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成功する生き方の決定要因とは?

Kファクター、共生、性格

The K-factor, Covitality, and personality

生活史戦略という言葉は始めて聞いたような気がしたが、よくよく読んでみるとどうも見知った概念でもある。

これは自分の遺伝子を残すにはどういった戦略が最適かという話で、

先の見通しが立たず、来年自分が死んでいるのか生きているのかわからないようなシビアな状況では今日明日にでもどんどん子供を作りまくったほうが確率的に遺伝子を残しやすくなる。

つまり生殖努力>養育努力が遺伝子を残すには最適な戦略となる。

先の見通しが立っているような状態では、自分の子供を手間暇かけて一人前にして競争力をもたせたほうが自分の遺伝子が残しやすくなる。

つまり養育努力>生殖努力が最適な戦略になる。

前者はr戦略、後者はK戦略と呼ばれていて、動物だけでなく植物であっても置かれた環境がシビアになると、太く早く散っていくような生き方になるらしい。貧乏人の子沢山がこれにあたる。

後者はちなみにK戦略と呼ばれていて高学歴・高所得でこうなる傾向が強くなるらしい。

今回取り上げるこの研究ではアメリカ人のデータをつかって、どういった要因がK戦略につながっているかを調べている。

結果を貼り付けると以下の通りで案外家族の人間関係が大事らしいし、性格もなんだかものをいいそうな感じがある。

Q: 生活史戦略についてもうちょっとしりたい。

明日目を通す論文:

近親者間暴力、対人攻撃性、および生活史戦略

Intimate partner violence, interpersonal aggression, and life history strategy.

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