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【体験談】SES入社から鬱と診断され退職するまで②

こんにちは、hanaです。
前回の記事を書いていて、胸がえぐられるような気持ちになりましたが、
続けたいと思います。

【この記事は胸糞でただただ暗いです。苦手な方はご注意ください。】

開発系のプロジェクトが合わずにメンタルがやられてしまった私は、1週間ほど休養した後に、社内の他の仕事をすることになりました。
小さい企業なので仕事内容は多岐に渡りますが、いわゆる総務のお仕事でした。仕事内容は意外と普通ですが、上司がパワハラ気質で悪魔のような人でした。(普通に辞めた社員から労基に通報されたりもしていました。)

詳細を話すと特定されてしまいそうなので
端折って何があったかを書くと・・・

・何かミスをしたら皆の前で公開謝罪・反省スピーチをさせられる+反省文提出
・仕事を教えてくれる人がいないのに、何かを間違えるとひどく叱責される
・意見を求められたのに話すと全否定される。結局その上司の意見以外は通らない。
・会社を辞めた人の悪口をいつまでも言っている。
・こんな会社なので人がすぐ飛ぶ&逃げる。(結果、常に人不足で業務は回っていない)
・入ったばかりの子が二ヶ月で診断書出して来なくなる。


こんな感じの職場環境でした。
この悪魔のような上司は、何人もの従業員がメンタルを病んで急に仕事に来なくなっても、自分のパワハラが原因だということに一切気づかず、何枚診断書が提出されても平気で自分の言動を変えない人でした。

前の現場の開発のプレッシャーから解放されたはいいものの、
この環境で働き始めてから2ヶ月ほど、私はこの上司と話すたびに動悸がとまらないようになっていました。何を言っても否定される。間違えると叱責される。皆の前で嫌味を言われる。パワハラに声をあげても何一つ変わらない。結局私は何も出来ない。
それでも私は常にその人と話さなくてはならない立場の仕事だったので、
動悸と震えを抑えるために精神安定剤を飲みつつなんとか業務を続けていました。

もうこの時には精神は限界で、常に泣いていた記憶しか思い出せません。
仕事がここまで酷いとプライベートもうまくいかず、当時付き合っていた人とは私の鬱が原因で別れることになりました。(私のネガティブ発言に痺れを切らしたようで、振られてしまいました。鬱状態の人に恋愛は困難です。)

仕事はなんとかPCを開くだけで限界で、何も考えられない状態でした。
完全な無気力・放心状態でした。
その後、休職をしつつなんとか仕事を続けましたが、最後は朝起き上がることができず仕事も手もつけられなくなり、診断書を提出して即日仕事をやめることになりました。

退職してからは、休んでみたり前から興味のあったWeb関連の勉強をしたりしてみましたが、何をやっても
「私には何もできない」
という誰かの言った軽い言葉(体験談①)が、ずっと呪いのように頭から離れません。何をやっても不安で不安で、誰からも怒られていないのに、自分を自分で叱責する声が頭から離れないのです。

このようにして私の療養生活は始まりました。
何度消えたいと思ったか分かりませんし、今はこの出来事をポジティブな見方で振り返ることはまだ出来ません。
今はなんとか生きることに精一杯です。
一つ言えることは、もう少し早めに会社を辞めてもよかった!ということです。心は一度本格的に病むと極めて厄介で、ちょっとの努力で治るものではありません。ここまで深刻になる前に仕事なんてどうでもいいから辞めたらよかった。

この体験談が今現在パワハラやモラハラ、職場環境の悪さで苦しんでいらっしゃる方に届けば幸いです。この記事はただただ暗い私の体験談ですが、支えになるような記事や、退職に至るまでの葛藤などもこれからシェアしていけたらと思います。

#精神疾患


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