休日(体重)日記/二〇二四年八月一日(木)
月が替わるとクレジットカードが復活する。
別に止められていたわけではないが、月末締めなので多少無茶が効くようになる。
というわけで今日は月のなかで最も贅沢ができる日である。
今日の贅沢は二つ。
ホテルのモーニングビュッフェ。
ランチでもいいのだが、一日を有効に使える朝のほうが好みだ。
札幌プリンスホテルに決める。
札幌市の中心部からすこし西側にそれたところにある、きれいな円柱型の建物である。
大人3,500円。公式アプリをダウンロードしたら3,100円になった。
たかが400円だが罪悪感は目減りする。
錯覚なのはわかっているが、お得な買い物をした気持ちになるからだろう。
山盛りベジファーストから主食へ。
札幌でこの価格帯になると、大体イクラが食べられる。
サーモンとイクラとネギトロの三色丼、そしてライブキッチンのオムレツ。
珍しいのは、稚貝の味噌汁、鮭のちゃんちゃん焼き風グラチネ、さくらんぼ、ジェラートあたり。
正直、稚貝は味噌汁に入れずに延々それだけ食べていたいくらい好きだが、好きなだけ食べられるからこそ、節度は大事。
他のもの食べられなくなるし。
いちばんのお気に入りは鮭。
鮭の半身がそのまんま調理されていて、食べたい分だけ、スプーンでちぎって皿に取る感じ。
グラチネってなんだと思って調べてみたら、オーブンなどを使って料理の表面に焦げ目を作る技法のことらしい。
グラタンはグラチネした皮膜の部分のことを言うらしい。ややこしい。
スパーリンクワインもいっぱいいただいて、ぼんやり過ごす。
ここに住みたい。
コーヒーをいただいて現実に帰還する。
次の贅沢は本の購入。
春日太一『鬼の筆 戦後最大の脚本家・橋本忍の栄光と挫折』、西山ももこ『インティマシー・コーディネーター 正義の味方じゃないけれど』、藤井誠二『贖罪 殺人は償えるのか』。hontoの電子書籍。
人に自慢したくなるような三冊である。
このなかで一番読みやすそうな西山ももこさんの本から読み始める。
四時間で読み終わった。
なかなか集中力が持続しない自分にしては珍しい。
本題のインティマシーコーディネーターの話も良かったが、著者の人生がおもしろい。
ヤマザキマリさんと同じ雰囲気を感じる。
帰ってからはドン・キホーテで食材の調達。
今月こそは節約したいが、正直自信がない。
■今日の体重:106.5㎏
・もどってしまった。
■今日の成果:
・燃えるごみを出した
・スクワット60回
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