#1 買い物
○○:んっ、ん~~。ふぅー、六時か。ん?
はじめまして。僕の名前は中村○○。僕には所謂、ボクっ娘の彼女が居ます。
○○:相変わらず、可愛い寝顔だな。
?:んっ。ん~😴
○○:起こすか。とはいっても、起きないんだよなぁ。理々杏ちゃん?
理々杏:ん~~。スー、スー。
○○:ほらね。・・・もっかい寝よ。
彼女の名前は伊藤理々杏。姉の親友で、今は同棲しています。同棲してから分かったことですが、理々杏ちゃんは朝が苦手です。まあ、其処が可愛いんだけど。
二度寝してから三時間後・・・
○○:理々杏ちゃん?九時だよ?
理々杏:うーん。○○君?
○○:そうだよ。
理々杏:んふふ。好きぃ~😚
○○:はいはい。起きて。
理々杏:ふぁーい😖
○○:(可愛い。)
リビング
○○:おはよう。
理々杏:おはよう。あ!いただき・・・
○○:理々杏ちゃん?
理々杏:わ、分かってるよ。我慢します。
○○:ふふっ。はい、出来たよ。
理々杏:わーい!美味しそう!早く食べよう?
○○:はいはい。じゃあ、いただきます。
理々杏:いただきます。あむっ。ん~~!今日も美味しい!
○○:パクッ。うん、美味しい。
理々杏:もう、毎日食べたい!
○○:いや、毎日食べてるから。
理々杏:あ、そっか。えへへ。あむっ、んふふ。
○○:ふふっ。🥰可愛いなぁ。
理々杏:んぐっ!ゴホッゴホッ!
○○:大丈夫?はい、お茶。
理々杏:ゴクッゴクッ。ぷはぁ!ありがとう😳
○○:落ち着いて食べないと、危ないよ?
理々杏:分かってるよ/////もう、誰の所為だと思ってるの。
○○:?
理々杏://///(○○君ったら、いっつもさりげなく言うんだから。本当にズルい。)
その後、朝ご飯を食べ終え、僕達は出掛ける準備をした。何故なら今日は、デートの日なのです。
理々杏:今日はボク、新しく買った服で行くね。
○○:うん。(新しい服かぁ。どんなのだろう?)じゃあ、いつも通り駅前で待っとくね?
理々杏:分かった!ボクも直ぐ行くから。
○○:了解。
僕達はデートの時、必ず駅で待ち合わせします。理々杏ちゃん曰わく、初心を忘れないためだそうです。
○○:んー、そろそろかな?
理々杏:お待たせ!
○○:おう!(うおっ。可愛い。)
理々杏:えっと/////ど、どうかな?
○○:うん、似合ってる。可愛いよ。
理々杏://///ありがとう。
○○:うん。それじゃあ行こっか。
理々杏:うん!
僕達は、恋人繋ぎで歩き出した。
ショッピングモール
○○:どっか行きたいコーナーとか有る?
理々杏:えっとね。此処に行きたい!
○○:ん?おもちゃコーナー?
理々杏:うん。新しいカードが欲しいの。
○○:カードってポケカ?
理々杏:うん。駄目、かな?
○○:ふふっ。駄目じゃないよ。行こっか?
理々杏:うん!
おもちゃコーナー
○○:ポケカは、パック?それともデッキ?
理々杏:出来れば、デッキが良いな。
○○:じゃあ、デッキを買おう。とはいっても、僕は全然分かんないけど。
理々杏:大丈夫だよ。行こ!
○○:うん。(よっぽど嬉しいんだなぁ。ふふっ。)
どうも。作者の'06ライダーです。さっきポケカの事は分かんないって言ってたんですけど、本当に分かんないので、ちょっと省略します。申し訳ありません。
○○:どっちが欲しいの?
理々杏:出来れば二つとも欲しいけど、どっちかにする。
○○:ふぅん。じゃあ、両方だね。
理々杏:え?
○○:買ってくるね。
理々杏:ちょ、ちょっと待って!
○○:どうかした?
理々杏:どっちかにするって言ったじゃん。
○○:二つとも欲しいんでしょ?
理々杏:うん。でも、良いよ。
○○:遠慮しない。僕が両方払うから。
理々杏:だったら、ボクが払うよ。
○○:もう。ここは大人しく、僕に払わせてよ。ね?
理々杏:じゃあ、一つはボクが払う。
○○:いや、だから・・・
理々杏:良いの!ボクが言ってるんだから。大人しく、払わせて。
○○:・・・分かったよ。じゃあ、行こ?
理々杏:うん!
○○:(理々杏ちゃんらしいな。)
理々杏ちゃんは意外と意志が固い。悪い言い方をすれば頑固者だ。一度決めたら、絶対曲げない。まあ、そんな所も好きなんだけどね。
理々杏:ありがとね?本当なら、ボクが二つ分払わなきゃいけないのに。
○○:気にしないの。僕が好きでやったことなんだから。
理々杏:うん。(やっぱり優しいなぁ。そうだ!ボクも何かお返ししないと。)ねえ、○○君?
○○:?どうかした?
理々杏:○○君は、行ってみたい所は無いの?
○○:僕の?ふふっ。気にしなくて良いよ。それより、理々杏ちゃんの行きたい所は他にある?
理々杏:ある!○○君が行きたい所!
○○:え?
理々杏:だから!○○君が行きたい所が、ボクの行きたい所!
○○:・・・分かった。じゃあ一カ所だけ。
理々杏:何処?!
○○:おもちゃコーナー。
理々杏:え?いや、今居る此処がおもちゃコーナーだけど。
○○:知ってるよ。おもちゃにも色々種類が有るからね。こっちだよ。
理々杏:う、うん。
理々杏:あぁ!此処ね~。
○○:そっ!ふふん。何か有るかな~~。おっ!これは、ガッチャードライバーか。あ、こっちはガッチャージガンだ!ヴァルバラドも有る!スゲェー!此処の品揃え豊富だな!
理々杏:ふふっ。(やっぱり、仮面ライダーを見てるときの○○君は可愛いなぁ。)
○○:こっちは戦隊か。キングオージャー。これはタランチュラナイト!お、ゼンカイジュウギアだ。まだ、店頭に並んでるんだな。あぁ~~どうしよう?迷うなぁ。あ、あっちはプラモデルかぁ。そうだ、プラモデルにしよう。
理々杏:決まった?
○○:うん!プラモデルにする。
理々杏:そっか。どのプラモデル?
○○:此だよ!Figure-rise-Standardの仮面ライダーシリーズ!これのどれか。
理々杏:まだ決まってないじゃん。
○○:まあね。
理々杏:持ってないのは?
○○:この四つだね。
理々杏:ドライブ、フォーゼ、エグゼイド、クウガ。どれにするの?
○○:問題はそこなんだ!
理々杏:あ、うん。
○○:出来れば、四つ全部欲しい。でも、全部買うと一万円を越えてしまう。
理々杏:うん。
○○:どうすれば良いんだ!?
理々杏:あはは😅(凄い悩んでる。)じゃあ、三つだったら?
○○:三つだったら、一万いかないから大丈夫かな。
理々杏:じゃあ、一つはボクが買うよ。だから、三つは○○君が買って?
○○:・・・良いの?
理々杏:さっきボクのポケカを買ってくれたからさ。そのお礼だよ。
○○:☺️ありがとう!理々杏ちゃん!
理々杏:うん!
会計後
○○:んふふ。やった!
理々杏:ふふっ。(可愛い🥰)
○○:そろそろ、お腹空いてきたね。
理々杏:そうだね。どうしよっか?
○○:フードコートに行ってみよう?
理々杏:うん。
フードコート
○○:意外と空いてるね。
理々杏:そうだね。それで・・・何食べる?
○○:うーん・・・チャーハンが良いな。
理々杏:じゃあ行こ?
○○:うん。
店員:いらっしゃいませ。ご注文は?
○○:チャーハンの特盛りを一つ。後、オレンジジュース。
店員:チャーハンの特盛りとオレンジジュースですね。
○○:理々杏ちゃんはどうする?
理々杏:じゃあ、チャーハンの普通盛りとオレンジジュースで。
店員:かしこまりました。他にご注文は宜しかったですか?
理々杏:あ、じゃあ、豚骨ラーメンを一つ。
店員:かしこまりました。
理々杏:以上で。
店員:お会計が3600円になります。
理々杏:はい。じゃあ・・・
○○:良いよ。僕が払う。
理々杏:あ、うん。ありがとう。
○○:うん。じゃあ、4000円で。
店員:お預かり致します。400円のお返しです。此方のベルでお知らせ致しますので、お好きな席でお待ち下さい。
○○:はい。
○○:ねぇ。
理々杏:何?
○○:豚骨ラーメンは誰が食べるの?
理々杏:あー、うん。二人で分けたいなって思って。駄目かな?
○○:ふふっ。駄目じゃないよ。
理々杏:えへへ、良かった。
二十分後
二人:いただきます。んっ。美味しい!
○○:凄い美味しいね?
理々杏:うん!
○○:ふふっ。
理々杏:?んっ。何?
○○:ご飯粒付いてたよ。
理々杏:え、嘘?!ホントに?
○○:うん。ほら。
理々杏:ホントだ。
○○:ふふっ。うん!ラーメンも美味い!
理々杏:ボクも食べる。うーん!美味しい!
○○:ふふっ。
○○と理々杏:ごちそうさまでした。
○○:美味しかったね。
理々杏:うん!
○○:後は何かある?
理々杏:あ、コップが欲しい。
○○:コップ?
理々杏:うん!
○○:分かった。
理々杏:うーん。どれが良いかな。あ!ねぇ○○君。
○○:どうしたの?
理々杏:お揃いにしない?
○○:コップを?
理々杏:うん。此なんだけど・・・
理々杏:良いかな?
○○:うん。良いよ。買おっか。
理々杏:ありがとう○○君!
○○:ふふっ。うん。
○○:今日は色々買ったね。
理々杏:うん。なんか、殆ど払ってもらっちゃってごめんね。
○○:良いよ、別に。いつものお礼だよ。
理々杏:?
○○:ふふっ。じゃあ、帰ろっか。
理々杏:うん!
いつものお礼。それは、「一緒に居てくれてありがとう」という意味。
To be continued……