押川雲太朗

漫画家。ギャンブルや麻雀に関する漫画を多く手掛けています。「麻雀小僧」と「Let’s …

押川雲太朗

漫画家。ギャンブルや麻雀に関する漫画を多く手掛けています。「麻雀小僧」と「Let’s Go なまけもの」をKindleにてまだまだ連載中。

最近の記事

なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~ 9.28 明日への旅立ち

人生には何度も負けがある。 とーちゃんも今までに嫌というほど負けを経験してきた。 負けとの付き合い方はよくわかっている。 反省しなければならないが引きずってはならない。 負けは新たなる旅立ちなのだ。 9月23日の対巨人2連戦の2戦目、阪神は負けた。 2024.9.23 甲子園 巨人 000 000 100  1 阪神 000 000 000  0 先発の高橋悠人はよく投げたが、打線の援護が無かった。 9月になってから阪神打線は好調だったが、2試合くらい前から

    • なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~        9.22 おちょけエース

      才木浩人は今期のタイガース投手陣を牽引してきた。 その要因は、スライダーをうまく使えるようになったからだと、 とーちゃんは思っている。 才木が一級品のストレートを持っているのは間違いない。 しかし去年までは、ほとんどがそのストレートとフォークの2球種で、打者を打ち取るのに球数を要することが多かった。 そこに精度が高いスライダーが入り長い回を安定して抑えられるようになった。 春先の才木は打てない打線を何度も救った。 一週間で合計5点しか得点をしていないというような時

      • なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~       9.21 負けたら終り

        横浜2連戦の2戦目。 初戦は西勇輝が序盤に打たれて敗戦。 「今日負けたら終わる。」 とーちゃんはそう思っていた。 9月11日甲子園で横浜に負けた時もそう思っていた。 もう残り試合が少ない。 連敗を取り返すだけの試合数が残っていないのだ。 さすがのとーちゃんも全て勝つとは思っていない。 だが、連敗すればタイガースのアレは無くなると思っている。 前回の敗戦の翌日も負けた横浜との対戦だったが、豪雨のため中止になった。 カードが変わって広島戦から5連勝が始まり、危

        • なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~       9.18 奇跡はあるのか

          2024 9.18 バンテリンドーム 阪神 010200104 8 中日 000200001 3 将来のことを予想することは、今どういう状態にあるのかを把握するのが大切である。 今が良くても悪くても、未来の自分はわからない。 そういう時は今の自分がどっちの方向に向いているのかを見れば良い。 とーちゃんは昔よく麻雀をやった。 その時大事にしていたのが、今の自分の状態だ。 点数が無くても、ゲームに集中していて自分がやるべきことをやれていれば勝てる。 反対に余計なこ

        なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~ 9.28 明日への旅立ち

        • なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~        9.22 おちょけエース

        • なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~       9.21 負けたら終り

        • なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~       9.18 奇跡はあるのか

          なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~       9.16 緩急自在

          とーちゃんは、大竹耕太郎がタイガースに入ってくれて本当に良かったと思っている。 敵チームにこいつがいたら、こんなに腹の立つ選手はいない。 「おちょくってんのか!?」と言いたくなるような技を使って打者を打ち取っていく。 特に70キロのスローボールでストライクを取られた打者の気持ちは如何ばかりか。 とーちゃんが敵チームのファンならテーブルをひっくり返すほどの怒りを覚えるだろう。 しかも要所を抑えたときの、あのガッツポーズ。 敵をさらにイライラさせるだろう。 とーちゃ

          なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~       9.16 緩急自在

          なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~       9.15 勝ち続けるために

          2024.9.15 甲子園 ヤクルト 100 000 000  1 阪神   020 000 00x  2 2回裏、佐藤と前川のホームランで、なんとか阪神が勝利して3連勝。 しかし打線は繋がらず負けていてもおかしくないゲームだった。 とーちゃんは思う。 「このままではダメだ。連勝しなければアレは無い。このままではいつか負ける。」 シーズン終盤の戦いは疲れや怪我との戦いだ。 あまり試合に出ていない先発投手が好投するのも、この時期はよくある。 ヤクルトの先発高梨も

          なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~       9.15 勝ち続けるために

          なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~      9.14 不思議な勝ち

          勝負事には、不利なことが次々に起こってどうにもならないことがある。 そういう時はうまくやっているつもりでも、必ず難しい局面になって、そこで間違うと負けになってしまう。 いつも通りやれれば良いのだが、今までの悪い経過があるため、どうしても普通にやることが難しい。 必要以上に攻めすぎたり、弱気になって守りすぎたり、それが失点に繋がってしまう。 そういう状態の時には戦いの場に出なければよいのだが、それが出来ないのがプロというものである。 とーちゃんは阪神ファンである。

          なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~      9.14 不思議な勝ち

          なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~2024.9.13          

          阪神タイガースは残り14試合。 前カードの横浜戦では、初戦快勝、2戦目僅差負け、3戦目は雨で流れた。 その間に巨人が広島に3連勝。 首位巨人との差は4.0ゲームになった。 今日から阪神対広島、巨人対ヤクルトである。 とーちゃんは、東京の上野に住む阪神ファンである。 だから、周りには阪神ファン以外の人が多い。 巨人ファンのKノ下は広島戦3連勝で余裕がある。 「まぁ阪神さんも頑張ってね」だと。 所用があってヤクルトファンのO島に電話をすると、こちらはすっかり荒んでいる。 「もう

          なにがなんでも阪神ファン                  ~とーちゃんの虎日記~2024.9.13          

          なにがなんでも阪神ファン   ~とーちゃんの虎日記~

          2024・9・10 青柳さん…出番です とーちゃんは阪神ファンである。 しかし阪神グッズは身に着けないし、ことさら阪神ファンであることを口外しない。 だからとーちゃんが阪神ファンであることは知られていないかというと…そうでもない。 とーちゃんは漫画家で、「なにがなんでも阪神ファン」という作品を描いてデビューした。 他に「ああ猛虎軍」という作品も描いていた。 だから身近な人というよりも、顔も知らない人に「熱狂的な虎キチ」と思われているようである…まぁその通りなのだが…。

          なにがなんでも阪神ファン   ~とーちゃんの虎日記~

          三元牌

          「錆びた刀」という作品を 過去二度描いている。 一度目は、ぶんか社で麻雀漫画の増刊号が出たときに、 二度目は、廃刊直前の近代麻雀オリジナルに描いた。 二度とも最後まで描き切らず、 終わりになっているので よっぽど、ゲンの悪いタイトルなのかもしれない。 どちらもKindleで読めるようになっている。 1回目の「錆びた刀(樫原編)」 2回目の「錆びた刀(上泉編)」 ただし、一度目の「錆びた刀」は 「根こそぎフランケン」3巻の巻末に収録されている。 実はこの一度目の「

          サドムなのかサダムなのか…どっちでもいいんだけどね

          最近、私のツイッターにこんなご指摘をいただいた。 「『不死身のフジナミ特別編』でサダム・フセインがサドム・フセインとなっているところが二か所あります。」 私はキンドルに「不死身のフジナミ」という漫画作品を出している。 本編は全6巻なのだが、完結した後に二つほど、短い話を描いた。 これを「不死身のフジナミ」特別編として、131ページをキンドルにあげている。 こちらからどうぞ。 前半は「対決!八兵衛連合」後半は「砂漠でフジナミ作戦」という話なのだが、後半部分で誤植があ

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          雀卓に歴史あり①

          先駆者マグジャン  私が初めて入った雀荘は、駅近くの繁華街にある小さなビルの地下にあった。 雀卓は5卓ぐらいで、換気が悪く、タバコのにおいがする、狭くて暗い雀荘だった。 友人たちと「麻雀をしよう。」ということになり、とりあえず入った雀荘がそこだった。 昼の三時ごろなので、客はいないか、いても地元の遊び人のような人たちが一卓という程度、暇な店だった。 初めて入るにしてはずいぶん殺伐とした店だったが、私たちは特に気にせず、卓に座って麻雀を始めた。 当然牌を手で積むのだが

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          雀卓に歴史あり①

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          博打を助長するので竹井はリジェクト!

          リジェクト…却下、不合格、拒否という意味。 私の家には、プラスチックケースいっぱいの取り扱い説明書がある。 テレビや照明から始まって水道や換気に至るまで、どこの家でもそうだと思う。 何か不具合が起こった時に慌てて見るが、それ以外は目もくれない。 家電製品を買った時に、取り扱い説明書をすべて読んでから使う人などいないだろう。 そんなことをしていたら、何日たっても道具を使えない。 「とにかくやってみる。」 人間にはこの能力があるからこそ、多くの道具を使いこなし、進歩す

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          博打を助長するので竹井はリジェクト!

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          原稿の帰還

          ~「錆びた刀」は行方不明~ 自分の物がどこにあるか全て把握している人はいないのではないか。 わかっているつもりでも、いざ使おうとするとないなんてことはよくあることだ。 整理整頓が出来ている人でも、何かの時に保管場所を移したことを失念していたり、誰かが違う場所に動かしたりしていると、もうどこに行ったか分からなくなるものだ。 それを人は「失くした」と言う。 こうならないためには、なるべく物を捨てて持ち物を少なくしておくのが良いのだけれど、大人になると社会の事情もあってそ

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          原稿の帰還

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