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姉と幼馴染みに囲まれて
僕は田村○○。僕には、年上の幼馴染みが居ます。
ピンポーン
○○:はーい。
ピッ
?(インターホン):こんにちは。上がっても良い?
○○:あ、良いよ。今開けるね。
?(イ):はーい。
🚪ガチャ
○○:いらっしゃい。奈於ちゃん。
![](https://assets.st-note.com/img/1718490878931-5ZdFJgNWsl.jpg?width=1200)
奈於:お邪魔します。
彼女がその幼馴染み。名前は弓木奈於ちゃん。姉の親友。
奈於:真佑は仕事だったよね?
○○:うん。泊まりの出張。明日、朝一で帰るんだって。
奈於:そっかそっか。
○○:・・・今日、ホントに泊まるの?
奈於:真佑に言われたんだ。今日は泊まってって。
○○:そ、そっか・・・
奈於:もしかして、嫌だった?
○○:え!?う、ううん!全然いやじゃないよ!むしろ、ウレシイクライダシ。ボソッ
奈於:え?
○○:あ、ううん!何でもない!いつもありがとう。
奈於:ふふっ。気にしないでよ、好きでやってるんだから。
○○:うん・・・
僕は今、高校三年生。奈於ちゃんは大学四年生。そして姉は働いている。僕に家族は姉しか居ない。両親は、僕が幼い頃、事故で二人とも亡くなった。それからは、叔父夫婦に引き取られ、育てられた。その時に出会ったのが奈於ちゃんだった。僕達を育ててくれた叔父夫婦は、二人とも亡くなってしまい、今は、姉弟二人で暮らしている。姉は、僕を養う為、日々働いている。そんな僕のお世話をしてくれてるのが奈於ちゃんだ。
奈於:残り少ないなぁ。
○○:え?
奈於:○○君のお世話を出来るのも。
○○:ど、どうして?
奈於:だってさ、私ももうすぐで、大学卒業だよ?今は就活生だし、就職すれば、今みたいに来れる回数も減っちゃう。でしょ?
○○:・・・うん・・・
奈於:まあでも、今すぐって訳じゃないけどね。あ、そうだ。洗濯は?
○○:あ、回したけど・・・もう終わってると思う。
奈於:じゃあ、干しとくね。
○○:うん、ありがとう。
奈於:どういたしまして。
一時間後・・・
奈於:お昼ご飯は?
○○:特になにも。
奈於:そっか・・・なんか希望は有る?
○○:うーん、何が良いかなぁ・・・
奈於:なんでも良いよ?
○○:じゃあ、チャーハン!
奈於:チャーハンかぁ・・・ふふっ。ちょっと待っててね。
○○:うん。・・・あ、僕も手伝う!
奈於:え?良いよ。座って待ってて。ね?
○○:え・・・(心:嫌だ・・・一緒に、居て欲しい・・・)ギュッ🤌
僕は咄嗟に奈於ちゃんの服の裾を掴んだ。
奈於:・・・○○君?
○○:あ・・・ご、ごめん・・・
奈於:・・・手伝ってくれる?
○○:!?う、うん!
そして数分後・・・
奈於:○○君、お皿出してくれる?
○○:うん!えっと・・・コレで良い?
奈於:うん!大丈夫!
○○:はい!
奈於:ありがとう。・・・よっと!はい!完成だよ。
○○:わぁ、美味しそう・・・早く食べよ!
奈於:ふふっ。はいはい。じゃあ運んでくれる?
○○:はーい。
奈於:ふふっ。
リビング
奈於:じゃあ、食べよっか。
○○:うん!
二人:いただきます。
○○:パクッ👄
奈於:どう?
○○:うん!美味しい!
奈於:ふふっ。良かった。パクッ👄うん、美味しい。
○○:・・・奈於ちゃん・・・
奈於:なに?
○○:・・・ううん。なんでも、無い・・・
奈於:・・・ねぇ、○○君。
○○:なに?
奈於:・・・大学、何処に行くかって決めてる?
○○:え?ううん、まだ決めてない。
奈於:じゃあさ。
○○:・・・
奈於:私と同じ大学、目指してみない?
○○:え?
奈於:私ね。真佑が働いてる会社に就職しようと思ってるの。
○○:そうなの?
奈於:うん。それでね、この家からその会社までは、結構時間が掛かるでしょ?
○○:うん。
奈於:でも、私の借りてる部屋からなら、徒歩10分程度だから、朝の通勤も楽だと思うんだ。
○○:なるほど・・・
奈於:○○君、プログラミングに興味が有るって、言ってたよね?
○○:うん。
奈於:私の大学には、そういう事が学べる学科も有るし、良いと思うんだけどな。
○○:・・・
奈於:もし、そういう事になったら、一緒に住まない?真佑も一緒に、三人で。
○○:でも・・・
奈於:勿論、同じ部屋じゃなくても、隣の部屋とかさ。
○○:・・・ホントに、良いの?
奈於:勿論!まあ、真佑にも確認しないといけないけどね。もし良かったら、考えてみてね?
○○:・・・うん。
奈於:☺️
四時間後・・・
○○:?あ、奈於ちゃん!雨!
奈於:え?あ、ホントだ・・・あ、洗濯物!○○君、私が取り込むから、受け取ってくれる?
○○:分かった。
数分後・・・
奈於:はい!
○○:はい。
奈於:オッケー、これで全部だね。
○○:うん。でも、奈於ちゃん濡れちゃってるけど。
奈於:あ、うん・・・お風呂、借りても良いかな?
○○:あ、うん!着替えは?
奈於:持ってきてるよ。あ!
○○:どうしたの?
奈於:バスタオル忘れちゃった。
○○:家のを貸すよ。
奈於:ありがとう。助かるよ。じゃあ、いってくるね?
○○:うん。いってらっしゃい。
20分後・・・
奈於:ふぅ~、さっぱりしたぁ・・・○○くーん、上がったよ。アレ?居ない・・・
🚪ガチャ
奈於:あ、おかえり。
○○:上がってたんだ・・・!?プイッ
奈於:ん?どうかした?
○○:な、なんで、そんなに薄着なの?
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奈於:暑いから。
○○:・・・/////む、無防備すぎるんじゃない?
奈於:?家の中だし、大丈夫だよ。
○○:・・・そっか。(心:男として、見られてないのかな・・・)
奈於:○○君?
○○:・・・僕もお風呂に入ってくるね。
奈於:うん!いってらっしゃい。
10分後・・・
🚪ガチャ
○○:ふぅ~、さっぱりしたぁ・・・あれ?奈於ちゃん?・・・あ、奈於、ちゃん・・・
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○○:ジーーーッ😐️ドキッ💓
奈於:あ、おかえり。
○○:・・・
奈於:?○○君?
○○:あ・・・
奈於:ボーッとしてたけど、大丈夫?
○○:う、うん。大丈夫。
奈於:何か有ったら、すぐ言ってね?
○○:うん、分かった・・・
奈於:うん。
その後、テレビを見たりしながら過ごしていたら、僕のスマホが鳴った。
📱Prrrrrrrr
○○:ん?姉ちゃん?もしもし。
真佑(電話):あ、もしもし。○○?元気?
○○:元気だよ。どうかしたの?
真佑(電):ううん。なんとなく。
○○:ふうん・・・仕事は?
真佑(電):今、取引先を出たところだよ。
○○:そっか・・・
真佑(電):奈於は?
○○:今はお掃除してるよ。
真佑(電):少しは自分でやりなよ?奈於だって、いつまでもお世話してくれる訳じゃないんだから。
○○:・・・
真佑(電):○○?聞いてる?○○?
○○:あ、うん・・・ねぇ、姉ちゃん?
真佑(電):?なに?
○○:・・・奈於ちゃんはさ・・・居なくなっちゃうのかな?
真佑(電):どうしたの?急に?
○○:・・・怖いんだ。僕から、大切な人が離れていくのが・・・父さんや母さんも居なくなって、引き取って育ててくれた、叔父さんと叔母さんも居なくなって・・・そしていずれは、姉ちゃんと奈於ちゃんも居なくなっちゃうんじゃないかって・・・😢
真佑(電):○○・・・大丈夫だよ!何があっても、あなたの側に居るから。絶対に!
○○:・・・うん・・・グスッ😢
奈於:お掃除、終わったよ・・・○○君?
○○:あ、奈於ちゃん・・・
奈於:どうしたの?
真佑(電):○○。
○○:なに?
真佑(電):奈於に変わってくれる?
○○:うん・・・奈於ちゃん、はい。
奈於:あ、うん。・・・もしもし。
真佑(電):あ、奈於。
奈於:真佑?どうしたの?
真佑(電):○○の事、気にかけてあげてくれる?今は特に気にしてるみたいだから・・・
奈於:うん、分かった。
真佑(電):なるべく早く帰るから。
奈於:気をつけてね。
真佑(電):うん!じゃあ、○○の事、お願いね?
奈於:分かった!気をつけて帰ってきてね。
真佑(電):うん!じゃ!
奈於:うん。はーい。
📱ピッ
○○:奈於ちゃん、姉ちゃんはなんて?
奈於:良い子にしててね、だって。
○○:・・・良い子にって、そんな子供じゃないし。
奈於:ふふっ。真佑が仕事始めて、もうすぐ一年半だね。
○○:うん。
叔父さんが生きていた間は、学費を工面してもらっていたのだが、叔父さんが亡くなった事で、学費が払えなくなってしまった。だから姉ちゃんは、大学を中退。僕を養うために、就職した。
○○:・・・
奈於:どうしたの?
○○:姉ちゃんは、幸せなのかな・・・
奈於:え?
○○:姉ちゃんには、夢が有った。アイドルになって、沢山の人々を幸せにしたいって夢が。
奈於:言ってたね。
○○:でも、僕の所為で、夢を諦めるしかなかった。
奈於:○○君の所為じゃないでしょ?
○○:僕の所為だよ。僕を養うために、夢を諦めて就職したんだから。両親が亡くなった時もそうだった。
奈於:・・・
○○:僕が我が儘を言ったばっかりに、二人は事故に・・・
奈於:○○君。それは違うよ。
○○:違わないよ!僕が・・・我が儘を言わなければ・・・二人が事故に遭うことも無かった・・・姉ちゃんが、夢を諦めることも無かった・・・😢全部、僕の所為だよ!僕なんか、産まれてこなければ良かったんだ・・・
奈於:!?バカっ!
○○:!?
奈於:そんな事言わないで!産まれてこなければ良かったなんて、絶対!
○○:グスッ😢でも・・・僕が居なければ、誰も不幸にならずに済んだ・・・姉ちゃんだってきっと・・・
奈於:真佑がいつそんなこと言ったの?真佑に言われたの?居なければ良かったって。ねぇ、言われた?
○○:言われて、ない・・・けど!言えないだけかもしれないじゃん!
奈於:絶対に無い!真佑はそんな事、一切思ってないよ!前に言ってたもん。毎日幸せだって。会社の人達も、みんな優しくて、近所の人達も、色々気にかけてくれて。私達は恵まれてるんだって、とても幸せだって。
○○:・・・でも、それは周りの人が優しいってだけで・・・
奈於:これからも三人で仲良くしたい。
○○:え?
奈於:真佑が前に教えてくれたの。真佑の今の夢を。
○○:今の、姉ちゃんの、夢?
奈於:うん。
💭
真佑:私、幸せなんだ。
奈於:どうしたの、急に?
真佑:会社の人達は優しくて、良い人ばっかりで・・・それに、近所の人達には気にかけてもらえて、奈於も、私達と仲良くしてくれて・・・ホントに恵まれてるって思う。ありがとう。
奈於:☺️どういたしまして。
真佑:奈於。
奈於:うん?なに?
真佑:少し、聞いてもらっても良い?
奈於:?うん。どうしたの?
真佑:私ね。夢が有ったの。
奈於:アイドルになって、沢山の人を幸せにしたい、だっけ?
真佑:うん。今は、その夢は叶わなくなっちゃったけど、その代わり、新しい夢が出来たの。
奈於:新しい夢?
真佑:うん。コレからも・・・私と○○と奈於。三人で仲良くする事。
奈於:・・・私も?
真佑:うん。奈於も、私の大切な人だから。
奈於:真佑・・・
真佑:何度も言うけど、いつもありがとう。
奈於:☺️うん!
真佑:これからも宜しくね。
奈於:もちろん。
○○:・・・姉ちゃんが、そんな事を・・・
奈於:うん。だから、産まれてこなければ良かったなんて、絶対に言わないで。そんな事言ったら、真佑が悲しむよ。
○○:グスッ😢ひぐっ、うぅ~、ウワアアアン😭
奈於:もう、泣かないの。ギュッ
○○:ウワアアアン😭
奈於:よしよし。ナデナデ👋
しばらく泣き続けた○○は、奈於の腕の中で眠ってしまった。
○○:すぅ、すぅ、すぅ、すぅ・・・
奈於:ナデナデ👋ふふっ。これじゃあ動けないなぁ・・・(心:○○君。私も真佑も、ずっと側に居るからね。)
○○:んっ。すぅ、すぅ、すぅ、すぅ・・・
三時間後・・・
奈於:そろそろ晩ご飯の時間だけど・・・起きそうに無いなぁ・・・
ガチャ🚪
?:ただいま!
奈於:え?あ、真佑?
真佑:ただいま!
![](https://assets.st-note.com/img/1719094481892-LoCBx14n0J.jpg?width=1200)
奈於:シーー🤫
真佑:え?あ、○○?なんで?
奈於:泣き疲れて寝ちゃった・・・
真佑:泣き疲れてって、何があったの?
奈於:また考えすぎてたんだよね。
真佑:そっか。
奈於:ところで、帰りは明日って聞いてたんだけど?
真佑:あ、うん。そうだったんだけど、思ったより早く終わっちゃって、だから帰ってきたんだ。○○の事も心配だったし。
奈於:そっか。おかえり。
真佑:ただいま。えっと、この感じだと、晩ご飯はまだかな?
奈於:うん。
真佑:気持ちよさそうに寝てるね。
奈於:うん。ホントに。
真佑:・・・
奈於:真佑。
真佑:・・・え?あ、なに?
奈於:さっき、○○君にも話したんだけどさ。
真佑:うん。
奈於:一緒に住まない?
真佑:・・・へっ?
奈於は、○○に話した事を、真佑にも話した。
奈於:ていう訳なんだ。
真佑:確かに、メリットだらけだね。
奈於:一応○○君も、考えてくれる事になったの。だから、真佑も考えてみてよ。
真佑:・・・○○が決めたことに賛成すると思うよ。
奈於:ふふっ。だよね。
真佑:奈於、ありがとう。
奈於:気にしないで。私だって、○○君と真佑の事大好きだから。
真佑:奈於ぉ・・・奈於が友達で良かったよぉ~😭
奈於:もぉ~、あんたまで泣くんかい。まったく・・・ふふっ。真佑、おいで?
真佑:奈於ぉ~!ギューーーッ
奈於:わっ!ふふっ。よしよし。ナデナデ👋
数分後・・・
奈於:落ち着いた?
真佑:うん。ありがとう!
奈於:どういたしまして。
二人:ふふっ。
真佑:さてと、晩ご飯どうする?
奈於:あぁ~、○○君をどうにかしないといけないけど・・・
真佑:私が作るよ!
奈於:・・・○○君をお願いね。
真佑:いや、私がご飯作るよ!
奈於:真佑?そうやって前に作ったの、覚えてるよね?
真佑:・・・はい・・・
奈於:ふふっ。じゃあ、○○君の事、お願いね?
真佑:・・・はい。
奈於:うん。○○く~ん、ゴメンね。はい真佑。
真佑:はい。
奈於:じゃあ、ご飯作ってくるね。
真佑:お願いします。
そう言って奈於は、キッチンに立った。そして、○○と真佑は・・・
真佑:・・・ナデナデ👋
○○:すぅ、すぅ、すぅ、すぅ・・・ギュッ
真佑:?○○?
○○:・・・で・・・
真佑:?
○○:・・・ないで・・・行かないで・・・姉ちゃん・・・奈於ちゃん・・・ギュッ
真佑:大丈夫。ちゃんと此処に居るよ。ギュッ
○○:んっ。ん~~・・・奈於、ちゃん?
真佑:大丈夫?
○○:アレ?姉ちゃん、なんで?
真佑:早めに帰ってきたの。それより、大丈夫?
○○:・・・夢を見た・・・姉ちゃんと、奈於ちゃんが、死んじゃう夢・・・
真佑:そっか。
○○:アレ?奈於ちゃんは?
真佑:あ、奈於なら今は・・・
○○:居ない・・・姉ちゃん、奈於ちゃんが居ない!
真佑:落ち着いて?奈於ならちゃんと・・・
○○:奈於ちゃんが居ない!ねぇ、奈於ちゃんは?ねぇ、ねぇ!
真佑:落ち着いて!奈於ならちゃんと居るから。ね?
○○:でも居ないじゃん!ねぇ、奈於ちゃんは何処?!まさか・・・奈於ちゃん、居なくなったの?ねぇ、姉ちゃん!
真佑:落ち着いてってば!ギュッ
○○:!?姉、ちゃん・・・でも、奈於ちゃんが・・・
奈於:どうかしたの?!
真佑:あ、奈於!ほら、○○。奈於だよ。
○○:あ、奈於ちゃん・・・
奈於:起きたんだ・・・どうかしたの?
○○:グスッ😢奈於ちゃ~~~ん😭ギューーーッ
奈於:わっ!どうしたの・・・何かあった?
真佑:見たんだって・・・私と奈於が死んじゃう夢。
奈於:あ、そっか。ゴメンね。ご飯作ってたんだ。
○○:グスッ😢奈於ちゃん・・・僕、一緒に住みたい。
奈於:○○君・・・ホントに、良いの?
○○:うん・・・三人で仲良くしたい。
真佑:!?
○○:姉ちゃんの夢を、叶えてあげたいんだ。だから・・・
奈於:☺️分かった。じゃあ、受験勉強を頑張んないとね。
○○:あ、そっか・・・うん。頑張る。
奈於:うん!
真佑:ねぇ、ねぇ!晩ご飯、みんなで作らない?
奈於:おっ、良いね!そうしよっか!
○○:うん!
真佑:ねぇ、二人とも。
二人:なに?
真佑:・・・いつか、ホントの家族になろうね。
二人:え?
真佑:奈於が○○のお嫁さんになったら、私も嬉しいから。
二人:・・・/////
真佑:ふふっ。
数年後・・・
○○:ただいま。
二人:おかえり。
奈於:ご飯出来てるよ。
○○:あ、カレーだ。やった!
真佑:その前に、手洗ってきなさい。
○○:はーい。
奈於:ふふっ。
あれから僕は、ひたすら受験勉強して、奈於ちゃんと同じ大学に合格。奈於ちゃんも無事に就職出来た。そして今は、一緒に住んでいる。
○○:いただきます!パクッ👄んっ!美味い!
奈於:ふふっ。良かったよ。
真佑:相変わらず美味しそうに食べるね。ふふっ。作りがいが有るよ。
奈於:アナタは作ってないでしょ。
真佑:えへへ、まあね。
奈於:会社の方はどうなの?
○○:ん?あぁ、順調だよ。優秀な社員も入ったしね。
奈於:そっか。
真佑:まさか、会社を設立するなんてね。○
○が社長か・・・なんか、感慨深いよ。
○○:ありがとう。
僕は大学在学中に、ゲーム会社を起業した。優秀な社員もそれなりに入り経営は順調だった。そして、私生活では・・・
○○:奈於ちゃんの方は大丈夫?無理してない?
奈於:大丈夫だよ。
○○:奈於ちゃんはすぐ無茶するから。
奈於:それは○○君もでしょ?
真佑:どっちもどっちだよ。ね?
奈於:あ、蹴った!
二人:え!?
奈於:ふふっ。元気な子が産まれそうだね。
○○:きっと奈於ちゃんに似たんだろうね。
奈於:いやいや、○○君に似たんだよ。
真佑:まあまあ、どっちでも良いじゃん。
二人:☺️うん。
大学合格後、僕は奈於ちゃんと付き合い始め、大学卒業後に結婚した。そして今、奈於ちゃんのお腹には、新たな命が宿っている。
○○:・・・奈於ちゃん。
奈於:うん?
○○:ありがとう。僕と、家族になってくれて。
奈於:ふふっ。うん!
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真佑:これからも皆一緒だよ!
三人:🙂
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END