少し手を伸ばせば
君に暖かい世界は微笑んでいる

冷たい牢獄を作るより
君自身の幸せを考える
僕も他の人も

そして君自身にもそうであって欲しいと思う

遠い過去、過ちの無い人間などどこにもいない
いつか君が全てを許せるように

詩編を送る

背負ってるかな
そう思いつつ
君を思う

優しい誰かが微笑んでくれる世界の方が
きっといいだろう
ちょっとしたお誘いだよ
と僕は笑う

君はどこに行き帰るのだろうか
そして僕も
下手をすると僕の方が君らより先の保証はないのさ

君が優しい誰かに微笑まれるように
そして君が優しい誰かに微笑むように
やっぱり詩編しか送るものはないのだけれど

いつかどこかで
それは世界の終わりなのかもしれないけれど
そこで君が微笑んでるのがいいと思う

いいなと思ったら応援しよう!