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第2話 仲間のために…



これまでの
仮面ライダーディケイドwith乃木恋は・・・



 シオマネキングとロック・ドーパント二体に襲撃され、別世界へ飛ばされた祐次。そこは、崩壊した世界「ザ・ロストワールド」だった。そして彼は、その世界の奈於達に出会う。彼女達と話してる中、スーパーアポロガイストと戦闘員に襲撃される。奴等との戦いの中で、大首領が現れた。その正体は、ディケイド・激情態だった。



世界の破壊者ディケイド!
人々を守るために戦うと決めた、その瞳は何を見る?



ディケイド:アポロガイスト!お前も倒す!

アポロガイスト:くっ!おのれ!

?:何を手こずっている。アポロガイスト!

アポロガイスト:!?この声は、大首領様!

ディケイド:!?此奴が、この世界の・・・

全員:・・・!?

ディケイド:そういう事か・・・

ディケイド:奴がこの世界の大首領か・・・

※以降は、激情態と表記します。

アポロガイスト:大首領様・・・では、あのディケイドは・・・

激情態:別の世界のディケイド、かな?

ディケイド:ああ。その通りさ。お前が、この世界を破壊させたのか?

激情態:その通り。でも、これは破壊じゃない。

ディケイド:何?

激情態:創造だ。

ディケイド:創造?

激情態:この世界を破壊して、新しい世界を創造する。それが俺の目的だ。

ディケイド:なるほどな。

大二:ふざけんな!

ディケイド:ん?おい。

大二:何が「新しい世界を創造する」だ。お前がやってる事は、ただの侵略だ!

激情態:はぁ~・・・分かってないなぁ。俺はこの世界の救世主だぜ?

大二:ディケイドは悪の根源!憎むべき敵だ!

激情態:はぁ~・・・なら、死ね!アポロガイスト!

アポロガイスト:はっ。ガイストカッター!

大二:!?

ディケイド:ふっ!ハアッ!

アポロガイスト:グアッ!おのれ!

ディケイド:下がってろ。

大二:うるさい!ほっとけ!俺は!彼奴を・・・彼奴を倒さないと!

ディケイド:お前には無理だ!

大二:黙れ!

別奈於:危ない!

ディケイドと大二:!?

ディケイド:大二!ドンッ

大二:うわっ!

ディケイド:ふっ!

アポロガイスト:!?おのれ!

大二:ふっ!

ディケイド:あ、おい!

大二:ハアッ!

別梅澤:大二!無茶だよ!

大二:ハアッ!ハッ!ハアッ!

アポロガイスト:効かんわ!ハアッ!

大二:グアッ!

アポロガイスト:死ね!ガイストカッター!

大二:!?

ディケイド:ちっ!無茶するからそうなるんだ!ハッ!

アポロガイスト:くっ。おのれディケイド!

ディケイド:奈於!此奴を抑えとけ。

別奈於:あ、は、はい!

大二:必要無い!

ディケイド:コッチは必要有るんだよ!ふっ!ハアッ!

アポロガイスト:グアッ!

ディケイド:とっとと倒させてもらおう!変身!

KAMENRIDE!X!

アポロガイスト:!?

DX:ふっ!ライドルホイップ!ハアッ!

アポロガイスト:グアッ!

DX:ロングポール!ハアーーッ!

アポロガイスト:くっ!グアッ!

DX:ライドロープ!フッ!フッ!フッ!フッ!ハアーーッ!

アポロガイスト:ぐはっ!

DX:トドメだ!ライドルスティック!

FINAL ATTACKRIDE!
   X!

DX:フッ!フッ!ハッ!エーックスキーック!

アポロガイスト:くっ!グアーーーッ!

激情態:ありゃりゃ、倒されちゃった。なかなか強いな、別の世界のディケイドは。

ディケイド:お前も倒す。

激情態:・・・また会おう。ディケイド。ハッ!

ディケイド:!?くっ。・・・逃げたか・・・

大二:逃げるな!ディケイド!

別奈於:落ち着いて下さい!

大二:黙れ!

別奈於:きゃっ!

別田村:奈於!

別賀喜:大二さん!やり過ぎです!

大二:・・・お前が悪いんだぞ。俺にかまうから・・・

別奈於:・・・

祐次:いい加減にしろ。

大二:黙れ!この悪魔が!ディケイドになったって事は、お前が悪の根源って事だ!此処に来たのも、俺達に近付いて命を奪うためだろ!

別奈於:祐次さんとディケイドは別人です!

別田村:奈於の言う通りです!

大二:俺はディケイドを許さない!絶対にな!

別奈於:あ!大二さん!

祐次:俺を悪の根源って言ったのには、そういう理由が有ったんだな。

全員:・・・

祐次:なんにせよ、あのディケイドを倒せば、世界は救われるはずだ。

別奈於:はい。

祐次:・・・この場所に住み着いてからどれくらいだ?

別奈於:え?

別梅澤:確か・・・二年ぐらいです。

祐次:二年間で初めてか?この場所が襲撃されたのは?

別久保:そうです。そもそも、襲撃されてたら、此処には居れませんよ。

祐次:それもそうか・・・(心:二年間バレなかった場所が、何故・・・)大二は、いつから此処に?

別梅澤:一ヶ月くらい前です。

祐次:一ヶ月・・・そっか。最近、不思議な事は無かったか?

別梅澤:不思議な事?

別久保:そういえば、何人か行方不明になってるけど・・・

祐次:行方不明?

別久保:はい。

別梅澤:そういえば、そうかも。しかも、不思議さを増した原因が有って。

祐次:なんだ?

別梅澤:それは、その行方不明者の服だけが残っていたからなんです。

祐次:・・・そういうのが起きるようになったのはいつからだ?

別久保:それも一ヶ月くらい前です。

祐次:なるほど。分かった。ありがとう。

別久保:いえ。

祐次:・・・ちょっと出てくる。

別奈於:え!?あ、ちょっと!

別梅澤:・・・祐次さんなら大丈夫だよ。

別奈於:はい・・・

別田村:奈於もしかして、祐次さんに惚れちゃった?

別奈於:ふぇっ/////そ、そんなんじゃ・・・あれ?

別賀喜:どうかした?

別奈於:これ・・・!?うっ!ドサッ

全員:!?

別田村:奈於?ねえ!ユサユサ🤚奈於!

別奈於:うぅっ・・・苦しっ・・・

別賀喜:どういう事・・・

別梅澤:とりあえず運ぼう!久保!

別久保:うん!


祐次side


祐次:・・・行方不明者が出始めたのと、大二が現れた時期は被ってる。だが・・・ん?

 ふと見ると、何かが落ちていた。そっと近付くと・・・人間の衣服だった。

祐次:コレは・・・服だな・・・

(別梅澤:その行方不明者の服だけが残っていたからなんです。)

祐次:梅澤が言ってたのは、こういう事か?だとしたら・・・

きゃーーーっ!

祐次:!?今のは・・・ダッ🏃💨

 悲鳴の聞こえた方へ行くと・・・体が透けている男が横たわっていた。

祐次:コレは・・・何があった?

女1:分かりません。でも、"透明な牙"みたいなのが、体に刺さったのは見えました・・・

祐次:透明の牙?てことは・・・

 この時、体が割れた。

パリーン

女1:!?

祐次:体が割れた・・・

 彼女が見た透明の牙。牙が刺さってすぐの体の状態。そして・・・ガラスの様に砕けた人間。その原因は・・・

祐次:繋がった。一連の行方不明事件の犯人は・・・

別田村:祐次さん!

祐次:ん?田村、どうした?

別田村:奈於が・・・奈於が!

祐次:🤨



別田村:コッチです!

 慌てて付いていくと、奈於が苦しみながら横たわっていた。

祐次:!?奈於!おい!どうした!

別奈於:うっ・・・祐次、さん・・・

祐次:何が有った・・・

別賀喜:それが、分からないんです。私達の目の前で、突然倒れちゃって・・・

祐次:・・・何か不審な点は?

別梅澤:・・・そういえば、倒れる直前、足元に何か見付けてたような・・・

祐次:足元?・・・奈於が倒れた場所は?

別久保:あっちです。

 奈於が倒れた場所に向かうと、誰かが居た。

祐次:何してる。

?:!?サッ

別梅澤:大二?

大二:なんもしてねえよ。

祐次:今隠したのはなんだ?

大二:な、何のことだか・・・じゃ、じゃあな!

別久保:あ・・・

祐次:・・・まあ良い。今は奈於が最優先だ。此処だな?

別久保:はい。

祐次:・・・奈於は下を見てから、倒れたんだよな?

別田村:そうです。

祐次:・・・ん?コレは・・・なんだ?

別梅澤:?なにかの、切れ端?ちょっと貸してください。

祐次:ん?ほら。

別梅澤:ありがとうございます。コレ・・・キノコですね。

全員:キノコ?

別梅澤:うん。キノコの、笠の部分だよ。

祐次:キノコの笠・・・コレを見て、奈於は倒れた?

別梅澤:多分。

祐次:・・・

 キノコについて考えていると・・・

別久保:!?うっ!ドサッ

祐次:!?久保!

別梅澤:久保どうした・・・うっ!ドサッ

別田村:梅さん!?梅さん!史緒里ちゃん!どうし、た・・・ドサッ

別賀喜:まゆたん!?なんで?何がどうなってるの?

祐次:・・・!?触るな!

別賀喜:!?祐次さん?

祐次:賀喜!この三人、奈於に触れたんじゃないか?

別賀喜:え?あ、はい!奈於が倒れた時、まゆたんが体に触りました。その後、梅澤さんと史緒里ちゃんが、奈於を・・・

祐次:運んだんだな?

別賀喜:はい・・・

祐次:やっぱりか・・・

別賀喜:何か分かったんですか?

祐次:・・・

 苦しみながら倒れた奈於。その奈於に触れた田村達も倒れた。そして、奈於が倒れた場所に落ちていたキノコの笠。このキノコが原因で倒れたんだとしたら・・・

祐次:・・・そうか!やっぱり原因は、このキノコだったんだ!

別賀喜:え?

祐次:田村達が倒れたのは、奈於から感染したからだ!

別賀喜:毒キノコの何かが、皆に感染したって事ですか?

祐次:ああ。そして、この毒キノコが有った理由は、恐らく・・・とりあえず、奈於達を隔離する。空気中に舞えば、さらに被害が拡大する恐れがある。

別賀喜:はい!

祐次:それから・・・賀喜は何もするな。

別賀喜:え・・・

祐次:お前にまで感染したら厄介だ。

別賀喜:でも!

祐次:大丈夫だ。俺に任せろ。

別賀喜:・・・分かりました。奈於達を、宜しくお願いします!

祐次:ああ。

ブウウン ガシャン 
KAMENRIDE!

祐次:変身!

DIEND!

別賀喜:!?ディケイド、じゃない?

ディエンド:仮面ライダーディエンド。俺のもう一つの力だ。

別賀喜:凄い・・・

ブウウン ガシャン
ATTACKRIDE!ILLUSION!

ディエンド:ハッ!

別賀喜:増えた!?

ディエンド:賀喜は、避難民達の体調確認をしといてくれるか?

別賀喜:分かりました!

ディエンド:頼む。

別賀喜:はい!

ディエンド:行くぞ、俺達。

ディエンド三人:ああ!

 イリュージョンのカードを使い、ディエンドは四人になった。それぞれ奈於達を抱えて運び、隔離した。

別賀喜:祐次さん。

ディエンド:無事に隔離できた。これで、これ以上感染者が出ることは無いはずだよ。

別賀喜:良かった。ありがとうございます!

祐次:ああ。さて、後は・・・このキノコを解析して、解毒剤を作る。それしか助ける方法は無い。

別賀喜:でも、どうやって?

祐次:・・・(心:この場所だと、解毒剤は作れない。かと言って、解毒剤無しでは、奈於達を救えない。・・・)この近くに、研究施設みたいなのは無いのか?

別賀喜:そんな物は何処にも・・・あ、一箇所だけ有ります。けど・・・

祐次:教えてくれないか?

別賀喜:危険です!

祐次:危険でも何でもやるしか無い!それ以外、奈於達を救う方法は無いんだ!

別賀喜:・・・

祐次:頼む!賀喜!

別賀喜:・・・此処から、南西十キロ行った先に、古い研究施設が有ります。そこに行けば、もしかしたら・・・

祐次:賀喜・・・ありがとう。すぐ戻る。その間、奈於達を頼む。

別賀喜:絶対に!生きて帰って来てくださいね。じゃないと😢奈於も私達も許しませんから!

祐次:🙂分かった。いってくる。

別賀喜:コクッ

祐次:・・・何か有ったら、連絡しろ。

別賀喜:分かりました。

祐次:連絡しても駄目だったら、コレを使うんだ。

別賀喜:え!?でも!

祐次:ディエンドライバーとカードを置いておく。此処を頼むな🙂ダッ🏃💨

別賀喜:あ・・・祐次さん・・・



 一方その頃、翔太郎達は・・・


フィリップ:エクストリームにも、トライアルにもなれないとなると、それ以外のフォームで戦わなければ・・・

翔太郎:エクストリーム無しでのWで最強なのは、ファングか?

照井:アクセルだと、ブースターだな。

亜樹子:ブースターとファングジョーカーで攻めるの?

フィリップ:現状は、それが一番の解決策だね。

ときめ:石化を治したりとか出来ないの?

フィリップ:石化を、か・・・それも考えたが、非現実的だ。メモリブレイクした方が早い。

翔太郎:・・・ハンマーで叩くか?

ときめ:そんな事したら、メモリごと逝っちゃうよ。

翔太郎:だよな。

亜樹子:なんでもかんでも、力でやろうとしない!

翔太郎:へいへい。

照井:奴等は恐らく三人でやってくる。どうにか切り離せれば楽なんだがな。

フィリップ:それは言えてるね。

翔太郎:でもよ。どうやって切り離すんだ?

亜樹子:ブースターで空飛んで、遠くに連れていけば?

照井:それしか無いだろうな。

ときめ:うん。まずは誰を倒すの?

翔太郎:そんなの決まってるさ。

フィリップ:ああ。石のロック・ドーパントを先に倒す。

照井:そうすればメモリが復活する。

Prrrrrr📱

亜樹子:ん?はいはい。もしもし。うん。うん。え!?分かった!すぐ行く!

翔太郎:どうした?

亜樹子:オーロラカーテンのロック、解除できそうだって。

翔太郎:マジか?

亜樹子:うん!

翔太郎:よし。取り敢えず行くぞ。

照井:ああ。

 翔太郎達は、急いで乃木大に向かった。


祐次side


祐次:南西に十キロ・・・アレか?

 賀喜の言う通り、古い研究施設が有った。

祐次:・・・

?:貴様!此処で何をしている!

祐次:・・・別に。(心:コイツ・・・ファンガイアか・・・)生憎、コッチは急いでるんだ。消えろ。変身。

KAMENRIDE!DECADE!

ファンガイア:!?貴様まさか・・・もう一人のディケイド!

ディケイド:ご名答だ。さあ。消えろ。

ファンガイア:黙れ!消えるのは貴様だ!ハアッ!

ディケイド:ふっ。ハッ!

ファンガイア:グアッ!

ディケイド:時間が無いんだ。とっとと倒されろ。ふっ!ハアッ!

ファンガイア:グアッ!

ATTACKRIDE!BLAST!

ディケイド:ハッ!

ファンガイア:くっ!グッ!グアッ!

FINAL ATTACKRIDE!
DE DE DE DECADE!

ディケイド:ディメンションブラスト!ハアッ!

ファンガイア:!?グッ!グアーーーーッ!

ディケイド:フッ!

パリーン

祐次:ふぅ〜。急がねぇと。

 俺は、研究施設に入った。中もなかなかボロボロだった。

祐次:この感じだと、あんまり期待できないな・・・

ガシャーン

祐次:!?誰だ!

?:ダッ🏃💨

祐次:待て!

 逃げた何者かを追いかけると、其処には五十代ぐらいの男が居た。

?:頼む。見逃してくれ!頼む!

祐次:アンタ、科学者か?

?:ち、違う!

祐次:・・・(心:間違い無い。この男は科学者だ。なら!)頼む!俺の仲間を助けてほしい!

?:な、何?

祐次:俺は敵じゃない。アナタを襲ったりはしない。ホントだ。

?:・・・分かった。信じる。

祐次:ありがとう。早速で悪いが、解毒剤を作って欲しいんだ。

?:解毒剤?

祐次:ああ。コレを。

?:コレは、キノコ?

祐次:毒キノコだ。

?:毒キノコ・・・

祐次:解析をお願いしたいんだが。

?:機械を使う必要がある。

祐次:ならその機械で・・・もしかして、此処の電気は・・・

?:ああ。通ってない。

祐次:そうか・・・なら、ストロンガーの力を使おう。

?:何だって?

祐次:この施設の配電盤は?

?:施設の裏にある。

祐次:分かった。

 俺は配電盤に向かった。

祐次:これだな。よし。変身!

KAMENRIDE!STRONGER!

Dストロンガー:軽くしないとな。電ショック!

ジジジッ

Dストロンガー:よし。復旧した。

 変身を解き、科学者のおっちゃんのもとに戻った。

?:どういう事だ・・・何故に電気が・・・

祐次:これで解析出来そうか?

?:あ、ああ。すぐに取り掛かる。

 やっとだ・・・頼む。奈於、みんな!もう少し、頑張ってくれ。


賀喜side


別賀喜:みんな・・・

?:聞いたぞ。

別賀喜:!?大二さん・・・

大二:キノコの所為で倒れたって。

別賀喜:はい・・・

大二:あの悪魔はどうした?

別賀喜:祐次さんは悪魔なんかじゃないです!

大二:どうかな。ん?これ、アイツの・・・

別賀喜:!?触らないでください!コレは、祐次さんが私達のために置いていったものです。

大二:・・・ちっ。後悔するぞ。アイツを信じたことをな。

別賀喜:・・・

大二:・・・(心:次はあの女だな。)

別賀喜:祐次さん・・・


祐次side


祐次:どうだ?

?:うむ。これならなんとかなりそうだ。

祐次:なら、急いで解毒剤を・・・

ガシャーン

祐次と?:!?

?:まさかと思い来てみれば、まだ人間が残っていたとはな。

祐次:お前は・・・ジャーク将軍!

?:どうして此処に!

祐次:電気を復旧させたからだろうな。

?:なるほど。

祐次:俺達を始末しに来たのか?

ジャーク:その通り。とっとと死んでもらおうか。

祐次:こんな所でくたばる訳にはいかねぇんだよ。おっちゃん!解毒剤を頼む!コイツは俺が何とかする。

?:そんなの無茶だ!

祐次:大丈夫だよ。

?:ソレは・・・

ブウウン キンッ

祐次:変身!

KAMENRIDE!DECADE!

?:なっ!?君は一体・・・

ディケイド:俺はディケイド。仮面ライダーディケイドだ。

?:仮面ライダー!?仮面ライダーは全滅したのではなかったのか?

ディケイド:全滅したさ。でも、ちゃんと此処に居る。アンタは、俺が守る。ふっ。ハアッ!

ジャーク:くっ!

ディケイド:ハアッ!

パリーン

?:・・・待ってろ。すぐに完成させる。




ディケイド:あの人を始末するのか?

ジャーク:ふん。奴はかつて、大ショッカーの科学者だった。

ディケイド:・・・でも、あの人は組織を辞めた。

ジャーク:その通りだ。大ショッカーを辞めるということは、裏切るということだ。だから探していた。こんな所に隠れていたとはな。

ディケイド:あの人が・・・

ジャーク:さあ。貴様も始末する。覚悟しろ。ハアッ!

ディケイド:ジャークミドラになったか。

ジャークミドラ:行くぞ。ハアッ!

ディケイド:ふっ!一度は倒した存在。今更やられはしない!ハアッ!

ジャークミドラ:くっ!

ディケイド:ハッ!ハアッ!

ジャークミドラ:グアッ!

ディケイド:ハアーー・・・ハアッ!

ジャークミドラ:グアッ!

ディケイド:トドメだ!ハアーー・・・!?くっ!グッ!グアーーーーッ!

ジャークミドラ:何?

?:対象を発見。これより、ライダー討伐計画を実行する。

ディケイド:仮面ライダーG4・・・他にもダークライダーが・・・

ジャークミドラ:何故此処に・・・

グレイブ:大首領様からの命令だ。別世界から来たディケイドを今すぐ討伐せよ、とな。

ジャークミドラ:なるほど。

ディケイド:ちっ!ショッカーライダーまで居るとは・・・(心:とにかく、おっちゃんが解毒剤を完成させるまで、時間を稼がねえと。奈於、みんな!もう少しの辛抱だ。)

ジャークミドラ:行くぞ!

ディケイド:急いでくれよ、おっちゃん!ハアッ!


賀喜side


別賀喜:・・・

ガシャーン

別賀喜:!?

大二:やっぱり、お前は悪魔だ!

別賀喜:大二さん?どうし・・・!?え、祐次さん?

別賀喜:なんで祐次さんが?

大二:此奴がいきなり、俺を!

別賀喜:え、そんな訳・・・

ディケイド?:・・・

別賀喜:祐次さん!どうしたんですか!どうして!

ディケイド?:コレが俺だ。

別賀喜:!?(心:このディケイド・・・違う・・・)ホントに祐次さんですか?

ディケイド?:・・・

ドカーーーーン

別賀喜と大二:!?

?:人間共よ!今日こそ貴様等を始末する!

別賀喜:大ショッカー大幹部が、二体・・・

大二:今度こそ俺達を始末しようって訳か。

ヨロイ元帥:いかにも。今頃、ディケイドも始末されている頃だ。

別賀喜:え?祐次さんが?じゃあ、やっぱりこのディケイドは・・・

ディケイド?:はぁ~・・・シュウウウウン

別賀喜:!?消えた・・・祐次さん・・・

キバ男爵:さあ!絶滅せよ!

大二:好き勝手させるか!ハアーーッ!

別賀喜:大二さん!どうしよう・・・このままじゃ、奈於達も・・・あ、そうだ!

別賀喜:祐次さん・・・使わせてもらいますね。

 私は、祐次さんから預かったディエンドライバーとライダーカードを使う。

KAMENRIDE!KUUGA!
KAMENRIDE!KIVA!

別賀喜:ハッ!

大幹部二人:何!?

クウガ:此処は任せて!皆の笑顔は、俺達が守る!

キバ:心の音楽を、止めさせはしない!

クウガとキバ:ふっ!ハアッ!

怪人達:俺達も居るぜ!

別賀喜:!?もっと!仮面ライダーを!

KAMENRIDE!FAIZ!
KAMENRIDE!BLADE!
KAMENRIDE!HIBIKI!

ファイズ:行くぜぇ。

ブレイド:はい!

響鬼:宜しく!シュッ。

三人:ふっ!ハアッ!

大二:何故こんなにライダーが!?

別賀喜:祐次さんが残してくれた力です。私達を守るために・・・

大二:・・・ちっ!




翔太郎side・乃木坂大学


翔太郎:晃!

晃:皆さん!

フィリップ:ロック解除できそうだって?

晃:はい。もう少しです。

翔太郎:そうか。ん?

照井:来たか。

ロック(鍵):カーテンのロック解除はさせない。

シオマネキング:今度こそ貴様等を始末する!

ロック(石):覚悟しろ。

亜樹子:それはコッチのセリフよ!翔太郎君、フィリップ君、竜君!やっちゃって!

翔太郎:ああ。晃。引き続き、ロック解除を頼む。

晃:分かりました。

翔太郎:行くぜ。フィリップ、照井!

二人:ああ。

ファング!

ジョーカー!

アクセル!アップグレード!

怪人達:ハアッ!

三人:変身!

ファング!ジョーカー!
ブースター!

W:ハアッ!

シオマネキングとロック(石):くっ!

アクセルブースター:ふっ!はあっ!

ロック(鍵):!?

アクセルブースター:ハアッ!

ロック(鍵):グッ!

アームファング!

W:フッ!ハアッ!

シオマネキング:グアッ!

ショルダーファング!

W:ハアッ!

ロック(石):くっ!グアッ!

エンジン!ジェット!

アクセルブースター:ハアッ!

ロック(鍵):くっ!グアッ!空からとは卑怯だぞ!

亜樹子:コッチの戦力削っといて何言ってんのよ!

ロック(鍵):なんだと!

W:ハアッ!

ロック(鍵):グアッ!何!?

W(翔太郎):悪いな。ハアッ!

ロック(鍵):ふざけやがって!

エンジン!マキシマムドライブ!

アクセル:ふっ。ハアーーッ!

ロック(鍵):!?グアッ!

シオマネキング:アビアビアビぃ!ハアッ!

ファング!マキシマムドライブ!

W:ふっ!ファングストライザー!

シオマネキング:グアッ!

ロック(石):何をしてんだ!

アクセルブースター:今だ!

アクセル!エンジン!

エンジン!マキシマムドライブ!

アクセル:ハアーー・・・ハアッ!

ロック(石):くっ!グアーーーッ!

アップグレード!ブースター!

アクセルブースター:決めるぞ!

W:ああ!

ファング!
ブースター!
マキシマムドライブ!×2

Wとアクセルブースター:ライダーツインマキシマム!ハアーーーッ!

ロック(石):くっ!ぐうっ!?後は・・・任せた・・・グアーーーーッ!ドーーーーン🔥ピキン

ときめ:あのドーパント・・・

アクセルブースター:マスカレイドだったのか。

シオマネキング:おのれ!

晃:皆さん!カーテンのロック。解除出来ました!

ロック(鍵):何!?

亜樹子:ホント?

晃:はい!

W(翔太郎):よし。やったな。

W(フィリップ):ああ。よし。翔太郎、代わってくれ。

W(翔太郎):ああ!

翔太郎:行くぜ。照井!

アクセルブースター:ああ!

トライアル!

サイクロン!ジョーカー!

翔太郎とフィリップ:変身!

サイクロン!ジョーカー!

W:来い!エクストリーム!

エクストリーム!

トライアル!

シオマネキング:おのれ!

ロック(鍵):まあ良い。姿が変わろうと同じ事だ!

W(フィリップ):ロックの全てを閲覧した。

W(翔太郎):よし。照井。シオマネキングは任せる。

アクセルトライアル:了解した。

W(翔太郎):此奴等を倒して、祐次のところに行くぞ!

W(フィリップ)とアクセルトライアル:ああ!

晃:・・・祐次・・・



祐次side


ディケイド:グアッ!くっ・・・

ジャークミドラ:貴様に勝ち目は無い。諦めろ。

ディケイド:ふっ・・・諦めるかよ・・・

ジャークミドラ:何?

ディケイド:俺の帰りを待ってる奴等が居るんだ・・・其奴等を助けるまで・・・俺は絶対に諦めない!お前等全員ぶっ倒して、皆を救うんだ!

?:仮面ライダー!

ディケイド:!?おっちゃん・・・!

?:完成したぞ!

ディケイド:ホントか!

?:ああ!

ディケイド:サンキュー・・・本気で行くぞ・・・

KUUGA!AGITO!RYUKI!
FAIZ!BLADE!HIBIKI!
KABUTO!DEN−O!KIVA!
FINAL KAMENRIDE!
DECADE!

敵達:!?

ディケイド:おっちゃん!

?:なんだ?

ディケイド:一緒に行かない?俺と一緒に。

?:・・・良いのか?私は、大ショッカーの科学者だったんだぞ。

ディケイド:関係ないよ。俺が連れていきたいと思った。それだけだ。どうする?

?:・・・行っても、良いかな?

ディケイド:一緒に行こう!

?:😀ああ!

ディケイド:うん。

グレイブ:感動的だな。だが無意味だ。

ジャークミドラ:二人共々死ね!

ディケイド:(心:此奴等全員を倒すのは無理だ。なら!)ふっ!

?:コレは!

ディケイド:其処を潜れば、近くのレジスタンスに繋がる。其処に仲間が居る。先に行って!俺もすぐ追いかける!

?:お、おう!ダッ🏃💨

ディケイド:よし。

KUUGA!KAMENRIDE!
ULTIMATE!

FINAL ATTACKRIDE!
KU KU KU KUUGA!

ディケイド:フッ!ハアッ!

敵達:!?くっ!

ディケイド:よし。またな。

アーク:ハアッ!

ジャークミドラ:居ない。

G4:対象、逃走。作戦は中止する。

オーガ:一旦戻ろう。


賀喜side


KAMENRIDE!KAIXA!
KAMENRIDE!DELTA!

ファイズ:行くぞ。草加、三原!

カイザ:ふん。

デルタ:ああ。

三人:ハアッ!

ヨロイ元帥:おのれ!

キバ男爵:邪魔な奴等だ!

別賀喜:頑張って、仮面ライダー!

?:死ね。

別賀喜:!?きゃっ!

?:グアッ!

別賀喜:・・・え、大二さん?

大二:くっ!

別賀喜:・・・あ、祐次さん!

ディケイド:よっ。遅くなった!

別賀喜:無事だったんですね!

ディケイド:ああ。やっぱり、コッチも襲われてたんだな。

別賀喜:はい。でも、ディエンドライバーのお陰で、守れてます。

ディケイド:ああ。

別賀喜:あ、解毒剤は?

ディケイド:心配いらないよ。おっちゃん!

?:ああ!コレが必要なのは?

ディケイド:彼処に隔離してある女子四人だよ。頼む。

?:分かった!

別賀喜:出来たんですね。

ディケイド:ああ。さて。問題は、お前だ。大二。

大二:う、うるせぇ!この悪魔が!なあ、見ただろ?此奴が俺を襲ったの。

別賀喜:それは・・・

祐次:その手には引っかからないぜ。誰もな。

大二:なに?

祐次:最近起きていた、行方不明事件。その共通点は、みんな衣服だけ残っていたというところだ。そして俺は、目の前で見た。人間が、ガラスの様に砕けたところを。

別賀喜:え?

祐次:そう。コレは、行方不明事件なんかじゃない。ファンガイアによる、連続殺人事件だったんだ。

別賀喜:ファンガイア!?

祐次:そしてそのファンガイアが、お前だ。大二。

別賀喜:!?

大二:くっ!

別賀喜:大二さんが・・・ファンガイア?




次回
仮面ライダーディケイドwith乃木恋season2



別賀喜:大二さんが、ファンガイア・・・なら、どうして此処に?

大二:こうなりゃ全員皆殺しだ!

祐次:たとえ、別の世界だとしても!此処に居る彼女達は、俺の大事な仲間だ!

激情態:この世界を破壊するのは、世界を救うためだ!なのに、何故邪魔をする!

ディケイド:こんなやり方は間違ってる。

激情態:俺は、俺はぁ!

?:終わりですな。大首領。

ディケイド:利用したんだな。此奴の気持ちを。

?:お前は何なんだ!

祐次:今は・・・通りすがりの仮面ライダーだ!覚えておけ!変身!

みんな:ありがとうございました!

祐次:そういえば、まだ名前聞いてなかったね。おっちゃん、名前は?

?:俺?ふっ😏俺は・・・

祐次:!?



全てを破壊し、全てを繋げ!









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