レシピ通りに作れない、おいしい料理が出来上がらないのはナゼ?それは〇〇のせいかも!?
料理番組やレシピ本を見て、おいしそう!これ作ってみよう!と思ったこと、ありますよね?だけど、レシピ通りに作ったのに、なぜかおいしく出来なかった・・・という経験はないでしょうか?
がらやんの体験では、「無限〇〇」と謳っている料理が、たいていおいしく作れません。あんなにおいしそうに見えてたのになんで?といつも不思議に思います。
レシピ通りに作れないのは、調味料の量加減がわかりにくい、材料の良しあしなど、よく言われている理由もあるでしょう。
そんな中、あ!そうや!と、独自の結論にたどりつきました。あくまでがらやんの結論、です。が、読んで損はさせません。本日も是非お気軽にお立ち読みくださいませ。
▼レシピ通りに作れないのは、〇〇のせい?
〇〇=素材/調味料の良しあし
プロが作るのは高い材料がほとんど。それに比べて私が買ってきたのは安い材料なんだから、レシピ通りに作れないのは仕方ないわよね、と思ったそこのあなた。ある意味、正解です。テレビなどで使われているお肉や野菜のおいしそうなこと!そしてちょっと高級だとわかる調味料たち。画面を通してみても、全体的にいいものを使っているのは一目瞭然です。この差はお金以外では埋められませんね。仕方がないことです。ここはあきらめましょう。
しかし、それ以外にも、レシピ通りに作れない理由がたくさんあります。
〇〇=あいまいな量表示
調味料をひとつまみ、とか、少々とか。あなたと私のひとつまみは違うじゃないの!と言いたくなること、よくあります。概ねこれぐらい、というのは決まっているらしいのですが、それならその量をちゃんと書いてほしいものです。
今回、レシピサイトをあちこち調べてみたところ、サイトによって異なっていました。わずか0.2~3gぐらいの違いではありますが、あとあと味の決め手になる場合もあります。やっぱり明確な量を記載しておいてほしいというのが、レシピ通りに作れない人の切実な願いかもしれません。
〇〇=火加減
これもコンロによって火力も違うし、強めの中火、とか、弱めの中火とか表現が多彩で、強めの中火って、もう強火じゃないのー!?と言いたくなります。同じレシピを何度も挑戦していたら、自分の好みの味にするのには、ここは強火で調理、など、経験としてわかってくると思うのですが、最初はなかなか加減がつかめませんよね。
また、料理の経験が浅く、手順を段取りよく踏めない場合も、火加減がうまく調整できません。火力がちょうどよくても、つい長い時間煮込んでしまって具材が柔らかくなりすぎた、味も濃くなってしまった、なんてこともあります。やればやるほど、不味いものになってしまって、もう、すべてがシオシオのパー。おいしくないどころか、食べるのが苦痛な料理の出来上がりです。
▼意外に大事な調味料
調味料の量を正確に測っても、その調味料の個性が出来上がりに大きく影響して、変な味になった、ということ、ありませんか?
例えば砂糖。レシピ本などでは上白糖が一般的に使われていますが、黒糖のように風味やクセが強いものを使っている家庭もあります。醤油も地方によって味がかなり違うし、味噌も個性豊か。
普通は、わざわざ別の調味料を買うことはあまりしないので、各家庭によって味付けは大きく変わってくることが予想されます。出来上がりが好みの味になならず、あれこれ足した挙句、あぁだめだ、失敗した、と落ち込んだりしませんか?それはきっと調味料の個性で、あなたの力量ではありません。どうかご安心ください。
▼どんな味になるか、〇〇できていますか?
がらやんは、在宅介護が始まったのをきっかけに、これまで作ったことのない料理にチャレンジしてきました。しかし、うまくいかないことの多いこと多いこと。なんでなのかな?レシピ通りなのにな、と考えることが増えて、はっ!とこの答えにたどり着きました。それは、
「最終の味を予想できていない」ことじゃないか、と。
以前、プロの料理人の方が「料理は出来上がりの味を明確に予想できているかどうかです。」とおっしゃっていたのを思い出して、これだ!と気づきました。
あ、だから、がらやんの結論は、正確にはプロの方の考えがもとになっているのですけれど。レシピ通りに作れないというより「味の予想ができていない」から、おいしくないものが出来上がるのです。そして、すでに手遅れなのに、あれこれと味をさらに調整して、結局もっとおいしくない料理ができあがるという悪夢のような展開になるのです。
味の予想が明確にできていれば、調味料の量調整もできるでしょうし、安い材料なりにおいしい料理ができるはずなのです。レシピ通り作れないとお悩みの方は、一度、最終のおいしい味を予想し、これだ!とおもう味に向かって料理してみてください。きっとうまくいくはずです。
ちなみに、レシピ通りに作れない理由が分かったがらやんは、最近そうめんばっかり食べていて、ちっとも料理に挑戦していません。録画している料理番組もほとんど見ずに、録画可能時間が短くなれば、料理番組から先に削除している毎日です。
がらやんはもう、味が予想できない料理にはチャレンジしないのです。有言実行中です。
▼おわりに
いかがでしたでしょうか?
正確にレシピ通りに作ったとしても、味が必ず同じになることはありません。そして、「おいしい味」をしっかり予想できなければ、自分にとってのおいしいものは、できあがらないのです。
いつもレシピ通りに作れない、とお悩みの方、自分がおいしいと思う味を、しっかりと予想してから料理してみてくださいね。
そんなこと言われても、何だか予想つかないな、と思われた方。この夏はがらやんと一緒に、市販のめんつゆとそうめんで乗り切っていきましょう。だって、市販のめんつゆを使えば、最も簡単に、まちがいなくおいしい味の予想ができるのですから。