休日(体重)日記/二〇二四年十月四日(金)
徹頭徹尾の雨の日。
多少の雨なら気にしないし、いざとなれば完全防備の自転車用雨合羽もある。
雨で行動が縛られることはほとんどないが、朝から晩までよく降っている。外出の隙がない。
それならば前回の休日のように部屋の掃除をすればいい。
缶詰、インスタント食品、粉類云々の保存食置き場がごちゃごちゃしていて今にも崩れそうだ。
それでもやらない。面倒だからだ。
代わりに映画『北のカナリアたち』を見た。
特に罪悪感もない。
そんなダメな自分を受け入れている。
吉永小百合主演の映画は初めてだった。
共演俳優がとても豪華で、これも吉永小百合力の一環と言えそう。
おそらく今年最後の遠出となる稚内旅行が迫っている。
目当ては、もちろん「稚内市立ノシャップ寒流水族館」だ。
日本最北、日本で100番目にできたという水族館。
室蘭でアザラシのかわいらしさに気づかされ、ちょっと検索すると人間味のあるかわいらしいポーズの稚内アザラシがたくさん出てくる。
せっかく稚内に行くのだから、日本最北の宗谷岬も抑えたいが、なかなか稚内市街から遠い。稚内のバスターミナルからの便も早い時間しかない。
水族館の営業時間と被る。
片道6時間。3日休みを取っても2日は移動だ。
いざとなったら水族館だけ見て帰ってきてもいいやと覚悟を決めて、あらためてバスの運行表を見ると、札幌・稚内間に夜行バスがあるじゃないか。
帰りのバスも深夜にすれば、実質二泊三日の日程で行って更に一日休める。
(三日間の休みをまるまる旅行に使わないのが東京で得た知恵である)
これなら宗谷岬も余裕で入る。
ただ、そこで気づいてしまう。
この場合は離島にも行けるのだ。
夜行バスの到着は朝の5時半。
到着したところで何もすることがない。店も開いていない。
唯一、フェリーには乗れる。
こんな時間のバスを利用するのはフェリーに乗る人間くらいだということなのか、利尻島にも礼文島にも行ける。
東京旅行の時から予定に組もうとして叶わなかった船に乗れる。
いまだ船欲が満たされていない。加えて、離島憧れもある。
ここを逃したら離島に行けるチャンスはもう来ないかもしれない。
ただし、利尻島礼文島の知識はない。
観光バスは終わってしまったのか?レンタル自転車はあるのか?徒歩で行けるのはどこまでか?島のハシゴは可能なのか?カードは使えるのか?電子マネーは?食事は?ウニは?他の観光地スポットは?
調べているうちに一日は終わった。
とりあえず『北のカナリヤたち』のロケ地には行きたい。
画像は室蘭のアザラシくん。
■今日の体重:104.8㎏
■今日の成果:特になし
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