手術後・抗がん剤治療後の体調不良はどこで診てもらえばいいのか(その1)
続く体調不良と病院
主に腹部の痛みとそれに合わせての腰痛、それから手足の痺れと痛みについて受診時に主治医に伝え続けてきた。
術後や治療後の体調不良など想定していなかったため困惑していた。この辛さを何とかして欲しかった。
急性期は脱しているが、続く体調不良はどうしたものか
抗がん剤治療後数ヶ月は、腹部の痛みと腰痛、手足の痺れが主となる症状だった。
腹部の痛みについては、癒着が激しかったがその後の内診では異常は無かった。主治医からは、消化器内科で診てもらうように勧められた。
それから手の痺れについては副作用かもしれないが、足の痺れについては整形外科で診てもらうように、と主治医から言われた。
手術の約1年前まで整形外科に通っていたことからそのように言われたのだが、今の痺れや痛みは整形外科に通院していた頃とは全く違っていた。
手術前に発覚した病気については院内の科に回してくれたのに、術後は紹介状も無しに自分で町の病院に行くように、ということだった。
せめて紹介状が欲しいとお願いしたが、手術や治療とは関係無いという見解の医師は、紹介状を書いてくれなかった。
そういうルールなのか、そんなものなのか、よく分からなかった。術後や治療後の身、他の病院で診てもらえるのか心配になった。
消化器内科を受診した
夫が信頼を寄せていた内科の病院を義母も私もかかりつけにしていた。しかし、残念なことに義母と私、2人の癌を見つけてもらえずに別の病名を言われ薬を処方されていた。代が変わったからだ、と夫は失望していた。
かかりつけ医が懸命に診てくれた結果なのだから仕方がなかったのだろうが、夫の心境も理解できた。
そんなこんなで今回はかかりつけの病院ではなく、卵巣癌を見つけてくれた総合病院で診てもらうことにした。検査結果が早く出るという点も良かった。
以前、その消化器内科でも診察を受けたことがあった。それなので、迷わずに受付を通り問診票に症状を書いた。そして、椅子に座って長い時間待った。
暫くすると、看護師さんが私に手術と治療のことについて確認しに来てくれた。そして、医師に説明をしに行ってくれた。2度も往復していた。やはりややこしい患者なのだろうか。
また暫くすると、看護師さんが私の元に戻って来た。そして医師からの伝言を申し訳無さそうに言った。
手術を受けた後、抗がん剤治療をして日が浅いという理由で診察してもらえなかった。
医師からの伝言は、手術と治療をしていた病院で診てもらうように、ということだった。
それは、そうだよね。私がその医師でも、同じことを言うわ。全く怒りは無かった。寧ろ、その医師が正しいと思った。医師と私の橋渡し!?をしてくれていた看護師さんが申し訳なさそうに謝ってくれた。いやいや、看護師さん、全く悪くないから。忙しいのにとても親身になってくれて有り難かった。
しかし、体調が悪い中、長時間待っていたのに診てもらえなかったこの経験から他の病院に行く気力が無くなってしまった。それからというもの、ただひたすら家に閉じこもり、うずくまっては痛みに耐えていた。
その後、数ヶ月経ち腹部の調子が良くなってきている。やはり手術や治療と関係があったのではないのかな?といまだに思っている。
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