腹が出ると感染症をこじらせやすくなる。
腹部脂肪量は適応免疫活性化と関連している: CODAM 研究
Abdominal Fat Mass Is Associated With Adaptive Immune Activation: The CODAM Study
自分自身の経験則では腹が出てくると調子が悪くなる。
具体的にはベスト体重は62kgだが、63.5kgを堺にして途端に調子が悪くなり、63kgを切ると、明らかに調子が良くなる感じがある。
調子がいい悪い、というのは咳が出たり、風邪を引いてだるくなったりという程度なのだが、腹回りが出てパンツがきつい時には決まって風邪もこじらせやすい。
そんなこともあり今回は腹回りと免疫の関係について調べた研究を読んでみた。
一般に免疫機能は、外敵が入ってきたらとりあえず排除する自然免疫系と、外敵の種類に応じて効果的に排除する適応免疫系の2つがあるのだが、
腹回りが大きくなると、この両方の免疫系が過剰に働いてしまうことがこの論文で示されている。
免疫系が過剰に働くものとしては、アトピーやリウマチなどの自己免疫疾患や、最近ではうつ病や不安障害にも過剰免疫反応が関係しているのでは、ということが分かっていて、
フィジカルだけでなくメンタルの調子を整える上でも、腹回りは小さくしておいたほうがいいのかなと思った。
Q: 自己免疫疾患の治療で断食療法みたいなものを読んだことがあるが、あれは実際どんなもんなんだろう?どんな仕組みでどうなって、効くんだろうか(効くのであれば)?
明日目を通す論文
健康、老化、病気に対する断続的な断食の影響
Effects of Intermittent Fasting on Health, Aging, and Disease