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A7メモパッド マルマンのニーモシネ
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写真はマルマン・ニーモシネA7メモパッドとクォバディスのロディアケース。ミシン目入りメモパッドの方眼は、ほどよく淡い線の色で筆記の邪魔にならない。本来この合皮製ケースに入れられるはずだった純正ロディアのメモパッドは、紺色の方眼の色味が濃すぎるため、一度使ったきり、まったく出番がないままになってしまった。ニーモシネは万年筆との相性もよい。にじみや裏抜けがない。無地の裏側まで大事に使って、まだ必要なメモは二つに折ってケース裏のポケットにしまっておく。
各文具メーカーから出ているA7メモパッドの中で、マルマンのニーモシネは最も高品質に思う。黒地にシンプルな金文字のデザインもかっこよく、さし色として映える鮮やかな黄色のコンセプトアート紙も1ページ目についている(写真ではコンセプトアート紙を切り離して使っている)。
ニーモシネはここで紹介するメモパッド以外にも様々なサイズ展開がある。黒い表紙に金色の文字が光る基本的なデザインは統一されていて、きれいに切り取ることができるミシン目入りの高品質な紙を使用するシリーズは大人っぽく、ビジネスシーンで映えるに違いない。
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実は、ニーモシネに匹敵する高品質なメモパッドがほかにもある。それは同じマルマンからダイソー店舗での取り扱いがある、青い表紙のA7メモパッド、「m.memo(エムメモ)」である。価格はニーモシネの半分。ミシン目入りで、淡い色合いの罫線もそっくり。書き心地もニーモシネと変わらない。表紙の色と事務用品的なデザインであることをのぞいて中身は同じものといっていいだろう。注目すべきは枚数で、ニーモシネが65枚であるのに、エムメモは100枚。手に取った瞬間、厚みの違いに気が付くはず。なんともお得なエムメモなのであった。
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A7サイズの小さなメモパッドを、私はとくに必要がないのに、見つけるとつい「どうせいずれ使うものだから」と衝動的にまとめ買いしてしまう癖がある。いま手元には今日の2冊を含め未使用品が計6冊、使用中の1冊を加えると計7冊のA7メモパッドがあることになる。
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なんとも説明のしようがないが、このサイズのメモパッドは他社からも同じサイズが複数発売されていて、もちろん互換性があり、それぞれ紙質に個性があるので無性に試してみたくなるのだ。
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先のロディアケースに入れて使っているが、ケース裏ポケットは簡易な名刺入れにもなっている。5枚程度しか入らないが、急なビジネスあいさつの場で役に立つ。
A7メモパッドの良さは機動性にある。胸ポケットに入る小さなサイズ、切り取ったメモ用紙の保管、名刺入れとしても、全てはフットワーク軽く動くための性能。不要になったメモ用紙、どうしても捨てられないメモはスマホで撮るか、スマホのメモ帳へ転記する。メモパッドを開いた時の1ページ目は、とっさのメモのために常に白紙でなければならない。