身体障害者に"別れ"を告げるために書きました!! vol.9
こんにちは。”番長の見聞録!”です。
2011年に"脳出血"で倒れてから、本当に多くの人にお世話になっています。2024年の末に、こんなにも"文字が打てている"なんて、さらに言えば、”番長の見聞録!"を書いているなんて、"信じられない"です。(詳しくは、バックナンバーをご覧下さい。)自分が思った事、思い出した事を、少しずつ紹介して行きますね!
なぜ、今?
この号では、私自身が13年前に倒れてから、ここ1、2年の間に大きく変わったと思える事を中心に書きたいと思います。倒れて最初の頃から記憶が曖昧だし、もちろん、10のうち1の記憶があれば良しとするほど散々でした。少しずつ少しずつ回復していますが、健康な人々から見れば微々たるものです。ここ2、3年は回復の幅が大きくなり始めた気がしています。でも、あくまでも私自身の事なので、他の人々とは感じ方も違うと思うし、それを表現するのもなかなか…ね
感じ方…
私の感じ方は、少しずつの違いでもそれをプラスとして捉えて行く事です。マイナスは存在しません。このやり方は、病院で目が覚めたときから変わりません。変わりませんと言うよりは、記憶にある自分はただ与えられるまま、先生の言う事をこなしていました。でも、嫌な思い出は一つもありません。これが一番変わった所かも知れません。それから、何年経っても変わらないし、いまだに変わりません、そして将来も変わらないと思います。
ではざっと、良くなって来たと思っている事を書いてみます。
黙読がほとんど出来なかった("記銘力"が低下していた) → 文章の意味が掴めるようになって来た"、これは大きい!
頭を使うと、しばらく頭がボーとしていた("易疲労性"が強い) → "今はほとんどない"と思うかな…
"言葉詰まり"と言うらしいのだが、何を言おうとしたのか、詰まるとほとんど忘れてしまう → うん最近では、言おうとした事はおぼえているな…
"インターネットのページを書けるようになった"、ただしスピードは… (”番長の見聞録!"を書いているのも、"びっくりする様な遅さ"です…)
普通の会話なら"何とか聴ける"ようになったかな…、"2時間位まで"ならね…
話すのはまだダメみたい… 一つは、自分の考えを話す時に、頭の中では纏まっているのだが、"口からは出て来ない…" → "出てこない事が分かる"
もう一つは、クイズ等で答えは頭の中で合っているのだが、口に出すと間違える時で、しかも"その間違えた事に気づかない時" → "間違いに気付ける回数が増えて来た"
会話で、"指示語"(あれ、これ、それ、どれ)が減って来たと言われた…
"顔面神経麻痺の影響"で、右口角が下がり、右ほうれい線が薄かった → 左右の"口角"の差がほとんど分からなくなって来た(老化で両方とも下がったからなのか、少し太ったからなのか…)
口の動きも右が弱かったので、"食物が右に残りやすかった"のだが、最近はほんの一部しか残らない
電動歯ブラシで磨いているが、"少しずつ右の感覚と実感"が伴って来た
次に右半身は
ベッドに横になる時は"仰向け"だけで、他の格好では眠れない… → 寝返りは打てないけど、足を動かしたりは出来る
右の肩が、"前後左右に動かせる"ようになって来た
マッサージをされると"内臓のあたりにあるもの"は、左手側はくすぐっている様にしか感じないけれども、右手側は"何か自分のものとは違う、別のものがいる様で気持ち悪かった…" しかし、"あの日から変わった!" ("あの日から"は後日詳細)
トイレ(小の方)は、回数が明らかに減っているが、まだ多いかな… でもこれも、"あの日から変わった!"
右足の太ももから足先に掛けて、徐々に"意識"が回復しつつあるかなぁ
右足が外回しで歩いていたのが、"あまり外にはみ出なくなって来た"ようだ…
左右の太ももは、まだ"太さの違いはある"が、もうチョットだと、して置こう
真っ直ぐに歩くスピードは、段々"速くなって来た"、とは言ってもね…
階段を下るのは、"右足で踏ん張るのが怖くて足が出にくい"し、爪先がチョット内側を向いているので、転ばない事は分かっているのだが、"精神衛生状怖い"んだよね…
階段では左手で手すりを持つので、上りは何とかするにしても、下りの時は"反対側に手すりがあると歩き難い" → 二つ歩き方があります… 一つは後ろ向きに下りることで、もう一つは一段一段を下りる(階段のステップを右左右左と下りるのではなく、左左と下る)方法です
以上ですが、まだあるかも知れません。かなり"書きで"がありましたが、またおいおい足して行きます
こう言うこともあります…
10数年ぶりにインターネットで短編小説を読んで見たら、登場人物が一人のうちは良いのですが、二人、三人となると混乱して来ます… "高次脳機能障害"の影響です… まだまだ先は長いですが、頑張ります!
次号は
この号で、言い足りなかった事を中心にしたいと思います。乞うご期待!