第5話 スーパーショッカー
これまでの
仮面ライダーディケイドwith乃木恋は・・・
ボス:ガーディーの事を?
アキラ:祐次がどうして弓木奈於に信頼を寄せているのか。
ボス:祐次に伝えておけ。期日は明日だ。
アキラ:(楽しみだなぁ。弓木奈於。)
アキラ(電話):ただ見てみたいだけだ。弓木奈於がどういう人間かをな。
弓木:このカメラって・・・
祐次:俺が生まれて初めて、触ったカメラだよ。
弓木:もう、使えないんですか?
祐次:うん。俺が高校生の時までは使えてたんだけどね。今使ってるカメラは、ボスから貰ったんだ。
弓木:そもそも、ガーディーって何なんですか?よく分からないんですけど。
祐次:対スーパーショッカー組織ガーディー。その名の通り、スーパーショッカーを壊滅させるために作られた組織だ。
藤兵衛:もともと、俺と祐次の父である富永光一は、大ショッカーの人間だった。大学卒業直後、我々は大ショッカーに捕まり私は科学者として、光一はショッカー怪人として、脳改造を受けた。
藤兵衛:我々は約10年間大ショッカーに在籍していた。そんなある日。何者かが大ショッカーのアジトに侵入した。その侵入者が何者なのかは分からなかった。当時分かっていたことは、二人組ということだけ。そして私は、その何者かの手術を受けた。
藤兵衛:その手術のお陰で、私の洗脳が解かれたんだ。
藤兵衛:それが誰なのかは分からなかったが、その侵入者に頼まれたんだ。富永光一の洗脳を解いて欲しいと。
藤兵衛:私は直ぐに理解した。今はこの侵入者の言うことを聞くべきだと。そして私は、光一を強化改造するという名目で、手術を受けさせた。
藤兵衛:そのまま私達は、ディケイドシステムを持って大ショッカーを抜け出した。
藤兵衛:大ショッカーを抜けた後、私と光一で対大ショッカー組織ガーディーを設立した。
祐次:二人は出会ってから五年の交際を経て、結婚したらしい。そして、結婚した翌年に兄の光が生まれ、その五年後に俺が生まれた。
藤兵衛:それからは、長い長い戦いだった。気づけば、大ショッカーを抜けてから実に、13年が経っていた。
藤兵衛:そんな光一と大ショッカーとの戦いは、ある日突然、終わりを告げた。
祐次:家族全員で出掛けた先で、大ショッカーに襲われたんだ。
祐次:その時、俺が大事にしてたおもちゃを落としていたことに気付いてな。俺はそれを取りに行ってしまった。そんな俺を、大ショッカーが見逃すことは無かった。
祐次:俺の所為なんだ!俺の所為で、父さん達は!
祐次:俺がおもちゃなんか持ってなければ!おもちゃを取りに行かなければ!父さんも母さんも兄さんも死ぬことはなかった!全部!俺の所為なんだ・・・俺さえ居なければ・・・誰も死なずに・・・済んだ、筈なんだ・・・誰も
藤兵衛:光一達だけなら、ここまで気負わずに済んだ筈だ。でも、光一達が死んだ後、光一達の親戚や家族も殺されたんだ。当然、美加子さんの親戚や家族も。
祐次:俺は、俺が戦う理由は復讐だ。そして、父さんに対する償いなんだ。俺の所為で死なせてしまったことに対する。だから、俺は復讐を止めるつもりはない!誰が何と言おうと!
弓木:ディケイドの時が本当の先輩かもしれないけど、私からしたら、優しい先輩が本当の先輩なんです!だから、お願いします!復讐なんて・・・止めて・・・
祐次:弓木・・・(俺は・・・復讐を・・・)
祐次:すまない、弓木。俺だって分かってるよ。復讐なんて無意味だって。
祐次:でも。さっきも言ったけど、俺は復讐を止めるつもりはないよ。俺には、復讐しかないんだ。だから、ごめん。
弓木:・・・分かりました。なら、私もサポートします。
弓木:私言いましたから。先輩の力になりたいって。
弓木:良いに決まってるじゃないですか。だって私達、先輩と後輩なので!
祐次:何じゃそれ?まあでも、ありがとな。弓木。
藤兵衛:祐次の事、よろしく頼みます。
弓木:はい!
世界の破壊者、ディケイド!
スーパーショッカーへの復讐を誓い、その瞳は何を見る?
弓木:こんにちは、先輩!
祐次:こんにちは。
田村:早いですね?
祐次:まあね。
翔太郎:お邪魔するぜ?
田村:翔太郎さん、フィリップさん。照井さんも
照井:すまない。突然来てしまって。
黒見:また怪人ですか?
翔太郎:いや、今日は別件でな。
松尾:別件?
フィリップ:あんな事が有ったばかりだからね。
翔太郎:レッスン中にだけ警護をすることになったんだ。
金川:そうなんですか。
翔太郎:そういうことだから、安心してレッスンに集中してくれ。
メンバー:はい!
祐次:その警護って、誰かからの依頼ですか?
翔太郎:ん?ああ、そういう訳じゃねぇよ。
祐次:まさか、勝手に?
照井:俺が依頼したんだ。風都署としてな。
祐次:ふうん。ま、レッスンの邪魔だけはしないで下さいね。
翔太郎:なあ。前から聞きたかったんだが、お前は俺の事嫌いなのか?
メンバー:・・・
祐次:嫌いです。何なら、あなた達全員が嫌いです。
翔太郎:・・・そうか。理由は?
祐次:嫌いだから嫌い。それだけです。
ときめ:秘密を知られるのが嫌だからじゃない?
祐次:あなたも居たんですね。
ときめ:まあね。
亜樹子:私も居るよ。
祐次:何が言いたいのかは分かりませんが、秘密なんて無いですよ?俺はただのマネージャーですから。
🚪ガラガラ
梅澤:皆揃ってるね。
山下:梅。遅かったね?
久保:何か有ったの?
梅澤:大事な話があります。翔太郎さん達も聞いて下さい。
翔太郎:あ、ああ。
梅澤:来週から、長期休みが始まります。そこで、長期休みの中の3日間。合宿をする事になりました。
メンバー:え!?
梅澤:詳しい日程は後日お知らせするとのことです。そして、富永君。
祐次:はい?
梅澤:今日のレッスン終わり、ハム子コーチとの打ち合わせに参加して下さい。詳しい日程を決めるために。日程が決まったら、富永君から発表してもらうそうです。
祐次:分かりました。
梅澤:それで、翔太郎さん達には合宿先での警護をお願いしたいんです。
翔太郎:俺達が・・・そいつは構わねぇが。
梅澤:宜しくお願いします。
翔太郎:分かったよ。良いか?祐次。
祐次:(ちっ。面倒だな。仕方ねぇ。合宿先では、ディケイドにならない方が良いか。)ご自由に。でも、邪魔だけはしないで下さいね?
弓木:・・・(先輩😞)
梅澤:もう。駄目よ富永君。翔太郎さん達は私達のことを考えて警護してくれてるんだから。そんなに邪険に扱わないの!😠
祐次:すいません。
梅澤:それじゃあ、今日のレッスンを始めます。
メンバー:宜しくお願いします!
祐次:宜しくお願いします。
翔太郎:俺達は外だ。
三人:ああ。(うん。)
~~
~~
~~
~~
~~
~~
梅澤:それじゃあ、一旦休憩です。
メンバー:はーい。
弓木:先輩
祐次:ん?
弓木:合宿先にもドーパントって出ますかね?(ボソッ
祐次:どうだろうな。でも、スーパーショッカーが出てくる可能性はある(ボソッ
弓木:でも、スーパーショッカーって全然出て来ないじゃないですか(ボソッ
祐次:奴等は突然来るからな(ボソッ
弓木:・・・
林:何をコソコソ話してるんですか~~?
弓木:え!?な、なんでも無いよ。
佐藤(璃):え~~?怪しい。
松尾:実は付き合ってるとか?
弓木:ち、違うから!そういうんじゃ無いんだって。
黒見:え~~、隠さなくても良いのに。何の話をしてたんですか先輩?
祐次:え?ああ、合宿先での事だよ。
林:合宿先?
祐次:うん。何事も無ければ良いねって話してたんだよ。
松尾:ああ、確かに。
佐藤(璃):流石に合宿先にまでは来ないですよ。
黒見:でも、何が有るか分からないし。
弓木:うん・・・
祐次:ま、なるようになるよ。
弓木:・・・
松尾:奈於ちゃん?どうかした?
弓木:え?あ、ううん。大丈夫。
祐次:・・・ほら。そろそろ再開しそうだよ。
松尾:あ、はい。
📱Prrrrrrr
祐次:?(アッキー?)もしもし?
晃(電話):祐次!今、構内に怪人がいる!
祐次:!?それで?
晃(電話):多分、屋外ステージの近くだ。
祐次:どちらにせよ、今はレッスン中だ。動く訳にはいかない。
晃(電話):分かった。こっちで何とかするよ。
祐次:ああ、頼む。
📱ピッ
祐次:・・・
屋外ステージ
?:おのれ!ディケイドは何処だ!?
晃:おい!
?:あ?貴様に聞く。ディケイドは何処だ?
晃:ああ、ディケイドならあっちで見たよ。
?:何!?待っていろ!ディケイド!
晃:あの怪人、多分馬鹿だな。とりあえず、何とかなったか。後は、任せたぜ。仮面ライダー。
晃は、車に乗って帰っていった。
翔太郎達はレッスン室の前で警護をしていた。その時!?
?:ウォーーー!ディケイド!出て来い!?
キャーーッ!
窓の外に怪人が見えた。
照井:行くぞ!
アクセル!
翔太郎:ああ。フィリップ!
トリガー!
フィリップ:分かった。
サイクロン!
照井:変っ!
翔太郎とフィリップ:変身!
照井:身っ!
サイクロン!トリガー!
アクセル!
W:ハッ!
?:グワッ!
Wはサイクロントリガーに変身。トリガーマグナムで窓から攻撃を当てた。
🚪ガラガラ
梅澤:翔太郎さん!
W(翔太郎):ときめ、亜樹子!皆を頼む。
ときめと亜樹子:分かった。
Wとアクセル:ハアッ!
祐次:あれは・・・(スーパーショッカー!)
梅澤:あのWは初めて見た。
亜樹子:あれはサイクロントリガー。風の銃弾を放つのよ。
祐次:風の銃弾って強いの?
亜樹子:強いわよ!
祐次:あんまり強そうじゃないけど。
W:ハッ!
?:グワッ!
アクセル:ハアッ!
?:くそっ!おい!何故ディケイドじゃないんだ?!
W(翔太郎):そんなにディケイドに会いたいのか?
W(フィリップ):こんなドーパントは初めてだ。
アクセル:しかし、何故ドーパントがディケイドを探しているんだ?
W(翔太郎):それは、確かに。
W(フィリップ):君はドーパントかい?
?:あ?貴様、何を言ってる?私はドーパントでは無い!
W(翔太郎):ドーパントじゃない!?
W(フィリップ):では、何者だ?
?:俺はスーパーショッカーのショッカー怪人、ヒトデンジャーだ!
Wとアクセル:ヒトデンジャー。
祐次:(ついに来たか。)
スイーツ!
スイーツ:ハッ!
祐次:!?グワッ!
皆:!?
弓木:先輩!
亜樹子:竜君!
アクセル:!?こっちはドーパントか。グワッ!
ヒトデンジャー:余所見をするな!
W:ハッ!
W(翔太郎):フィリップ!
W(フィリップ):ああ!
ルナ!
ルナ!トリガー!
W:ハアッ!
ヒトデンジャー:グワッ!
スイーツ:グワッ!ちっ。ハッ!
祐次:グッ!
弓木:先輩!
祐次:来るな!
皆:!?
祐次:危ないから来るな!
弓木:でも、先輩が!
祐次:俺は、大丈夫だ。だから、心配するな!
スイーツ:ハアッ!
祐次:!?グワァーーーーッ!
全員:!?
スイーツ・ドーパントの攻撃を喰らい、祐次の体は窓ガラスを突き破り、落下した。
弓木:先輩!
アクセル:まずい!
アクセル!アップグレード!ブースター!
アクセルブースター:ハアッ!
祐次:くっ!(変身出来れば余裕なんだけどな。)
アクセルブースター:祐次!ハッ!
祐次:うおっ!
アクセルブースター:大丈夫か?
祐次:ああ。何とか。
アクセルブースター:なら良かった。こっちは無事だ!
W(翔太郎):ったく。心臓に悪いぜ。
W(フィリップ):ふふっ。そうだね。
弓木:ほっ😰良かった。
スイーツ:ハアッ!
アクセル:!?くっ!祐次、隠れてろ!
祐次:分かった。
ヒトデンジャー:ハアッ!
W(翔太郎):グッ!
W(フィリップ):とっとと終わらせよう。
W(翔太郎):そうだな。ハアッ!
ヒトデンジャー:グワッ!
W(翔太郎):これで行くか。
サイクロン!メタル!
サイクロン!メタル!
W(翔太郎):フッ!ハッ!ハアッ!
ヒトデンジャー:くっ!ちくしょー!
祐次:ヒトデンジャーは俺が倒す。変身!
KAMENRIDE!DECADE!
ディケイド:ハッ!
ヒトデンジャーとスイーツ:グハッ!
W(翔太郎):彼奴は・・・
W(フィリップ):ディケイド・・・
アクセル:・・・
ディケイド:W!ヒトデンジャーは俺が倒す。だから、譲れよ。
アクセル:また復讐の為か?
ディケイド:当然だろ?まあ、勝手に頂くけどな。ハッ!ハアッ!
ヒトデンジャー:!?グハッ!くっ!待っていたぞディケイド!ハアッ!
ディケイド:フッ!ハッ!
アクセル:ディケイド・・・
スイーツ:ディケイドは私が!ハアッ!
ディケイド:ちっ。ならば、二人纏めて倒す。ハアッ!
スイーツ:グッ!
アクセル:貴様は俺が相手だ。ハアッ!
スイーツ:クッ!
W(翔太郎):とりあえず、ディケイドに任せるか?
W(フィリップ):そうだね。今はスイーツ・ドーパントを倒す。
W(翔太郎):やっぱり、スイーツ・ドーパントにはあれだよな。
W(フィリップ):ああ。
ヒート!
ヒート!メタル!
W:フッ!ハアッ!
スイーツ:くっ!
アクセル:炎に弱いのか。ならば!
アクセル!
Wとアクセル:ハアッ!
スイーツ:くそっ!何すんのよ!?
アクセル:使用者は女か。ハアッ!
スイーツ:くっ!
W(翔太郎):メモリブレイクだ!
メタル!マキシマムドライブ!
W:メタルブランディング!ハアッ!
スイーツ:ギャアーー!
女:ちくしょー!
女のメモリは砕けた。
ディケイド:スイーツは死んだか。ハアッ!
ヒトデンジャー:グワッ!ちっ。ディケイド!今日こそは貴様の息の根を止めてやる!グハッ!な、何をする!?
ディケイド:はぁー。うるせぇな。ハアッ!
ヒトデンジャー:グワッ!
ディケイド:お前に聞く。俺を殺した彼奴は何処だ?
ヒトデンジャー:し、知らねぇよ!そんな奴!
ディケイド:そうか。
アクセル:彼奴?
W(翔太郎):俺を殺したって、彼奴は生きてるだろ。
W(フィリップ):まさか?
?:ハアッ!
四人:!?グッ!グワァーーーーッ!
皆:!?
ディケイド:何だ?
W(翔太郎):今のは、雷か?
W(フィリップ):他に誰か居るのか?
ヒトデンジャー:誰だ!俺を攻撃したのは!?
?:お久しぶりですねぇ!仮面ライダー!
アクセル:!?貴様は!
W(翔太郎):何で彼奴が!
W(フィリップ):君は死んだはずだ!
"井坂深紅郎"!
井坂深紅郎と呼ばれたドーパントは、人間の姿に戻った。
井坂深紅郎:確かにあの時、私は死にました。
井坂:ですが、言ったはずです。先に地獄で待っていると。まあ、此処は地獄では有りませんが、私が居るという事は、此処が地獄になるということです。
アクセル:ふざけるな!貴様の思う通りにはさせん!
ウェザー!
井坂:ハハハハハッ!ハアッ!
メンバー:!?
ウェザー!
ウェザー:ハッ!
W:!?グッ!グワァーーーーッ!
ときめ:翔太郎!
梅澤:Wに、雷が!?
ディケイド:ウェザー、天気を操るのか。
アクセル:左!
ウェザー:貴方にはこれです。ハアッ!
アクセル:グッ!グハッ!
山下:アクセルには、霙?
ヒトデンジャー:おい!貴様!俺の邪魔をするな!
ウェザー:はぁー。五月蠅いですねぇ。ハアッ!
ヒトデンジャー:!?グッ!こ、これは、雷雨か!?グワッ!
ディケイド:!?ちっ。ハアッ!
ウェザー:!?グハッ!
W(翔太郎):!?止まったぞ。
W(フィリップ):ディケイドに助けられたね。
アクセル:ありがとう。お陰で助かった。
ウェザー:貴方がディケイドですか。気に入りませんね。死んで下さい。ハアッ!
弓木:あれは吹雪?
W(翔太郎):まずい!
ディケイド:貴様に用は無い!
ATTACKRIDE!CLOCK UP!
ディケイド:フッ!ハアッ!ダアッ!
ウェザー:何!?グッ!グハッ!くっ!
ディケイド:ハッ!
ヒトデンジャー:!?グワッ!な、何!?
ディケイド:もう一度聞く。俺を殺した彼奴は何処に居る?
ヒトデンジャー:そ、組織に居るに決まってるだろ?
ディケイド:そうか。なら!
ヒトデンジャー:グハッ!
Wとアクセル:!?
ヒトデンジャー:ウウッアァーーー!
ディケイドはライドブッカーでヒトデンジャーの体を刺し貫いた。
ヒトデンジャー:ウウッ!グアッ!
ディケイド:死ね・・・
ATTACKRIDE!SLASH!
ヒトデンジャー:グアーーーーッ!
ヒトデンジャーは、あっけなく倒された。
弓木:(先輩・・・)
ウェザー:私を無視するとは、舐めた真似をしてくれる。
アクセル:貴様の相手は俺だ!ハアッ!
ウェザー:!?グッ!
W(フィリップ):翔太郎。僕と変わってくれ。
W(翔太郎):え?あ、ああ。
Wは変身を解いた。そして・・・
久保:どうして変身を?
フィリップ:この為だ。
久保:え?あ、鳥さん。
フィリップは、エクストリームメモリに吸い込まれ、外に居る翔太郎の元に向かった。
フィリップ:来い!ファング!
皆:恐竜!?
亜樹子:あれはファングメモリ。フィリップ君を助ける恐竜型のメカよ。そして、あれを使うと、フィリップ君の体がWになるの。
遠藤:それって、
賀喜:いつもの逆?
亜樹子:そういうこと。
フィリップ:照井竜!あの時のあれで行くよ?
アクセル:ハアッ!ダアッ!あの時?そうか。了解だ。
フィリップ:行くよ、翔太郎。
ファング!
翔太郎:ああ!
ジョーカー!
翔太郎とフィリップ:変身!
ファング!ジョーカー!
フィリップ:ウォーーー!ハァッ!
ディケイド:あれが、フィリップの体で変身したW。ファングジョーカー。
W(フィリップ):井坂深紅郎。君が何度現れようと、僕達は負けない。
W(翔太郎):蘇る度に、俺達はお前を倒す。
アクセル:井坂!これで終わりだ!
ウェザー:ふん。だから何だというのです。どうせ、私は死なない。
W(フィリップ):残念だが、それは有り得ない。
W(翔太郎):ああ!有り得ねぇ!
アクセル:何度も言わせるな井坂!俺達は負けない!
W:さあ!お前の罪を数えろ!
ショルダーファング!
アクセル:さあ!振り切るぜ。
エンジン!スチーム!
Wとアクセル:ハッ!
ウェザー:くっ!
W(フィリップ):決めるよ!
W(翔太郎):行くぜ照井!
アクセル:ああ!
ファング!マキシマムドライブ!
アクセル!マキシマムドライブ!
Wとアクセル:ハァーーー
Wとアクセル:ライダーツインマキシマム!
Wとアクセル:ハァーーーッ!
ウェザー:!?グッ!グワァーーーーッ!
ウェザードーパントにライダーツインマキシマムが炸裂した。
ウェザー:グッ!フフフッ、ハハハハハッ!お忘れですか?私みたいなドーパントには、ライダーツインマキシマムは効かな・・・グッ!グハッ!グワァーーーーッ!
ウェザー・ドーパントは井坂の状態に戻った。そして、ウェザーメモリは砕けた。
井坂:ば、馬鹿な!何故?
アクセル:俺達が、あの時以上に強くなったという事だ。
W(翔太郎):今度こそ、本当の最後だ。
W(フィリップ):観念するんだ。井坂深紅郎。
井坂:くっ!私は、グアッ!
全員:!?
ディケイド:今のは・・・
?:情けないぞ、井坂深紅郎。
W(翔太郎):何者だ!?
?:私は貴様等にとって、一番迷惑な奴なのだ!
W(フィリップ):迷惑な奴?
アクセル:ふざけるな!名を名乗れ!
ディケイド:やっぱりお前等が、復活させたんだな。スーパーショッカー!そして、アポロガイスト!
アクセル:アポロガイスト?
W(翔太郎):一体何者なんだ?
ディケイド:アポロガイスト。スーパーショッカーの大幹部だ。
全員:大幹部!?
アポロガイスト:ハハハッ!その通りなのだ。どうだ。驚いたか?
ディケイド:ふん。わざわざ出てくるとは愚かだな!アポロガイスト、お前を倒す!
アポロガイスト:その前に、話をしようではないか。
ディケイド:話などする気は無い!
アポロガイスト:仇!
ディケイド:!?
全員:?
アポロガイスト:仇を探してるんだろう?
ディケイド:何?
次回
仮面ライダーディケイドwith乃木恋
アポロガイスト:仇の居場所。知りたいであろう?
ディケイド:答えろ!ディケイドを・・・父さんを殺した彼奴は何処にいるんだ!
翔太郎:よせ!
フィリップ:行っては駄目だ!
ディケイド:ついに見つけた。
梅澤:ディケイドの正体は・・・
ディケイド:ハァーーーッ!
弓木:ディケイド!!