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【解決法も!】障害者雇用で働く人が気軽に有給を使えない理由

法律&社会の雰囲気により、以前と比べて有給を使いやすくなってきています。

障害者雇用で働く人もその波に乗りたいところですが、残念ながらそうはいかないのが現状です。

その為、少し調子が悪いくらいだと中々休む事ができません。

そこで、今回は障害者雇用で働く人が気軽に有給を使えない理由と、気軽に有給を取れる方法をサクッとご紹介していきます。


障害者雇用で働く人が気軽に有給を使えない理由:①通院

障害者雇用で働く人達の中には、通院している病院が平日しかやっていない為、有給を取って通院する方もいます。

仮に月に1度、半休(0.5回)を使って1年間(12ヵ月)通院するとしましょう。
12ヵ月×0.5回=6回の有給を使う事になります。

一般的な会社は、入社半年後に10日間の有給が与えられます。

上記の場合だと、半分以上の有給が通院で消えてしまいます。

「それでも半分近く残っているから、残りは自由に使える!」と思うかもしれませんが、そうはいきません。(下記の理由があるので)

障害者雇用で働くが気軽に有給を使えない理由:②いつ体調不良になるか不安

いつ体調不良になるのか、いつ精神的に不安定になって会社に行けなくなるか不安な為、障害者雇用で働く人は、気軽に有給を使う事ができません。

体調も精神も段階的に不安定になってくれれば、まだ予測できる分マシなのですが、急に悪くなる事があります。(何なら急の方が多いかも)

その為、障害者雇用で働く人は、急に悪くなった時に備えて、有給は残しておきたいのです。

気軽に有給を取るには?

「障害者雇用で働く人が、有給を気軽に取れる方法はないの?」と、ここまで読んだあなたは思うかもしれません。

そこで、障害者雇用で働く人でも有給を心置きなく使える方法を考えてみました。


  • 有給日数が多い会社を選ぶ:1年目から有給休暇12~16日間与えてくれる会社もあります

  • 有給とは別に通院で使える休みがある会社を選ぶ:通院用の休暇を与えてくれる会社もあります

  • 時間休暇がある会社を選ぶ:1時間単位で有給休暇を与えてくれる会社もあります

  • 通院日を土日が可能な病院に変更する:予約していても土日は非常に待つので、おすすめはしません


私は、有給日数が多い&時間休暇がある会社を選びました。

また、通院の時は時間休暇を使って、有給消化するペースを遅くする事により、他の事で心置きなく有給を使えるように工夫しています。

最後に

有給は、取得した日から2年で消えます。

言い換えるなら、1年は持ち越せるので、2年目からは気軽に有給を使いやすくなります。

その持ち越した有給を旅行などの長い休みに使うか、単発のリフレッシュで使うのかは個人の自由ですが、何より「有給をコントロールできている」と実感する事が心の安定に繋がりますよ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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