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#3 兄とデート💕



 お兄ちゃんとの同棲が始まった翌日。私はお兄ちゃんとデートに行くことになりました。


奈於:グヘヘっ💕お兄ちゃんとデート💕お兄ちゃんとデート💕グヘヘへへっ💕デート中にお兄ちゃんと、あんな事やこんな事を・・・エヘッ💕エヘッ💕エヘヘヘヘッ💕

◯◯:・・・はぁ~。ほら。早く着替えて来い。

奈於:うん!

 数分後・・・

奈於:お兄ちゃん💕着替えたよ💕

◯◯:ああ。じゃあ、行くか?

奈於:うん💕ギュッ

◯◯:またか。

奈於:グヘヘっ💕スリスリ

◯◯:・・・

奈於:お兄ちゃんの腕硬ぁい💕グヘヘっ💕

◯◯:・・・なんか厭らしいから辞めな。

奈於:?よく分かんないけど・・・早く行こうよぉ〜。

◯◯:分かってるよ。てか、離れなさい。

奈於:なんで。

◯◯:一旦離れないと、靴が履けないだろ?

奈於:・・・ちょっとだけだよ😡

◯◯:なんで膨らんでんだよ。

奈於:むぅ~。ふんっ。

◯◯:・・・はぁ~。・・・ほら。履いたぞ。お前も履きな。

奈於:うん。・・・履けた。

◯◯:じゃあ、行くぞ。

奈於:ギュッ

◯◯:ホントすぐ抱き着くな。

奈於:ダメ?

◯◯:ダメって言っても聞かないだろ?

奈於:うんっ💕

 家を出発して駅に向かう。そこから電車に乗り、目的地まで進む。電車の中では大変だった。

乗客1:あの人カッコよくない?

乗客2:ね!

奈於:むっ。お兄ちゃんが害虫に狙われている!コレは・・・守らないと!ギュッ

◯◯:ん?

奈於:ガルガルゥ〜!

乗客1,2:っ!?ゾクッ

奈於:ガウッ!バウッ!ガウゥ〜!

◯◯:?奈於。

奈於:はっ😮な~に💕お兄ちゃん💕

◯◯:・・・変わりようが凄いな。何に威嚇してんだよ。

奈於:そんなの決まってるじゃん。お兄ちゃんに寄ってくる害虫だよ。私は、お兄ちゃんを魔の手から守らないといけないの。

◯◯:魔の手・・・何言ってんだか。

奈於:これは大問題なの!

◯◯:はいはい。

奈於:大体、お兄ちゃんは分かってないんだよ。自分がどれだけイケメンでカッコよくて最高の男なのか。もう少し自覚を持ってよ。

◯◯:そんなん言われてもなぁ。

奈於:しかもしかも、無意識に女の子を惚れさせるし、笑顔は最っ高にカッコいいし。ズルいんだもん。

◯◯:・・・そんな男はいっぱい居るだろ。

奈於:居ないよ。お兄ちゃんは唯一無二なんだから。

◯◯:そうですかい。まあ、でも・・・ありがとな。ニコッ😄ナデナデ👋

奈於:はうっ/////(心:出たぁ~!お兄ちゃんの最強の必殺技、最強イケメンスマイルと安心感抜群ビッグハンドナデナデのコンビネーションアタック!)グヘヘっ💕お兄ちゃん💕もっと撫でて💕

◯◯:・・・はいはい。ナデナデ👋

奈於:あっ💕あぁっ💕しゅきぃ💕お兄ちゃんしゅきぃ〜💕

◯◯:・・・(心:なんかヤダな。)

 それから、目的地のイ◯ンに到着した。

◯◯:まずはどうする?

奈於:う〜ん🤔・・・映画見たい!

◯◯:映画ね。なんの映画を見る?

奈於:・・・室井◯次とか。

◯◯:・・・お前好きだったっけ?

奈於:うん!前編から見ようよ!

◯◯:ああ、良いけど。ん?後編も今日見るのか?

奈於:うん!

◯◯:そうか・・・まあ入学祝いって事でいいか。とりあえず、行くか。

奈於:レッツ・ゴー!

 イ◯ンの中に有る映画館に向かい、チケットを買う。

◯◯:ほとんどの座席が埋まってるな。

奈於:え〜〜・・・じゃあ見れないの?

◯◯:離れて座るならいけるけど。

奈於:!?ヤダヤダヤダヤダ!お兄ちゃんと一緒が良いもん!ギュッ

◯◯:そうは言ってもなぁ・・・

奈於:お兄ちゃんと一緒に見れないなら、私見ない!

◯◯:・・・じゃあ、今日は諦めるか?

奈於:ぐぬぬっ・・・お兄ちゃんと一緒が良い!でも・・・映画も見たい!あぁ~!一体どうすればぁ!?

◯◯:・・・仕方無い。正直気は乗らないけど、奈於。カップルシートなら空いてるぞ?

奈於:!?カップルシート!カップルシートといえば・・・男女が、隔ても無い椅子に座り、引っ付きながら映画を見れるという、夢の空間💕じゃあ、カップルシートでけって〜い!

◯◯:はいはい。分かったから静かにしなさい。

奈於:グヘヘっ💕カップルシートでぇ💕お兄ちゃんとぉ💕グヘヘヘっ💕


奈於の妄想💭



 カップルシートに座り、映画を見る。すると私は怖がってお兄ちゃんに抱き着く。そしたら・・・

奈於:きゃーーっ!怖いよぉ!ギュッ

◯◯:大丈夫。俺が奈於を守るから、ずーっと俺の側に居な。これから先、ずーっと。結婚しよう。俺がずっと守るから。

奈於://///うんっ💕お兄ちゃん・・・

◯◯:奈於。愛してる。

奈於:私も💕お兄ちゃん💕

◯◯:奈於。

二人:・・・チュッ

◯◯:ギュッ🙂

奈於:ギューーッ🥰


奈於:グヘっ💕グヘっ💕グヘヘっ💕(低い声で→)結婚しよう。奈於。・・・グヘヘへっ💕結婚するぅ💕グヘヘへへへっ💕

女の子:ママぁ。変な人居るよぉ。

ママ:見ちゃダメよ。

奈於:グヘヘへっ💕ペシッ🤚はうっ!いたぁ〜い・・・

◯◯:早く行くぞ。

奈於:は~い。ギュッグヘヘっ💕お兄ちゃん💕

◯◯:ポップコーンとか買うか?

奈於:ううん。要らない。早く入ろうよ。

◯◯:はいはい。お手洗いは?

奈於:あ、行く。

◯◯:じゃあ、また後で。

奈於:一緒に入ろう?

◯◯:なんでだよ。一人で行ってきなさい。

奈於:ぶぅー・・・行ってきます。

◯◯:まったく・・・

数分後・・・

奈於:お待たせー!ギューーッ

◯◯:行くぞ。

奈於:うんっ💕

 カップルシートに座り、上映開始を待つ。

奈於:ギューーッ😌スリスリ

◯◯:・・・ちゃんと映画見ろよ?

奈於:グヘヘへっ💕お兄ちゃん💕グヘヘへへっ💕

◯◯:聞いてねえし。ほら。そろそろだぞ。

奈於:うんっ💕

 そして、映画が始まった。始まってからはあっという間だった。

奈於:・・・

◯◯:・・・チラッ(心:ちゃんと見てるな。)

 そして・・・

奈於:良かったね。

◯◯:だな。で、後編も見るのか?

奈於:うんっ💕

◯◯:とりあえず、チケット買わないとな。

 券売機に行き、チケットを買う。

◯◯:・・・後編は、二時間後だな。

奈於:二時間後・・・

◯◯:さすがに長いな。とりあえずチケットだけ買って、他のところ回るか?どうせ昼飯も食わないといけないしな。

奈於:そうだね。そうしよう。

◯◯:じゃあ、とりあえずチケット買うからな。

奈於:は~い。

 後編のチケットを買い、一旦映画館を出た。

◯◯:さて、何処から回るか・・・どっか行きたいところは?

奈於:うーん🤔・・・あ、新しい服が欲しいな。

◯◯:服か・・・じゃあ行くか。

奈於:うんっ💕ギュッ

 イ◯ンの中に有る、ユ◯クロに向かった。

◯◯:どんな服が欲しいんだ?

奈於:うーん🤔・・・帽子とか?

◯◯:帽子?服ちゃうんかい。

奈於:帽子も服も欲しいの。

◯◯:はいはい。で、どんな帽子が欲しいんだ?

奈於:んーとね・・・あ、こういうのかな。

◯◯:成る程な。

奈於:それから・・・服は・・・これとかどうかな?

◯◯:白のワンピースか・・・良いんじゃないか?試着してみれば?

奈於:分かった!

 それからしばらくして・・・

奈於:お待たせ!どう?

◯◯:良いじゃん。似合ってる。可愛いよ。

奈於:可愛い/////エヘヘっ💕じゃあ、これ買う!

◯◯:分かった。

奈於:あ、お兄ちゃん。もうちょっと見ても良い?

◯◯:良いぞ。

奈於:やった!

 それからファッションショーが始まった。

◯◯:全部似合ってるなぁ。うん。全部買おう。

奈於:ホントに?

◯◯:ああ。

奈於:高いよ?

◯◯:大丈夫さ。ある程度はバイトで稼いでるから。今日は入学祝いも有るんだから。気にすんな。

奈於:うん・・・

◯◯:それに、母さんから小遣いを貰ってるからさ。五万円。

奈於:そんなに!?

◯◯:ああ。母さんから連絡来てたんだよ。奈於の入学祝いにデートしてやってくれってさ。俺とのデートが、一番のお祝いだろうからってさ。

奈於:よく分かっていらっしゃる。

◯◯:いい加減な所も有るけど、ちゃんと母親なんだよ。帰ったら、お礼の電話でもしとけよ。

奈於:うん!(心:ありがとうお母さん!)

◯◯:で、早く着替えな。

奈於:あ、ラスト!最後にもう一着だけ見て良い?

◯◯:ああ、良いぞ。

奈於:やった!

 数分後・・・

奈於:じゃん!どう?

◯◯:青か・・・よく似合ってるよ。

奈於:エヘヘっ/////じゃあ、これも買って良い?

◯◯:ああ。良いぞ。

奈於:やった!

◯◯:😊ん?奈於!

奈於:え?なに?

◯◯:この帽子被ってみな。

奈於:?うん。どう?

◯◯:凄く良い感じだ。可愛い。よし!これも買おう!

奈於:よく分かんないけど、可愛いって言われたから買う!

◯◯:よし。じゃあ着替えな。

奈於:は~い。

 こうして、沢山の服を買い、ユニ◯ロを出た。

奈於:そろそろお腹空いてきちゃった。

◯◯:そうだな。映画までは、後一時間はあるな。じゃあ俺等、一時間近く服を見てたんだな。

 それからフードコートに向かい、お昼ごはんを食べる。

奈於:あぁ~、美味しかった😊今何時?

◯◯:そろそろ映画の時間だ。行こうか。

奈於:うん!ギュッ

◯◯:・・・

奈於:グヘヘヘっ💕スリスリ😌

 再び映画館に戻り、室◯慎次の後編を見た。それが終わると・・・

奈於:今日来て良かった💕お兄ちゃん💕

◯◯:ん?

奈於:今日はありがとう💕お兄ちゃん💕

◯◯:ああ。

奈於:私、スーーッゴい幸せだよ💕

◯◯:楽しかったのなら良かったよ。改めて入学おめでとう。

奈於:エヘヘっ💕ありがとうお兄ちゃん💕ん~~ちゅっ😘

奈於:どう?私の投げキッス💕

◯◯:はいはい。可愛い。

奈於:グヘヘヘっ💕

◯◯:さて。もう少し回ってから帰るか?

奈於:うんっ💕まだまだデートはこれからだよぉ💕グヘヘヘっ💕

 それからのお兄ちゃんとのデートはあっという間で、気づいた時には夕日も沈んだ後だった。そして自宅に戻った。


奈於の部屋


 お兄ちゃんに言われた通り、お母さんに連絡し、お礼の言葉を伝えた。それから、デートの最後に行ったゲームセンターのプリクラで撮ったお兄ちゃんの画像を、お兄ちゃんノートに貼り付ける。

奈於:よし!完成!・・・グヘヘっ💕お兄ちゃんカッコいい💕あ、お兄ちゃんに買ってもらった服、大事にしないと。お兄ちゃんが私の為に・・・グヘヘヘっ💕

 抱き枕を抱き締めながら、今日のデートを振り返った。この日は、良い夢を見れた。




To be continued…

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