人に期待しない

人に期待しない。言葉だけ聞くと、冷たい無関心な印象になりがちだと思うが、この言葉は私にとっての処方箋、魔法の言葉になりそうな言葉である。
人に期待しないことによって、何か出来ていれば、やってくれれば「ありがとう」となる。「すごいね」となる。ポジティブな感情で対峙することが出来る。
これまでの、いや特に最近の私は「お互いさま」「助け合い」「支え合い」の互助精神に固執してしまっていた。
この考え方が間違っているとも思わないのだが、この考え方に私は縛られてしまっていた。
話を聞かない人の話は聞かない。頑張らない人は助けない。「〜あるべき。〜するべき。」ルールにがんじがらめになっていた。
自身も律しなければならないため、時には息苦しさすら感じていた。
特に、人の話を聞かない。聞けない次男とのやり取りへの悪影響が生活へ支障をきたす迄になっていた。
そこへ来て「人に期待しない」考え方。「人に期待しない人との向き合い方」という新たなルールに縛り付けるだけ。なのかもしれないが、イライラせずに人と向き合うために、家族と向き合う為におあつらえ向きの新ルール。
喜んで縛られてみようか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?