中小企業診断士に登録して始めた事
中小企業診断士の さた です。
実務補習・従事を完了して、8月に中小企業診断士として正式登録しました。
今日の記事では、登録後から今まで行っていること、考えていることなどを記載したいと思います。
プロフィール写真撮影、名刺更新
診断士として活動するためには、プロフィールや専門分野を記載したWebサイトを持ちたいと考えていました。自分がSNSに掲載している写真は懇親会の時にとった集合写真からの切り抜きで、仕事に使える写真ではなかったため、ビジネスプロフィール写真を撮影してくれるスタジオで撮影をしてもらいました。
診断士試験合格後、めったに着ていないスーツとネクタイを着用し、色々な表情で取ってもらいました。
ついでに写真上では顔のシミも除去してもらい、自分では素敵な写真が取れたと思っています。
家族に見せたら大爆笑されました(なんでだ)
また実務補習・従事の際に使っていた名刺は肩書が「中小企業診断士(登録予定)」でした。今回晴れて「経済産業大臣登録 中小企業診断士」と記載し、裏にはプロフィールらしきものをあれこれ記載しました。
少し専門家らしい名刺になったかもしれません
インターネット《事業引継ぎ支援》プロジェクト専門家登録
以前の記事で紹介した通り、高齢の中小企業経営者が多数を占める中、後継者不在から黒字状態で多くの企業が廃業しており、事業承継・M&Aが重要課題の一つであると考えます。この分野は中小企業診断士にとって企業への支援要請を得るチャンスでもありますが、経験が少ないうちに顧客の信頼を獲得するのは容易ではないと思われます。
そんな中、少しでも専門的な知識を得たうえで、支援のきっかけをつかめればと思い、大阪産業局「インターネット《事業引継ぎ支援》プロジェクト」に専門家として登録することにしました。
このプロジェクトでは、クライアントが事業譲渡を希望する場合、府内のM&Aマッチングプラットフォーム会社への登録を支援することで、地域の事業譲渡を安全・手軽に促進しようとするプロジェクトです。オンライン講座を受講し、試験に合格したことで登録ができました。
まだ事業譲渡を希望するクライアントが付かない段階で役立てれていないのですが、講座受講や試験を受ける中で事業承継の仕組みにつき改めて勉強になったことや、少なくとも関心のあるお会社にはM&Aプラットフォームの活用の仕方や、登録のお手伝いを提案できるのではと考えます。
大阪中小企業診断士会への登録
企業内診断士なので、現段階で報酬の高い仕事を望むわけではないですが、副業であっても診断士としての仕事が補助金申請支援以外ほとんど無く、さすがに焦りを感じました。
今年初めに独立された先輩に時間をもらい相談したところ、副業時代でも大阪中小企業診断士会(通称「士会」)に登録して活動されていたとのことでした。
この士会に入るには「大阪府中小企業診断士協会」(通称「協会」)に入会した上で「士会」にも会費を納めて入会する必要があります。
(「協会」の役割が診断士同士の交流促進であるのに対し「士会」は仕事の紹介が中心で基本は独立診断士で構成される会。ただし「士会」でも会員の3割程度は企業内診断士との情報もあります。)
若干費用負担の面で悩んだものの、とりあえず飛び込まなければチャンスもないと考え、思い切って9月に入会することにしました。
同会のウェブサイトでコンサルタントとして紹介してもらえるとの案内を頂き、上記で撮影したプロフィール写真を使って登録したところ、自分の紹介サイトとして使えそうな出来栄えになりました。
まずはお金でタイトルを購入したといったところでしょうか。
脱炭素に関する学習
ある診断士同士の交流会で、脱炭素に関する取り組みは政府・各企業の課題となり、ビジネス規模も大きくなるのではという話が紹介されており、関心を持っていました。
確かに脱炭素に関しては国際協定に準じた政府の目標が定められ、それに向けた官民の取組が進んでいるようです。
また自分自身の過去のキャリアを振り返った際に、環境関連の商材提案やプロジェクトへの参加の機会が多く、専門的な知識をつけることで強みにできるのではないかと考えました。
まだ勉強を始めたばかりなので、もう少し進めてからこちらでも学んだことを書こうと思います。
協会「ゆるつなカレッジ」での企画
協会には診断士試験合格後又は養成課程修了後2年以内のメンバーによる「ゆるつなカレッジ 」という、講義やワークを受講できる場があります。私は1年目の「受講生」という立場で参加ていました。
先日聞いた講演で、自己の経歴・スキルを棚卸をしキャリアプロフィールを作成、仲間同士で見せあうことで自分の強みを再発見し、また診断士同士の仕事上での連携も可能になるのではないかとのお話がありました。
たしかに自分の強みを一番わかっていないのは自分自身だとも聞いたことがあります。他の人のキャリアを聞いて、訴求力のある強みだと指摘しても当人は大したことではないと感じていたこともありました。
この話が印象に残ったのでカレッジへの感想をFBに投稿したところ、主催側の先輩から「思い切ってあなたが企画ては」と誘われ、当日参加していた数人の受講生で企画チームを結成しました。
タキプロ(受験生支援団体)の勉強会運営に加え、協会の新企画のとりまとめもあり、荷が重いですが、何とかなるさの精神で取り組みたいと思います。
枚方市診断士会への参加
大阪府枚方市や北摂地区に縁のある診断士で飲みに行きましょうという企画があり、参加しました。参加すると、実は協会で「枚方市診断士会」を結成・登録しようという話になり、参加していた協会理事のお一人の口添えもあり、翌日には登録まで進んでいました。
ちなみに他で参加された方は皆枚方市にお住まいか職場のある方。私自身の縁はというと「親戚が住んでいる」というだけ。それでも創立メンバーの一人(協会への登録書類に記載されていた)になるのだから無謀なものです。
自宅からも通える場所でもあり、地域のお会社への貢献活動ができる機会になればと思います。
さいごに
以上取りとめもなく、行き当たりばったりの活動になっていますが、会社の仕事以外の世界で日々充実感を感じることも多いため、今後も出会った機会は最大限活かしていきたいと思います。
もしご意見やアドバイス、または関心のある取組などありましたらコメントいただければ幸いです。