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秋風が爽やかな昼下がり、和歌山城を、そぞろ歩いておりました。
紀州和歌山は温暖なところ、というイメージがあるのですが、つい8時間前まで、石垣島で、半袖、半パン、ギョサンで過ごしていた身には、和歌山の夜風は冷たく、夜間作業中は、カッパを着ても、時々首をすくめていました。
今回のホテルは、和歌山城の目の前。
これはぜひ行っておきたい、と、なんとか起き出します。
さて、どこから入ろうかと、外堀を半周くらいしたのち、大手門から入城して、
伏虎像を横目にみつつ、
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御橋廊下を渡り、
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西之丸庭園をぐるぐるウロウロし、
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茶室でお抹茶と和菓子を頂き、
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裏坂から天守閣へ、
そして、護国神社、動物園、
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追廻門も、岡口門も、と、
爽やかな秋の昼下がり、そぞろ歩いておりました。
帰りがけに見つけた、追廻門の近くにある小さな書店に入ってみました。
郷土のコーナー、充実していました。
和歌山ゆかりの方々、有吉佐和子さん、南方熊楠さん、佐藤春夫さん、松下幸之助さん、陸奥宗光さん、紀伊徳川家から8代将軍になった吉宗さん、熊野古道や怪談、など、色々と目移りする中、
今日、目にとまったのは、この一冊。
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舞台は幕末江戸の食生活が主なようですが、その日記を記した、酒井伴四郎さんは、紀州和歌山藩の下級武士、とのこと。
まだ少ししか読んでませんが、なんだか面白そう。
お城の外にはイチョウ並木、
銀杏がたくさん落ちていました。
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秋ですねぇ。