仲裁者になった時の対処法
あなたは、誰かと誰かの間(仲裁者)に入らないといけなくなった事は、ありますか?
仲裁者になった時、きっと困って疲れ果てた事だと思います。
そこで、今後仲裁者になったとしてもダメージを軽減できるように対処法を述べていきます。
大前提:プライベートでの仲裁は断固拒否
そもそも、基本的に仲裁者は、どちらの立場にも良く思われません。
詳しくは、以下の記事に書いています。
上記の前提に立つなら、プライベートでの仲裁は避けるのが賢明でしょう。
仕事でもないのに、わざわざ自ら負け戦に首を突っ込む必要はありません。
プライベートで「間に入ってほしい」の様な事を言われたら、問答無用で断りましょう。
仲裁者になってしまったら:①プライベート編
黙って退く→仲裁を断る
知らず知らずのうちに仲裁者になってしまう事があるかもしれません。
その場合は、自分が仲裁者になっていると自覚した時点で、黙って退きましょう。
もし、それでも仲裁をしつこく迫ってくるなら、「自分は仲裁はしたくない」と嫌われる覚悟ではっきり告げましょう。
(嫌な仲裁より嫌われる方がマシです。)
それでもダメなら、その人とは縁を切った方がいいでしょうね。
そういう人は、今後もちょっと困った事があると、あなたに仲裁をお願いしてくるので。
どちらかの味方になる
今まで述べてきた通り、プライベートでの仲裁は、拒否するのが一番良いです。
ただ、明らかに片方の意見が合理的だと感じる事もあると思います。
その場合は、自分が正しいと思う側(仮にAとする)に付いてしまうのも1つの手です。
ただ、あまりおすすめはしません。
何故なら、元々仲裁者である立場のあなたがAに対して、
「Aさんの言っている事は、間違っていないからAさんの味方になるよ」
と言ったところで、Aはすぐに仲裁者を信用する訳ではないからです。
Aは、「仲裁者さんは私の味方になると言ってくれているけど、本当かな?急に言い出したのは変だし、ひょっとしたらBにもそう言っているかもしれない」
と仲裁者を疑う可能性が高いです。
このように、Aの信頼を得るには時間がかかりますし、Aの信頼を得られない事も大いにありえるので、どちらかの味方になるのはオススメしません。
「そういう選択肢もあるのか」ぐらいに思っておいてください。
仲裁者になってしまったら:②仕事編
厄介なのが、仕事で仲裁者になってしまった時です。
仕事である以上、プライベートの様に仲裁を拒否するのも難しいでしょう。
そこで、私がおすすめするのは、上司にぶん投げるという方法です。
「AさんとBさんの間で、意見の食い違いが起きています。このまま放置し続けると仕事にも影響が出ると思い、上司さんに相談した次第です。
私だけでは手に負えないので、上司さんのお力を貸していただけないでしょうか?」
この様に伝えれば、上司は動かざるをえません。
仮に、上司から「引き続きおまえの方でサポートしてやってくれ」と言われても、少し時間を置いてから「やはり私では対処しきれません」と言えば、上司は少しずつ重い腰を上げてくれます。
また、上司から「私とおまえでAとBの件は、解決していこう」と言われたとしたら、それはそれで良いです。
何故なら、負担が仲裁者のあなただけでなく、上司にも分担されたからです。
仕事で仲裁者になってしまったら、上司にその問題をぶん投げてしまいましょう。
まとめ
仲裁者になった時の対処法をプライベートと仕事の時で分けて、説明してきました。
・プライベートでの仲裁は断固拒否
・仲裁者になってしまったら:①プライベート
「黙って退く→仲裁を断る」
「どちらかの味方になる」
・仲裁者になってしまったら:②仕事
「上司にぶん投げる」
まずは仲裁者にならないようにする事が、大前提です。
気を付けていても仲裁者になってしまったら、今回ご説明した事を試してみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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