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不登校息子が登校した
昨晩、
明日学校行く。6時半に起こして
と、息子が言いにきた。
6時半に起こすと、
んー、と眠そう。
そのまま放置していたら、7時過ぎに起きてきた。
え?本当に行くつもりなの?!
と、心の中で思いつつ。
視線をそらしながら、見守った。
着々と着替えて髭を剃り、髪を整えていた。
8時に近づいてきて、
やっぱり今日無理かもしれない
と言いにくる。
そっかー、薬飲む?
と勧めて、安定剤を服薬した。
学校行くって言ってるから、車で送って!!と夫に急遽頼む。
夫も弟も隣の祖母も、
え?本当に行くの?!と言いながら、、
息子の久々の登校に、私たちの方があたふたしてしまった。
私は通勤中、
息子が気になって何度も位置情報を確認していた。
まさか本当に行くとは思わなかった。
何もない普通の授業の登校は7ヶ月ぶりのことだ。
つい最近、もう学校には行かなくてもいいと本気で思っていたのに、
行けたんだと思うと安堵した。
放課後、久しぶりに会った友達と4時間カラオケをして、20時に帰宅。
良い顔で帰って来たから安心したけれど、家に帰って気が抜けたのか、息子は床に倒れ込んでいた。
今日はよく頑張ったねと伝えると、
2年生もやっぱり登校する、毎日行く!個別の塾も行く!と張り切っている。
ちょっと一気に動きすぎて、またすぐエネルギー切れにならないか心配だと思いつつ。
今年に入ってから、少しずつ特定の場所だけ出かけられるようになり、
少しずつ、できることが増えてきた息子。
年末までの引きこもりの状況とは大きく変わってきている。
もう息子は〝引きこもり〟とは言わなくていいのかもしれない。
それでも、また引きこもる時期が来ることもあるかもしれない。
覚悟も持っておこうと思う。
引きこもってパワーチャージして動き出すことを繰り返して来た。
息子はそんな感じで少しずつ未来に向かっているのかも。