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河村に対し厳しい評価も

河村はツーウェー契約に切り替わってからグリズリーズと下部Gリーグのハッスルとを行き来しながらプレーを続けており、NBAでも徐々に出場時間を伸ばすなど存在感を高めている。

 全米ファンからの人気も高まっており日に日に注目度は高まっているが、米メディアからは厳しい意見も飛び出した。

 米バスケットボール専門メディア「バスケットニュース」は「NBAで最も身長が低い選手、河村勇輝は過大評価されていると言える」とバッサリ。「コート上での彼の控えめなパフォーマンス、身体的な限界、NBAにふさわしい試合ではないこと、そしてジャ・モラントの影に隠れていることが、彼がなかなか出場時間を得られない理由だ」とズバリ指摘した。

 続けて「彼の潜在能力は素晴らしいが、これまでのところ、その期待は彼のNBAでの実績を上回っているかもしれない。13試合で平均1・1得点(フィールドゴール成功率26・7%、3ポイントシュート成功率18・2%)、0・2リバウンド、0・5アシスト、出場時間3・1分に過ぎない。これらの数字にもかかわらず、ファンは彼に夢中だ。彼がコートに立つたびに、歓声と拍手が大きく響き渡る」と人気先行で実力が伴っていないと斬り捨てた。

 そして、河村の今後にも言及。「リーグではサイズ、長さ、身体能力を重視しており、平均身長は6フィート7インチ(約200センチ)前後だ。そのため、身体的な限界が、彼がNBAで十分なプレー時間を得られていない主な理由だ」

 さらに「NBA入りする前、河村は日本のBリーグで圧倒的な活躍を見せ、横浜BCでMVPを獲得した。しかし懐疑論者は、日本やFIBAで活躍しても、特にユーロリーグやGリーグのような上位リーグで活躍しない限り、必ずしもNBAで成功するとは限らないと主張する」と河村の実績を疑問視した。

 最後には「河村にとってもう一つの課題は、ジャ・モラントのようなスーパースターがいるグリズリーズのシステムに適応することだ。このレベルの選手に勝つことは不可能だ」とチーム内の競争でも生き残りは至難の業と強調した。

 河村は酷評をはねのけて活躍につなげることができるか。
#東スポWEB

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