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結果より過程が大事ってほんと?

みなさんもよく聞くと思う、
「結果よりも過程が大事」
これって本当なのでしょうか。

自己啓発系の本とか、子育て本とかでも
よく見かけていたし、
もちろんそうだよね!!!
って思ってたつもりだったんです。

でもこれも、囲碁をしてて分かったんです。

頭では当たり前にそう思ってたつもりだったけど、
自分の打つ手を対局が終わってから見ると、、、

結果よければ全てよし!
になっていました。笑

これって裏を返せば、
どんなに途中で頑張ったことがあっても、
「結果がついてこなかったら価値がないよ!」
って自分に言ってしまってるってことなんですよね。

そして自分だけならまだしも、
もちろん子供や夫にもこのメッセージは伝わるはずで。

うわべだけで良いこと言っても、
腹の中でこんな風に思ってたら
絶対嘘っぽく聞こえるだろうなって思いました。

だけど、囲碁を初めて1年が過ぎ、
だんだんとその自分を苦しめるワードが
自分の中から消えていっていたんです。

とにかく目の前のことに全力で行こう!
って思えるようになったし、
目標に向かって全力でいってみたら結果的に、
別の良い結果がついてきたり。

結果だけ見たらうまくいっていない時も、
ここは頑張ってるよなぁ
って自分を評価できるようになってたり。

少し話はズレるけど、
囲碁を始めるまではずっとスポーツをしてたころ、
チームミーティングで試合の振り返りをする時は
試合に勝とうが負けようが、
まず反省点、ダメだったところから探して話す。

ダメだったことに対して
何がチームや自分には足りなかったのか、
それに対して次は何を努力すべきなのか、
そんな風な思考癖だったんですよね。

これが当たり前のように染み付いていて、
何も疑問に思わなかったけど、
こういうところでも、
結果がついてこなければ自分には価値はない
って暗示みたいなものをかけていたなぁと。

そりゃぁ自分に自信なくなりますよね。笑

人生さんとの囲碁の反省の時に、
今日の対局はどうだった?と聞かれたら
開口一番にできなかったことばかり反省して、
そんな"ダメな自分"が嫌で泣いていました。

今思うと、笑っちゃいますけどね😆
その時はほんとに苦しかったなぁ。

いつもこんな自分を苦しめる思考のループをしてて、
そこに気づいてからも辞めるまでが時間がかかった。

いつどうしてこの思考が抜けたかは
よく分からないので不思議ですが、
囲碁を初めて8ヶ月ほど経ったころ、
それまで苦痛で仕方なかった人生さんとの囲碁が
少しずつ面白くなり始めたころからかなぁ。

たかが囲碁
と内心思って始めたはずなのに、

囲碁のおかげで
私の長年の負の思考癖から抜けられたなんて、
信じられませんね。

嘘みたいな本当の話でした☺️




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